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2008/07/03
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カテゴリ:人生・教訓!
九州の北側の海、玄海灘の孤島にオガチという鳥がいる。

羽根が大きすぎる為に、地上からは飛び立つ時に邪魔になって飛べず、木の梢まで足とクチバシを使って登って行き、大きな羽根を広げて飛んで行くのだ。

しかし、かなりのオガチが木に登る途中に落ちてしまって、なかには二度と登れず死んでいくものもいる。

それでもオガチは飛ぶために木に登る。

飛ばねばならないのだ。

そんなオガチのような男の物語が、昭和40年代前半にあった。



5年前のブログ『飛べやオガチ』で紹介したが、そのドキュメンタリーを運良く録画していたので、改めて見てみた。

5年前の再放送の時が30年振りだったらしいから、35年前に撮られたものとなる。

白黒で、ゆったりとしたテンポで流れるのでじれったい部分もあるが、この時間と労力の掛け方は、現在のテレビがグルメとバラエティ番組ばかりで御茶を濁しているのに比べたら驚くばかりだ。

地方のテレビ局でも、こんなことをやっていたとは。

私でも聞いたことがある名物ディレクター木村栄文に続くような人は、もう出てこないのだろうか。


そんな木村栄文氏が撮った人力飛行機の世界記録に挑戦する老教師と生徒の物語。

RKBテレビ「飛べやオガチ」←番組の写真あり

まさに狂人、ドンキホーテと言ってもおかしくないような先生ではあるが、グライダーでは世界的な記録を作った人だけあって、ただの法螺ではない。

その夢にかける情熱があるからこそ、高校生たちが時には叱咤されながらも老教師に付いていく。

夢の共有があるからこそ人は動く。


お金は必要ないなどときれい事は言いいたくない。

むしろ必要不可欠なものだろう。

しかし、手段であって決して目的ではない。

手段を目的にして、何で人が付いてくるだろうか。



こんなことを思い起こさせてくれる物語だった。

我武者羅に働くのも悪くはないが、どんな組織でも『夢の共有』がなければ息切れしてしまう。

独り善がりになりがちな私であるので、この物語を見直したことは良かったと思う。



それではまた。





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最終更新日  2008/07/03 09:18:55 PM
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