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林鳥巣のどっちらけ

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2005年11月13日
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カテゴリ:読々ゾンビ
思い返すにビーム創刊後しばらくは、一部の作家を除いて、そのあまりのマイナーさ加減に、中学生の僕は割とうんざりしていたのだった。
僕は当時遅れてきたアスコミの読者という奴で、竹本泉を、島本和彦を知ったのもアスコミ誌上でのことだった(今でもこのことには感謝してもしきれない・・・が、島本ワールドの入り口としてはひどく裏口であることは間違いない)。

そんな僕をビームにつなぎとめたのは近藤るるるや戻ってきた竹本泉で、今で言うと、まぁ萌えってことになるんですかね。
地縁から離れ切れない中学での日常が荒んでたので可愛いモノにほにゃほにゃしたかったのよ(でも選ぶのはビーム)。
とはいえそこは男の子。
バイオレンスに飢えていた。
なんかこう、ビームって力強いアクションに欠けてるなぁ。
って思ってたら、なんか物凄く絵のうまいドンパチ漫画が始まった。
紙面から硝煙や日に焼けてジリジリいう砂の匂いまで感じられるような圧倒的な迫力。
軽妙で微妙にアナクロな、基本的にいつも外してる感じのギャグ。
砂ぼうず」である。
毎月2000円ぽっきりの小遣いで、アフタヌーンとその単行本、プラスいつも面白い漫画をランダムで探しつつもビームは兎に角毎号ウチにあった。
便利屋マークを付けた三度笠の小悪党が紙面をかけずり回った。
同じ号を何度読み返したことやら・・・

その内、うすね正俊の名が目次に出たり消えたりするたび、ビームを買うのも途切れ途切れになったのだが(アフタヌーンと違って、感想を投稿して返事が返ってきた試しがないのも一因だ)、10周年とあっては単行本ばかりで済ましておけない。てか、戸田書店で表紙見て次の瞬間には紙袋に収まってた。
感無量だなぁ。
なんか、今、中学生に戻った気分でページを読み返している。
おめでとう、コミックビーム。
後、うすねさん春にはちゃんと帰ってきてくださいね。





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Last updated  2005年11月14日 00時41分24秒
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