カテゴリ:マンガ雑記
本日はちょっとマンガからズレまして、小説のこと。
自分は小説をあまり読む人間ではありませんが、夜寝るときに読み物が無いと寂しいので、稀に小説を買います。以前、平井和正さんの「幻魔大戦」が再発売されたのですが、なんと表紙が寺田克也さん。懐かしさと表紙のイラストで購入したのが小説読み始め。 どの小説が面白いかなんて全くわからない自分が小説を選ぶ基準。 それは表紙イラスト!素人にはこれっきゃない。 そして、ある日手にとった小説が「十四歳、ルシフェル」でした。 タイトル。表紙。マンガ好き心をくすぐる、「サイボーグ」「復讐」「暴力」などのキーワード。 売り文句は・・・ 永遠の十四歳が発現する100パーセントイノセントな暴力に きっとあなたは涙する 左より、「地獄変」「十四歳ルシフェル」「牙の領域」「Kの流儀」以上4タイトル、著者 中島望 即買いです。ピンポイント攻撃です。読み出したら、止らない。面白かった。そして切なかった。 【解説】 源正義、14歳。ひそかに想いを寄せていた少女1人守れず、ボロキレのように彼は殺された―はずだった!禁断の超テクノロジーが無敵の人造人間、“ルシフェル”として彼を甦らせた瞬間、あまりにも熱く切ない復讐劇の幕が切って落とされる。永遠の14歳が発現する100パーセントイノセントな暴力に、きっとあなたは涙する。 これがマンガじゃなくて小説だって。。。 文字を読むという行為に慣れてない人も、文字を数分追っていけば結構中に入っていけるものです。特に著者中島望さんの文章・文体自体も小難しい表現が少なく、マンガしか読まない人にも読みやすい。さらに、文章から伝わるスピード感。すごいです。こんな小説あるのか!と驚かされました。 ※恋愛部分のストーリーがありがちとか単純とか、文章が稚拙とか、んなこたぁどうでもいいねん! 「十四歳、ルシフェル」から遡り、極真カラテを使う少年を主人公とした格闘小説「Kの流儀」「牙の領域」と読みました。この3冊絶対オススメです。マンガ好きな人に読んで欲しい! でも、小説好きな人は読まなくて良いです。。。 注意:ルシフェルの続編「地獄変」は個人的にはオススメしておりません。 方向性が変わってしまってグロメインになってしまったように感じます。 表紙に関して 自分の目を引いた表紙イラストを描いてる人物は「林田球」。女性です。 現在「ドロヘドロ」というマンガを連載中。知ってる人は知っていますよね? このカッチョイイ絵で不思議な魔法の世界を舞台にマンガを描いています。グロがありながらもどこか、のんびりしてて不思議な世界観を作り上げてます。ストーリーとして面白いかと聞かれれば言葉に詰まりますが。引き付ける何かがあります。気になった方は一読を。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 11, 2007 02:01:57 AM
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