これは、ぶっくおふさまで買った本です。柴田さんの本もなかなか、
見つからなくて、久々に買った気がします。
短編連作なので平日に読みやすく、登場人物が繋がっているので
ボリューム感もありました。人生色々って感じの本です。
「いつか響く足音」 柴田よしきさん
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
かつては理想郷、今となっては古臭いだけのこの団地。借金まみれのキャバ嬢に、息子夫婦から絶縁された老女。猫に執着するカメラマンや、多額の保険金を手にした未亡人。みんな孤独で、寂しくて。どこで道を間違ったのだろう?あの甘やかで、温かな場所に帰りたいー。それでも他人同士が肩寄せ合う空間は、なぜだかとても心安らぐ。「共に生きる」意味を問う、感涙の連作小説集。
【目次】(「BOOK」データベースより)
最後のブルガリ/黒猫と団子/遠い遠い隣町/いつか響く足音/闇の集会/戦いは始まる/エピローグ
団地という場所で暮らしたことがないので、よくわかりませんが
お節介おばちゃんとかがいて、騒がしいのだろうな…と想像。
ニュースで見るさびれた団地。建替えとかでもめるんだろうな。
金沢にも市営や県営の所得制限ありの古い団地があります。
ある団地は、建物のリフォームして部屋数を増やしたりしてました。
□型が凸型の部屋に変わってましたけど…
大昔に一度、調べたことがあるのですが、一人暮らしは入れない。
所得制限のハードルも厳しい(年収200か300くらい)
場所のいいところは、コネでもなければ入れない。
お風呂は、スペースの提供のみで風呂釜は、自分で調達。等々。
家族で入居していて、一人また一人と減っていった場合は、そのまま
居座ることが出来るのは不思議だ。
今後も団地に縁がないと思うけど、色々な人と関わりになるのも
面白そうだなと思わせるお話でございました。
(花壇当番や落ち葉当番は、したくないけど)
楽天ブックスさまに在庫がないようなので…