図書館で借りた本です。ネットをふらふらしていた時に表示されていた本。
なんか、読んでみたくなって予約して、待ってました。
「少年の名はジルベール」 竹宮 惠子
少女マンガの黎明期を第一線の漫画家として駆け抜けた竹宮惠子の半生記。
石ノ森章太郎先生に憧れた郷里・徳島での少女時代。高校時代にマンガ家デビューし、上京した時に待っていた、出版社からの「缶詰」という極限状況。後に大泉サロンと呼ばれる東京都練馬区大泉のアパートで「少女マンガで革命を起こす!」と仲間と語り合った日々。
当時、まだタブー視されていた少年同士の恋愛を見事に描ききり、現在のBL(ボーイズ・ラブ)の礎を築く大ヒット作品『風と木の詩』執筆秘話。そして現在、京都精華大学学長として、学生たちに教えている、クリエイターが大切にすべきこととは。1970年代に『ファラオの墓』『地球(テラ)へ…』などベストセラーを連発した著者が、「創作するということ」を余すことなく語った必読自伝。
『風と木の詩』が連載されていた 1976-1983 って何をしていたんだろう?
私は、『週刊少女コミック』派ではなく『週刊マーガレット』派だったような気がする。
なので残念なことに未読です。たまたま、誰が持っていれば貸して貰って読んだような気がするけど、多分、そのころの私の好みではなかったような感じです。
もちろん題名は、知っていましたが、自分のお小遣いでは、漫画雑誌を何冊も買えるほど貰っていませんでしたし、漫画は好きでしたが、小説の文庫にお金を使っていたかな?
竹宮恵子さんをまったく読まなかったわけではなく『風と木の詩』の1年前の『ジルベスターの星から』1年後の『地球へ…』は、大好きでした。オトナになって、お金の余裕が出来た時に急に読みたくなって漫画を買っております。この2作品だけは、どこで読んだのかも覚えていませんがずっと記憶に残っています。『ジルベスターの星から』は、別冊コミックなので同級生に借りて読んだのだと思います。『地球へ…』は、月刊マンガ少年に掲載されてそうですが、多分、掲載終了後に単行本ではなく、雑誌の大きさそのままの特集本か何かで読んだのではないかと…
『風と木の詩』が読みたくなってきたのですが、なかなか、いいお値段ですね。
色んな出版社から、色んな形の本になっている。出物があれば、読んでみたいですね。
BLの礎を築く作品ならオトナ腐女子見習いとしては、必要な課題かもしれません。
本の中では、萩尾望都さんの名前が何回も登場します。萩尾さんは、別冊コミックの掲載が多いので結構、読んだ覚えがあるんだけどなぁ。大好きなのは『11人いる』なんだけど…
私は、お二人の代表作を読んだことない。宇宙ものが好き。何故なのかは、謎でござる。
竹宮さんが連載されていたころの同時代の漫画家さんの名前が色々と登場していたのだが、ほぼ、わかる・・・あー懐かしいなぁと思いながら読んでました。現役でまだ、漫画家さん続けている方もいらしゃいます。大和和紀さんとか萩尾望都さん。
この本は、40代~60代くらいまでの人が懐かしいなぁと思う本かもしれない。
ちょっとだけ「竹宮恵子祭り」をしちゃおうかな。