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酒豪倶楽部

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スーパーマーケットその1*SafeWay

*スーパーマーケット SafeWay *

  さて、タジが次に連れてきてくれたのが、SafeWayというスーパーマーケット。都会なダウンタウンから、私たちの寮があるBurnabyという町に帰ってきて、降りるべきStopを通り越す事3分少々。生活用品も食料も何もない私、カナダでの初めての買い物となる。

  中に入るとやっぱり広ーい!!そして印象的だったのが、パンが焼ける匂いがしてた事。ちなみにこれはここのSafewayの特徴なのか、いつ行ってもパンの匂いがしていた。とっても食欲をそそられて、いい気分でお買い物ができそう♪

  まずは野菜売り場。日本みたいに野菜が綺麗にパックされてるのじゃなくて、でんっとそのまま並べられている。日本にあるように野菜売り場は色とりどりなんだけど、なんか違う。たとえばなすびは、超巨大。両手で持っても余るくらいの大きさで、はちきれんばかりの卵型。きゅうりだって日本にあるような細~いものじゃなくて、結構な太さ。ズッキニー?と思ってしまう。そして、にんじんは逆にきゅうりみたいにほっそりしてるか、見にキャロットはころころとしてて5センチくらいの大きさでとってもちっちゃくてカワイイ。ピーマンはこれまた片手で握れないくらい大きいくて、日本の物の約3倍はありそう。そして、赤、黄色のパプリカ。まるで作り物のように綺麗な色、そしてもちろん大きい!!この緑、赤、黄の見事なパプリカとグリーンペッパーは飾れそうなくらい絵になる。
  そしてキャベツは中がぎっちりと詰まっていて、重い。マッシュルームも生のものは初めて見た。マッシュルーム売り場の横には紙袋があって好きなだけ詰めなさい、ということらしい。
  
  おもしろいのは、売り場に秤があって、そしてビニール袋も用意されていて、欲しいだけ計って袋に自分で詰めること。なんかおままごとみたいでちょっと楽しい♪ 
 
  果物もたくさん。りんごはワックスで磨き上げられました!という質感バリバリのもので、紅色、緑・・・・・。大きさは日本で一般に出回っているものの半分か、それよりもう少し小さいもの。トム・ソーヤなんかで、ポケットがら出して食べてる、そんなリンゴ。ここのリンゴは大体どれも酸っぱくって私好み!!
  ぶどうもまん丸だと思っていたけど、ここで見るものは楕円形。デリウェアみたいなちっちゃな種類はなかった。
  日本では高価な部類に入る(?!)マンゴやパパイヤなんかも普通に置いてある。しかも結構お手ごろ値段。その他にはバナナやパイナップル、オレンジ。グレープフルーツなど・・・・・・。メロンもあったけど、マスクメロンみたいなのはなくて、しかも高級フルーツ的な感じはなく、バナナやパイナップルと同じ地位に当たり前のように収まっていた。

  そのお隣にあるのがサラダコーナー。サラダ用のすでに洗ってある葉っぱが何種類かパックされてあるもの。こちらも大きさは日本の数倍です。日本にあるような手のひらサイズのパックなど売っておりません。
  そして、たくさんのドレッシングとトッピング。ドレッシングはサウザンアイランドやシーザーサラダ用など様々。私は野菜好きだけど、冷たいサラダは食べないので、あまりドレッシングの種類は見てなかったけど、それぞれに普通タイプとダイエッター用のLightタイプがあった。トッピングはビッツベーコンとかひまわりの種とか、歯ごたえがありそうなものがたくさん。

  そしてお次は乳製品コーナー。おなじみの牛乳とかヨーグルト、バター、チーズなのですが、どれも見た目はおなじみではない。まずは牛乳パックがでかい!!ここでは2リットルサイズが主流らしく、高さは日本の1リットルパックと変わらないけど、胴回りが2倍くらい。帰国した時には、日本の牛乳パックがかわいいらしくみえたくらい。
  この牛乳、パックに“1%”とか書いてある。実は、これ乳脂肪分のこと。ちなみに日本で主流なのは、3.5%くらいかな。
  だから初めて、1%を飲んだ時は、

「うすっ!!・・・てゆーか、まず・・・」

  最初は、これが結構苦手で日本の普通パックー1リットルサイズーを買ってたんだけど、段々薄い方にも興味が出てきて、そのうち1%と日本版(もちろんこんな言い方はしない!)を半々に混ぜて飲むようになってきた。
  そして、帰国する頃には1%を好んで飲むようになり、日本版を全く飲まない人になっていた。慣れって恐ろしい・・・・。

