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『敗者復活戦』《凡人の独立編》 第21話
(メルマガ敗者復活戦保存版) 訪問販売、そして店頭販売での経験は、大学へ行くより貴重なものでした。 しかし、故郷に帰ってその経験を活かすことが出来るのか?。 現実の壁の前では立ち往生するしかないのか?。 鉄筋屋に入ったと思ったら、30人に職人さんから口を聞いてもらえず、それは勇気を出して懐?に飛び込んで話せるようになった。 しかし、今度は社長に暴言で現場へ飛ばされる始末。 一体、どこまでバカなのか?。 そして、現在の生業となる会社へ転職・・・そこでもまたもや?。 第22話スタート! ●敵は本能寺にあり!味方のサーブが後頭部を直撃? 鼻の穴から狼煙(のろし)を上げる受付嬢?の話は前回書きましたが、男性人もなんか風変わり人たちがいましたね。 まずはワンマンな所長Aさん。 元々地元出身ですが、高校を卒業してから直ぐに大阪本社勤務で、20代後半で地元の営業所所長になった社長の秘蔵っ子です。 後々、所長Aさんとは事あるごとに対立することになります(笑)。 次に先輩のPさんとZさん。 二人とも所長より年上でしたが、入社してから一度も所長と二人が飲みに行ったのを見たことがありません。 10人弱の営業所ですから、皆で行く時だけは一緒でしたが、後は、なんか殺伐とした雰囲気でしたね。 このPさんは、売上はいつも良かったのですが、客からは余り良い評判は聞きませんでした。 一言で言えばいい加減で、担当の客が売上が上がりそうな時は、頻繁に通うのですが、これはしばらく出ないなと思ったら全く行かないんですね(笑)。 そのくせ客から怒られるとニコニコしながら謝って、最後には悲しそうな顔をして、本当に反省していると言うものですから、客もころっと騙される?わけです。 結局、この繰り返しなんですが、終いにはあのPだったらしょうがないとお客さんが笑っていましたから、これも人徳かもしれません(笑)。 あれは、忘れもしません。 二人の先輩女性から受けたスパルタ?研修が終わり、私が漸く外回りを始めた時でした。 初めから新規営業を遣らされましたが、電話でアポイントを取っての訪問ですから、訪問販売で飛び込み営業の経験がある私にとっては、とても楽に思えました。 やはり人生には無駄がありませんね。 O社、M社、F社、その他大手メーカーの販売店と言えば、その業界の人は変な断わり方もしませんでしたね。 しかし、敵は本能寺にありました?。 新人の私が訪問した会社と担当者の名前をPさんがしつこく聞いてくるんですね。 私は、もう一人の先輩Zさんの下で動くことになっていました。 別の若い社員は、Pさんの下にいるわけです。 Pさんは当時主任で、10数年の営業経験があるベテランです。 私が訪問した客の情報は、大体把握していたはずです。 Pさんは会社全体の事を考えて、当然、私のフォローのために担当者の名前を聞いていたんですね・・と思っていた・・信じて疑わなかった?(笑)。 ところがどっこいです。 Pさんは、な、なんと、自分の客にする気だったんですね(笑)。 何故分かったかというと、お客さんから直接こっそり教えてもらいました。 このメルマガを初めから読んで頂いている方は、覚えておられるでしょう。 訪問販売時代に、新人の私をセッチン詰にして潰そうとした元キックボクサーのIさん。 (第4話 所長Iさんの究極の営業戦略は、新人潰しのセッチン詰め!) まさか、完全歩合制でもない会社で同じような奴?がいるとは。 私は、完全に無防備でした(笑)。 正に、敵は本能寺にいたわけです(笑)。 訪問販売時代が明るい仁義なき戦いなら、これは、テニスのダブルスで味方が打った弾丸サーブが、相手コートを見て背中が無防備な前衛の後頭部を直撃したような感じと言えば分かっていただけるでしょうか(笑)。 なんか前途多難を暗示しているような気がしましたね。 続きをお楽しみに!。 それではまた。 メルマガ敗者復活戦を過去の書いていない日に書き込んでいます。 時々アップしますので、気が向いたら読み流してください!。 クリックしていただけると励みになります!!! 夢を諦めるのは早すぎるぜ! 『オガチの会』無意味に熱いバカ男バカ親父+違いが分かる粋な女たちの会! 『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ! 会社のサイトです。 こんな仕事をやっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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