「美貌の帳」 篠田 真由美
「美貌の帳」篠田真由美さん【内容情報】(「BOOK」データベースより)伝説の女優が三島由紀夫の一幕劇『卒塔婆小町』で復活。「隠れ処」という名のホテルに設えられた舞台で、彼女は落魄の老婆から鹿鳴館の美女に変身した。が、対立していた演出家が失踪、パトロンの館は業火に包まれ、女優にも呪詛と脅迫の電話が。凄絶な美がもたらす罪業に迫る京介。新たなるサーガ、ここに開幕。森先生の在庫が無くなったので篠田さんに戻ってみた。建築探偵桜井京介の事件簿の第二部のはじまりはじまりなのだが第一部とちょっと違うかなぁ~?建築の説明が前の半分以下になった?人間関係のどろどろがちょっぴり増えた?京介君の出番が少ないので推理小説じゃなくて普通の小説っぽく感じた。蒼君の成長物語とか遠山さんの思い出話やらが長くて・・・おいらの一番の疑問は、京介君を娘ムコにと選択した基準、理由はなんなんだ?