カテゴリ:明日のための一年戦争
『ためになる』と書いたけどタイトル詐欺かもしれません。
えーと、私が認定するところの日本史上一番ロクデモナイ厨二病患者は、オウム真理教の麻原彰晃です。ゆえに暴論を承知で言うなら、世の厨二病患者はあのロクデナシの犯罪者の系譜に連なる存在です。 なんつっても『尊師』にして『最終解脱者』で、『神聖法王』ッスよ。これほど痛々しい存在はなかなか無い。 また、彼の誇大妄想を実現するには終末の実現が少なくとも彼の存命中に起らなければならず、逆に終末理論を実践してその実力も何も無いのに自らが救おうとするとんでもないマッチポンプ。彼が目指したのはジーザス・クライスト・スーパースターであって、そのためにテロを行うという、理解の範疇を超える思考の持ち主です。 つーか誠に残念ながら、厨二的能力があったとしても東単のアニメ一つ観ることも出来ないです。 例えば、こう、超能力的瞬間移動能力があったとしましょう。しかし東京に行っても自在にテレビを観られる場所は限られていて、例えば民家なら家宅不法侵入、「ネカフェは?」とチャットでアドバイスされましたが『わざわざ超能力使って移動したのにネカフェ』とかショボすぎる。じゃあどこか大画面テレビある場所は? となると現実的なのは、実はラブホ(ラブホのテレビは無駄にデカイ)だったりして、微妙な感じは否めない。 というか、金銭でまかなった方が楽です。 真面目に厨二している方には申し訳ないのですが、テレビのチャンネル一つどうにも出来ないのが実際の厨二だと思います。同時に、例えば東日本大震災みたいな危機的状況があれば輝けそうな気もしますが、それならば『そもそも未然に防いでくれ』というのが現実的な話しで、災害や危機的状況を歓迎する人なんぞおらんわけです。 けど、多くのラノベなどで、これら『厨二的』は支持されています。それは、物語がその厨二的能力を必要としているから? 答えはNO。能力の使用者がカッコイイからに他なりません。 つまり人格部分にヒモ付けされているもので、どんなに最強な厨二的能力を持っていても、保持者が人間的にクズの場合はやはりクズ。逆を言うなら、人間を磨けばたいした能力が無くても支持されるわけです。 まあ、ラノベやマンガやアニメの場合『ただの人間』は商材としてやりにくいですが、キャラのスペックに依らず人気投票が大荒れしたりするのは、やはり『人物』が問われるからだと思います。 厨二病は、ここ最近ではモノヅクリのスタンダードですが、人間を磨かないと支持は得られないという話しです。 余談だけどキリスト教は終末戦争が起きてくれないと困る宗教なので、アメリカみたいな軍事国家の国教としてはマジでご勘弁願いたい。 ちなみに私は投稿者時代、担当さんに『主人公が地味でねー』と何度か言われました。私の厨二力はめっぽう低いみたいです。きっと女子力みたいいに言ってはいけないと思いますが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年07月09日 21時44分04秒
コメント(0) | コメントを書く
[明日のための一年戦争] カテゴリの最新記事
|
|