林鳥巣のどっちらけ

まずは↑の画像をご覧頂きたい。

これはセルビア軍の迷彩服である。
ノー・マンズ・ランドなど、ユーゴ内戦モノの映画やドキュメンタリーでご覧になった方も居られるかもしれない。
一見チープな印象の春めいた軽やかな迷彩柄と、ロールアップ用の袖留めが特徴だ。
Ｔ市内の小洒落たアメカジ系の古着屋で、我がミリオタ友達にしてＧ県きっての共匪（笑）同志ネコ玉氏が発見した逸品である。



他人が見つけたものが、なんでお前のページにアップされてるのかって？
もちろん、私が購入したからである。
なんとその価格たったの３千円。
同志ネコ玉氏によれば、「イベントで買えば値段は万の単位」という代物である。
私なんぞそもそも現物を見たことすらない。

駅前のオシャレ古着屋になんぞある筈のない、あってはならない超レア品であった。

嬉しさで気が狂ったネコ玉氏が袖を通してみると、一人では脱げないほどに寸が足らない！！
試しに私が着てみるとまさしくジャストサイズ。
肩を落とすネコ玉氏を尻目に一抹の罪悪感を感じながらも、あまりの幸福に発狂したのは他ならぬ私・林鳥巣である。
「まけてもいい」という、母なる大地のように寛大な店主の声に甘えて、２千５百円での購入となった。
スパシーバ！！

とりあえず我々共産趣味者ふたりの個人的な利益を理由に具体的な店名などは特に秘するが（笑）、店主のお兄さんいわく「明日　仕入れなんスよ」とのことなので、血走った目で小一時間ほどミリタリー物について講釈し、とりあえずタグに見慣れない文字が書いてあったら買いだと吹き込んでおいた。



・・・間違って韓国軍モノとか買ってきませんように・・・