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カテゴリ:お出かけ@kimno関係
仕事を休みオババのお稽古に付いて行きました
オババのお稽古中は大先生のコレクション目録(写真集)から江戸縮緬を拝見 特製の布のデコパージュを施したアルバムは4冊 これだけで150点以上の数 しかしこれはまだまだ一部で整理しきれていない状態ですって(驚) もっともオババが「子供の祝い着だけで2~300点あるらしいわよ」って言っていたっけ。 江戸縮緬の分類には子供の着物は全く含まれていません しかもこの写真 素人の撮影ではなく大先生のお友達のプロのカメラマンの手による物なのです。 コレクション目録は「江戸縮緬」「子供の着物」「櫛・簪」等々、様々な分類がありそれぞれが複数冊あるのです。 至福の時間が過ぎて行きます お稽古の後、オババの師匠・お稽古仲間と共に日本平ホテルへ 大先生と師匠のコレクションの一部を無料公開しています 今回のお題は「結ぶ」 いつもの様に着物や帯の展示の他に 私にはとっても興味深い「背守り」や「付け紐飾り」の雛形 以前伺った時に教えて頂いた布の着物を着た姉様人形などが展示されていました 背守り雛形(一部) 縞の着物に折り鶴に松 付け紐飾り(一部) 縮緬に折り鶴 布の着物を着た姉様人形です 髪結いと帯結びはそれぞれが違います。 髪型も帯も年齢や立場(職種等)によって決まり事があります。 そういった事もしっかり踏まえた上で作られています そういった姉様が100点位ずらっと・・・ 今回も許可を頂き撮影をさせていただきました 付け紐飾りの雛形の小品は私も持っていますがここまでの雛形は目にした事すらありません。 オババの年代より上の方しかもしかしたら知らない世界なのかも知れません。 このままでは記憶から消え去ってしまう文化なのかも知れませんね 「付け紐飾り」「背守り」は型を起こし復刻版を制作するつもりです。 ※「付け紐飾り」「背守り」はパスワード付でアルバム公開します 撮影を終え、会場を出ようとしていると「これって何??帯揚げじゃないわよねぇ」という声が聞こえました。 少し前に若いお嬢さん二人組が見学にいらしたのです 彼女達が疑問に思っていたのはこれ↓ 手がらです。 「日本髪を結った時に使う布なのよ」と言ってもあまりピンと来ないようです(笑) 「時代劇で日本髪を結っているでしょう。前の方に櫛があって後ろの方に横棒みたいなもの(笄といってもわからなそうだから)が刺さっていたその周りに巻いてある布なの」 といったら何となく納得した感じ まぁ、それで良いでしょう。 この次何かの機会で日本髪を見ることがあったら「あれが『手がら』なのね」って思ってもらえるでしょうから。 今回もまた価値ある訪問でした。 大先生のコレクション全て見るのにどれくらいの時間がかかるのかしら・・・・(謎) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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