死ぬまで「監視」 北朝鮮へ渡った「ヤバすぎる日常」「悲しい末路」
死ぬまで「監視」され続ける…! 北朝鮮へ渡った人たちを待ち受ける「ヤバすぎる日常」と「悲しい末路」…!12/25(日) 7:33配信現代ビジネス・YAHOOニュース北朝鮮への「越北者たち」、その知られざる現実 北朝鮮では、韓国や海外から北朝鮮にやって来た人々を指して、「義挙北朝鮮入国者」と呼ぶ。 「義に徹した行動により北朝鮮に入ってきた人」という意味だ。 大量の脱北が進行している状況で、北朝鮮政府は、越北に対する奨励を目的として、越北者に対するかなりの支援制度と、監視制度を並行して行っている。 ほとんど知られていない北朝鮮で実施されている越北者支援制度と監視制度とは、いったいどんなものなのだろうか――。 現在まで、自らの意志で北朝鮮にやって来た越北者は、そんなに多くはない。 大部分が、1970年代から2000年間に越北した人々である。 その内訳は、韓国からの越北者が90%以上で、残りの10%が他の海外から北にやって来た人だ。 越北者は、調査が終れば、そのほとんどは平壌に住むことになる。彼らには、平壌の家が与えられるということだ。 主に、平壌市中心区域に位置する高層アパートが与えられるが、広さは概ね90~120㎡を上回る。与えられる「就職先」は…? 全員を、アパート一戸に集めるのではなく、ちりじりに分散させられる。 越北者同士としては不便ではあるが、北朝鮮の中産階級層に混ぜておき、越北者同士による不必要なコミュニケーションを、基本的に遮断することが目的だ。 アパートも決まり、平壌市民証を受けたら、就職先が与えられる。ほとんどの場合、朝鮮労働党統一戦線部の傘下機関である「南朝鮮問題研究所」に、研究員として配属される。 ここで、韓国のメディアと出版物をリアルタイムでチェックし、韓国の国内政治状況や経済状況、そして、対北朝鮮政策に対して研究することになる。 研究だけでなく、北朝鮮統一戦線部の対南政策に対する諮問や、資料確認といった仕事もする。また韓国で、漁師や鉱夫、労働者だった場合は、「南朝鮮問題研究所」で、自分が体験した分野に関する研究だけを専門的に担当することになる。 その他に、海外から北にやって来た外国人や、韓国で軍事分野で働いていた越北者は、北朝鮮軍部傘下機関の偵察総局や作戦部、対外連絡部や連絡所などで、情報分析およびスパイ要員養成のための言語教育や専門秘密教育のような仕事に携わる。生活できないレベルの「月給」 彼らの平均月給は、北朝鮮の貨幣で5,000ウォン~10,000ウォン(640円~1281円・1 KPW = 0.128166 JPY 1 JPY = 7.80239 KPW)が支給されるが、この金額では、市場で物資を購入して生活することは不可能である。 なぜなら、現在の北朝鮮の市中価額では、米1kgが5,000ウォン程度だからだ。 実は、越北者には、北朝鮮政府から特別な配給と供給が施されている。市中で5,000ウォンする米1kgが、国家食糧配給所では、46ウォン(約6円)で買えるのだ。 市中で、45,000ウォン(5,767円)で売っている中国産のとうもろこし食用油も、越北者のための供給所では、120ウォン(15円)で供給されている。 このようなからくりによって、越北者は、月給だけでも北朝鮮で生活することに、大きな支障はない。ただし残念なことに、彼らには、外貨は支給されない。 平壌には、外貨商店や外貨食堂が多いが、越北者がそのような場所に行きたくても、自身の月給だけでは到底行くことができないということだ。 現在の北朝鮮では、1ドルが北朝鮮の貨幣6,000ウォン(769円)以上で両替されているので、外貨を持っていない越北者は、北朝鮮政府からの配給や供給物資だけで暮らさなければならない。結婚まで「斡旋」してくれる。しかし… だが、越北者が北朝鮮に入って来たときに持って来た外貨は、本人が所有でき、制限なしに使えるように認定されている。 したがって、外貨を持って来た越北者の場合は、そのお金を自由に使えることになり、平壌で暮らすにはまったく不便はない。 アパートと仕事は政府から与えてもらい、一般の北朝鮮住民は受けることができない食糧配給と供給も、非常に安い価格であり、越北者が持って来た外貨は、ただ贅沢な暮らしのためだけに使われるということだ。 こうして住居と就職が解決したら、今度は、北朝鮮政府が、越北者の要求により結婚まで斡旋してくれる。 このとき配偶者は、北朝鮮政府が紹介する女性であり、勿論初めは監視目的なのだが、結婚して子供を産み、長く一緒に暮らしていると、夫婦は一心同体となるということが、北朝鮮の世間では通説になっている。 家庭を持てば、越北者に提供される食糧配給と供給は増えるのだ。だが、彼らの間に生まれた子供は、学者やスポーツ選手、芸術家になることは可能だが、司法検察や保衛安全のような北朝鮮権力機関に入ることは絶対にできない。 お父さんが越北者という理由のためだ。「越北者監視制度」のヤバすぎる中身 このように北朝鮮政府当局は、厳しい経済状況のなかでも、越北者に対する支援制度を継続的に進めているのだが、実はそれに負けないくらい、彼らに対する監視制度も恒常的に強化されているのだ。 越北者に対する監視は、職場や家庭で常に行われている。越北者家族が暮らしているアパートは、電話から室内会話の盗聴など、リアルタイムで監視され、さらにアパートの人民班長や、近隣住民による監視もつきまとう。 