貧乏旅人　アジアの星一番が行く　世界への旅

２０１３年７月３１日（水）

昨夜は、財布を無くしてしまった事が、頭を離れず、熟睡は出来ませんでした。
過ぎた事に、くよくよしても、何も良い事はないのは、充分、承知していますが、
これが、性分というものでしょうか？　眠れません。

外を眺むれば、我が心の如く、しとしとと雨が降っております。
よって、心のままに、午前中は、部屋で悶々として過ごしましたでござる。

雨上がりの午後、チャイナタウンへ向かいました。
テルミタ地区唯一の大きなお店、ロビンソンの脇を通り、ペドロヒル駅へ。
昨日の、マカティ行きの反対ホームから、高架鉄道に乗り込みます。

午後２時半なのに、押し合いへしあいの混雑さであります。この大混雑、
意味が分かりません。対応策はないのでしょうか？

数駅で、チャイナタウンの入口である、カリエド駅に着きました。
駅を降りると、細い路地ですが、凄く混雑している道路がありました。



後で、知りましたが、ここが、キンタ・マーケットなのです。
尚、点（・）の位置ですが、くれぐれも、後ろに一つずらさないように。
ちょっと、人前では言い難い言葉になってしまいます。





歩く人に聞き、聞き、パッシグ川沿いを歩き、ジョンズ橋に辿り着きました。
ほとんど歩く人もいないので、ええのかいな？　と思いながら歩きましたが、
間違ってはいなかったです。



写真では、きれいに見えますが、実際は、あんまり綺麗でないです。





ジョンズ橋を渡らないで、橋の反対方向へ歩くと、中国風の門が見えて来ました。
ふむふむ、なるほど、チャイナタウンじゃな、と思わせます。







良く見れば、「フィリピン人と中国人の友好の門」、と書いてあります。



何が友好じゃ！　そんなら、フィリピンの目の前にある、南沙諸島は
すぐにでも返したまえ！　と思った次第であります。
ついでに言えば、尖閣諸島にも来るな、来ないで、と言いたい。

この首都マニラを歩いて見ますと、経済力は劣るな、と感じます。大金持ちに
なった中国さん、少しは遠慮したまえ、と思うのは、アジアの星一番だけでしょうか？





プラプラと、小道を歩いていますと、ん？　どこかで見た、マークじゃぞ？
と言うものが、目に入りました。



↑　これです、と書かれた人の絵です。





拡大して見ましょう。



これって、味千ラーメンの、ロゴマークに似ていませんか？　そっくりですね？
このお店も、ラーメン屋さんなのです。でも味千ではありません。

チャイナタウンと言えば中国。
中国と言えば、偽物。
ここマニラでも、中国人経営のお店は、偽物を売っていますな。
味千ラーメンは、これを見たら、喜ぶでしょうか？　文句言いたくなるでしょうか？





ビノンド教会前に来ました。「友好の門」のある大通りから外れて、小さな
道路を歩いたりしたので、少しだけ、時間がかかりましたが、真っ直ぐに
来れば、わずかな距離です。







ここを曲がって、オンピン通りを歩きます。入って見たいようなお店は？
う～む、むむむ？　ありませんなー。



ここにも、中国風の門がありました。





大した距離ではありませんが、安物のサンダルのお陰で、足が痛くなりました。
小雨も、又々、ぽつぽつと降って来たので、マックに非難です。

もうお値段も知っているコーヒーです。２５ペソ也、安いですね。







マックの前にあるのが、サンタクロースならぬ、サンタ・クルス教会であります。
ここ辺りが、チャイナタウンと、キアポ（地区の名前）の境となるでしょうか。








そして、キンタ・マーケットのある、キアポも散歩しました。
電気の専門店やら、楽器の専門店やら、色んなお店が沢山ありました。
日本で言えば、秋葉原見たいなものでしょうか。

夕食の時間です。キアポの食堂に入りました。チキンカレーです。



５９ペソ（１４０円）、足りないので半ライス（７ペソ＝１７円）を支払い、
合計６６ペソ、１６０円程度で、腹一杯になりました。





帰りは、ＬＲＴの高架鉄道に乗って、帰りました。
午後７時を廻っていましたが、やはり混雑しています。





そうそう、この高架鉄道、大混雑ですが、女性専用車両ってのがあります。
こんなに混んでいますから、触りたくなくても、触ってしまうって事もあるでしょう。

それを嫌がる女性達が要求したのでしょうか？
それとも、自分の奥さんや彼女が、見知らぬ男に触られるのが嫌だと、男どもが
決めたのでしょうか？

少々、触られたって、何とも思わぬ（たぶん）中国とは、ずいぶん違うものです。