  次に見られるのが、ヨーグルトのコーナー。これまた日本で見られるようなものとは比較にならないくらい多種類。占領している棚の面積が違う!
  オーソドックスなプレーンやイチゴ、ブルーベリーに始まり、アプリコット、キウイ、バニラ(これ、プレーンとどう違うのかが知りたい・・・)ラズベリー、マンゴー・・・・果ては、レモンチーズケーキなんてフレーバーまである!!
  ヨーグルトなのにレモンチーズケーキ・・・・もちろん即お買い上げです。
  サイズもランチに持っていくようなちっちゃなサイズから、500ml
のもの、1リットルサイズがあったかどうかは覚えてないけど、あってもおかしくないくらいたくさん!
  そして、ダイエット大国アメリカのお隣の国ですから、全てのフレーバーにダイエット用の"Light", "Fat Free " がある。さすが・・・と思うけど、いつも疑問だったのが、脂肪分を徹底的に減らしたダイエット用、なぜ糖分を減らすということにまで頭がまわらないのだろう・・・・と真剣に考えてしまう。
  ダイエッターの、カロリー低いはずのヨーグルトなのに、甘い・・・。かなり甘い・・・・・。

「ヨーグルトの脂肪分なんかたかだか知れてるんだから、FatをFreeにするより、糖分減らせばいーのに・・・・。」

とつぶやきつつも、Daily Products (乳製品)売り場を、Lightにするか、普通のにするかうろうろ迷っているのでした・・・。

  その次がチーズ!!これもまた日本で見られるスライスチーズから、ピザ用チーズ、そしてブロックのゴーダ、チェダー、ホワイトチェダー、モッツァレラなどなど、見覚えのある名前のチーズがどーんっ!!と並ぶ。勿論これにもLightタイプあり。その他、ここSafe Wayでは、お店で作っているのか、さっき大きな塊から切り分けてラップで包みました!的なチーズもたっくさん売っている。
  クリームチーズ、フェタ(ギリシャのヤギのチーズ)、ゴーヤ(ヤギ)チーズ、ブルーチーズ各種、白カビ数種(ブリー・ド・モーやカマンベールのようなポピュラーなもの)、ハードタイプのパルメザンも粉にしてあるものまで売っている。
  当時は、チーズの事なんてほとんど知らなかったから、なんてたくさんのチーズがあるんだ!!と感心してみてたけど、一度帰国して少しチーズの事をかじるようになってもう一度行ってみたら、私の好きなウォッシュタイプ(匂いのキツイの・・。)はないし、以外に種類もないことが判明。これなら輸入食品を扱ってるちょっと気の利いたスーパーの方が品揃えはいいかも・・・・と生意気にも思ってみたり。

  そうそう、クリームチーズもありました。これがまた多種類!!プレーン、ガーリック入り、オニオン入り、トマト&ハーブ入り、そしてデザートみたいなイチゴ・・・・。もちろんこれらのほぼ全てにLightタイプが揃ってる。プレーンに関しては、Lightに加えSuper Lightまである。ちなみにこのSuper...の方、相当脂肪分を減らしたおかげか、クリームチーズ特有のコクと滑らかさには期待できなくなっております。
  イチゴ味は美味しかった。トマトがちょっとよくわからない味・・・。確かなのは、もう買わない、ということだけ。

  次は冷凍食品コーナーへ行ってみましょう。私もカナダに行く前から本なんかで読んだことがあった、噂の(?!)『TVディナー』なるものを発見。

「これがうわさの・・・!!・・・でかいな・・・。」

もちろんモノにもよるけど、両掌に載せると手がすっぽり隠れる大きさ。
あんまり美味しいそうではなかったのでついに買わずじまい。

他には、定番のピザ、これまたかなりデカイ!!!
パーティ仕様ですか・・・・といいたくなるような大きさ。
こっちには日本でいう『お弁当』がないため、お弁当用冷凍食品なんて皆無。ランチは大体サンドイッチとかそんな簡単なものらしいですね。

  そして冷凍野菜。ミックスベジタブルとかコーンなんかはおなじみ。ちっちゃめな箱の冷凍食品、ずっしりと重い・・・。

「・・・ほうれん草?!」

ほうれん草の”whole"と”chopped"の冷凍モノ。Wholeは、切ってないそのままの大きさ。こんなものの冷凍なんて・・・と最初は思ったけど、これが意外に万能!!!スープに入れてみたり、パスタや炒め物などかなり幅広く使えるのです。
  ほうれん草って洗うのが面倒くさいイメージがあったけど、これは冷凍庫から出してきてポンっとお鍋やフライパンに放り込むだけ。使う前に冷凍庫から出して、室温もしくは冷蔵室で少し解凍すると使いやすくなる。ただこの時に注意しなくちゃいけないのは、解けると緑色の水がたれてくること・・・。白いナフキンなんかを敷いて解凍するとあっという間に薄い緑に染まってしまう。


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