ミヤンマ-の問題。
今盛んに新聞や雑誌がかきた立ているが、実際には何が正論か分かってないのだ、以前に私はミヤンマ-の政治に対して疑問を投げかけたが、今でも私は新聞や雑誌に対しては疑問を持っているのである。
何故なら彼等は常に初めから、民主主義は正しく軍事政権は悪いと決めつけ、短絡的な発想の持ち主である。
民主主義が正しかったら、イラクのような問題は起こらない、結局はフセイン時代の方がよかったという人が多いのだ、 その国その国に歴史的背景が常にあるのである。
国を統一するためには、暴力的なことも必要である、イラクにおいても宗教的対立のために国を統一し発展するすることはできなかったのである、その点ではフセインは功労者であった。
結局ははアメリカの利便のためであったということである、今度のミヤンマ-の問題は此の軍事政権は良くない、自分らの利得を計るのである、だから国連の使者に対しても会う事ができないのである。
この様に卑怯な人間は正論がない、又坊さんの言う事は常に正しいのであるから、自発的に下りるべきである、彼等政治関係者の執政は首都移転にあるのである。
民主主義も軍国主義も正しいものではない、それは統治者の頭の問題である。
古代から成功する政治というものは、常に右脳(坊さん)左脳(政治家)の
働きが相互に依存している事にあるのである。
成功した政治は、日本でも必ずと言うくらいに、政治家と僧が結びついていたのである。
終戦後のもっとも混乱期に(傑僧)山本玄峰老師がでて、吉田茂や池田勇人が、師事して日本は救われたのである。
これは相互の車がかみ合ったと言うことである、軍事政権や独裁政治が悪いのではない、その統治者の質の問題である。
日本の今の似非民主主義でメタメタになっているのである、本質的な改善がないために、常に金に振り回されているのである。