図書館で借りた本です。予約している本が1冊、貸出可能になっているので
早く読んで、今日の会社帰りに交換してこねばと焦って読んでおりました。
作者が荻原浩さんになっていたので借りたのですが、5人の作家さんの競作アンソロジーです。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f3052%2f9784022513052.jpg%3f_ex%3d240x240&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f3052%2f9784022513052.jpg%3f_ex%3d80x80)
「いじめ」をめぐる物語 荻原 浩さん他
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
荻原浩「サークルゲーム」-中学二年生を担任する矢村琥代。彼女のクラスではいじめが起きているようなのだが…。小田雅久仁「明滅」-祖父の死をきつかけに地元に帰った私は、同級生と蛍を見に行ったあの日を思い出す。越谷オサム「20センチ先には」-クラスメイトからいじめられている僕の前に、現れた「悪魔」が見せる光景とは。辻村深月「早穂とゆかり」-小学校の同級生だった二人。早穂は、塾経営者として成功したゆかりを取材することになり…。中島さなえ「メントール」-由美子と志乃は歌劇団のトップ女優を目指す親友同士だったのだが、やがて…。学校で、職場で、ネット空間で…いじめと関わったことがない人、いますか?いま、この世の中に蔓延する空気を切り取った5つの短編小説。
【目次】(「BOOK」データベースより)
サークルゲーム(荻原浩)/明滅(小田雅久仁)/20センチ先には(越谷オサム)/早穂とゆかり(辻村深月)/メントール(中島さなえ)
「いじめ」ということをあんまり、身近に感じていないので、読んでいて、
あーこれもいじめなんだ…と思わせるものから、はっきりといじめだねと思えるもの
子供だけじゃなく、大人の世界でも、当たり前のようにいじめって、あるよね…
私は、どっちなんだろう?いじめているつもりは、ないけど、受け取り側によっちゃ
「いじめ」になっていることがあるかもしれない…
パワハラのつもりは、ないけど「パワハラ」になっていることがあるかもしれない…
でも、そんんことばっか、考えていたら、人と付き合っていけないよなぁ。
人が集まれば、なんらかの格付けや力の差が発生する。全員が平等なんていうことは、ない。
そこに悪意が生まれると色々な形の「いじめ」が発生する。なくなることなんて、あるの?