釜石シーウェイブスＲＦＣ釜石地方振興局応援団

2011シーズン、いよいよ最終戦。
この日は、海老名市ラグビー協会さんの計らいで、釜石から無料バスが出ました。
また、試合前には、海老名のスクール関係者の方々により
一関市大東の野菜を使ったトン汁が無料で振舞われ、
同時に、被災した沿岸スクールへの募金活動が行われていました。
本当にありがたいことです。

スタンドには、岩手や関東圏、それ以外からもいらしていたでしょうが、
サポーターの方々が続々とつめかけ、
メインスタンドは栗田、釜石の応援団が半々くらい？？

県外の試合に来ると、私は必ず駐車場を見て回ります。
すると、青森、名古屋、神戸・・・全部ではないかもしれませんが、
本当に様々な土地のナンバーの車がとまっています。
全国にこれだけのサポーターがいるんだ、と実感させられると同時に、
ＳＷというチームを地元が支えていかなければならないと強く思います。

さて、試合の方。
芝に入らなければ、トラックで大漁旗を振ってもいいよ、とのことで、
間近で選手の息遣いや迫力を感じながら、全力で応援してきました。

グラウンドは、滑り込むと大量の水しぶきが舞う状態で、
互いにボールが手に付かない場面も見られる中、
前半、今日もＳＷフォワード陣は絶好調。セットプレーで優位に立ち、
接点でも勝って、モールを組めばガンガン押しまくってトライを奪取。
バックス陣も負けじと、鋭いタックルを突き刺して前進を許さず、
鮮やかな展開からのトライあり、判断良く早いリスタートからのトライありで、
27-0と望外のスコアで折り返しました。

後半は、ＳＷに反則が目立ち、また、カウンターで一気に攻め込まれたり、
前半押しまくっていたモールを逆に押し切られてトライを奪われるなど、
栗田工業がさすがの実力を見せて押し込まれる場面が増えますが、
粘り強いディフェンスから流れを引き戻すＳＷ、お返しのモールトライに、
ＰＧも決めて35-7。
最後まで集中して、見事な勝利で最終戦を飾ってくれました。
水を吸って重くなった大漁旗も、筋肉痛が不安になるくらい振れました♪


これで今季の全日程が終了。６勝３敗、勝ち点31で４位となりました。
あまりに厳しい環境から始まった今季、
ここまで戦い抜いてくれた選手、関係者の皆さん、
本当にお疲れさまでした！
そして、ありがとうございました！！！


試合後にファーディーが胴上げされていたので、気になったんですが、
感謝会に参加された方の情報によると、
スーパー15のブランビーズに移籍するみたいですね。
新天地でのご活躍を祈っています。
しかし、あの突破力、密集での運動量、そして溢れる闘争心。
チームにとっては痛いなぁ。。。