何時に家を出て、いつ戻って来たのか、普段の暮らしぶりにくらべて贅沢したり特別なところはないか、夫婦関係は良いか、子供や妻が隣人たちとどんな話をしているか、など多様な側面から、監視とチェックが四六時中行われているのだ。 これは、北朝鮮へ入国したばかりの越北者に限ったことではなく、数十年間北朝鮮で暮らしている越北者に対しても、まったく同じように行われている。 そんななか、ある越北者は耐えられなくなり、職場の同僚との酒の席で、「いくらなんでもあんまりではないか。自宅の電話は常に盗聴されていてウンウンという音が響くし、外で遊ぶ子供たちに対しても、この服は誰が買ったのか? どこで買ったのか? 値段はいくらか? パパは何のお金で、こんな高級服を買ってくれたのか? パパとママは喧嘩したりしていないか? などなど、人民班長は幼い子供にいつまで尋ねつづけるのか。まだ私を信じることができないというのか? こんなだったら、いっそ私を、再び元居た場所に送り返してほしい」と、酔った勢いで本音を口にしたところ、一夜にしてその家族は、影も形もなく消え去ってしまったということもあった。恐ろしすぎる「飴」と「鞭」 興味深いのは、1980年代に北朝鮮に来て、一生、「南朝鮮問題研究所」で研究員として仕事を全うし、還暦となり引退することになったある越北者が、金正恩(キム・ジョンウン)を迎えて撮影する記念写真に、一緒にならぶ人物の名簿に上がったのだが、撮影当日に名簿から削除された事件である。 韓国から来た越北者なので、ひょっとして分からないが、万が一の場合に備えて、今回の記念写真撮影名簿からは抜いた方が良い、という上からの指示があったのだ。 引退して余生を送っているこの越北者は、おそらく心の中で、越北を選んだ自身の選択に対して、心底後悔していることだろう。 このように越北者は、徹底した北朝鮮政府当局の監視制度に置かれていて、海外にも絶対に出られない。以前、北朝鮮に拉致された韓国の申相玉(シン・サンオク)映画監督と女優の崔銀姫(チェ・ウニ)が、オーストリアで脱北してから、越北者に対する海外派遣は、基本的に遮断されているからだ。 北朝鮮の越北者制度。それは、脱北を防ぐための手段として活用されている、北朝鮮政府当局の越北者奨励政策の一環で、「支援」と「監視」という政治的な飴と鞭であり、朝鮮半島の分断による傷痕なのだ。 さらに連載記事『北朝鮮の知られざる「真実」…! 平壌の「贅沢生活」から「貧しい山奥」へ”突然追放される人たち”のヤバすぎる末路…! 』では、そんな北朝鮮の知られざる“追放制度”の実態についてレポートしよう。郭 文完(Dae Han Film company代表)※「死ぬまで「監視」され続ける…! 北朝鮮へ渡った人たちを待ち受ける「ヤバすぎる日常」と「悲しい末路」…!」「北朝鮮への「越北者たち」、その知られざる現実」・・・いやいやいや、そりゃそうだろってハナシだろ、「その知られざる現実」って言ったってさ、たしかに具体的には知らんけど、ああいった全体主義国家はそうやって国民を締め上げて成立しているわけだよ、そういう国家なんだよね、文句言う問題じゃない、「北朝鮮政府は、越北に対する奨励を目的として、越北者に対するかなりの支援制度と、監視制度を並行して行っている」「越北者に対する監視は、職場や家庭で常に行われている。越北者家族が暮らしているアパートは、電話から室内会話の盗聴など、リアルタイムで監視され、さらにアパートの人民班長や、近隣住民による監視もつきまとう」・・・韓国のほうでも脱北者には「監視」と言えるかどうかまで知らんけど、地元の役所が毎月「面談」?に来るらしいよね、あのコロナで勇名をはせた韓国自慢の「K防疫」のシステムも、韓国国内の脱北者の行動を追跡するシステムが基本らしいよね、良い悪いの問題でなく、韓国北朝鮮は戦争状態にあるわけだから、当然だろ、「「こんなだったら、いっそ私を、再び元居た場所に送り返してほしい」と、酔った勢いで本音を口にしたところ、一夜にしてその家族は、影も形もなく消え去ってしまったということもあった」・・・そのための監視だからね、・・・どこか「こんなはずじゃなかった」っていうような感想が基本のようだが、こちとら日本にいて北朝鮮がどういう国かなんて報道で知る程度だが、どこをどう見ても旅行にさえ行きたいと思わない国だが、戦争状態にあるはずの韓国人の越北者が「こんなはずじゃなかった」ってのがちょっと理解できない、いくら韓国でも脱北者が必ず身近にいると言う状態でもないだろうが、しかしねえ、それでも北朝鮮という国がどういう国かという基本的な問題のレベルでも韓国人は無知なんじゃないかという疑念は、当方昔から持っていた、例の「北朝鮮は同胞、日本は敵」というキャッチフレーズ?が、結局「マジ」であり、それが「北朝鮮は日本以上の楽園」という、かつての送還時代のような「北朝鮮観」の根底にあったのではないのかとさえ思わせる、再三言ってるが、意外にも韓国メディアには北朝鮮の情報というものがほとんど出ない、むしろ日本の報道を引用する記事が多い、また「脱北者の声」のような報道も出たのを見た記憶がない、脱北者には北朝鮮に親類縁者もいるので、個人を特定できるような情報でないにしても、一般的な情報も出ない、もちろん「北朝鮮は楽園」というようなプロパガンダでなくても、情報そのものを韓国当局が抑圧、弾圧、遮断しているとしか思えない、それが必ずしも越北者の「こんなはずじゃなかった」という発言になっているとは思えないが、韓国人が個人的には北朝鮮がどういう国と思ってるのかという報道さえもないのが非常に奇妙、