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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2016年09月19日
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カテゴリ:MOKスクール
おはようございます、
紙太材木店の田原です。

週末は出張で大阪泊まり
朝一番で帰ると、8時には家に着きます。
意外に近い大阪でした。

その大阪はMOKスクール
構造の山辺先生のお話は一般の方には難しいのでパス
プレカットの限界など非常に重要な講義があって
実務者としては考えさせられるものでした。

山辺先生が2コマ使われたので
残る1コマは奈良の藤岡建築研究室
藤岡龍介さん

HPでは
「伝統的な町家や民家の改修を中心とした設計・監理を行っています」
とあります。

実は藤岡さん、古い民家の再生を日本で最初に広めた
降旗建築設計事務所にもおられた
民家再生のプロ
講義を受けるまでは
どんな方なのか知りませんでしたが
降旗事務所で行っていた調査や改修方法だけでなく
藤岡さんが考えられた方法も講義のテキストからはふんだんに読み取れます。
石端建ての古い民家
屋根の抜け落ちた長屋など
見事なまでに再生されていく経緯が講義のメイン
その手法を惜しげもなく我々実務者に開示されたのは
ひとえに日本の木造文化を愛するが故と感じました。

古い民家と言えば
石端建て(玉石の上に土台が乗っていて基礎コンクリートが無い)
屋根に乗っているだけの土葺きの瓦
など、一般の方では耐震性を考えれば壊すしかないと思われる建物でも
見事に補強され再生されています。
しかも、様々な手法を用いて
石端建てのまま、瓦のままなんですね。

毎年多くの古い木造住宅が壊されていきますが
耐震補強も多くの方法があります。
壊すしかないと思わず
民家の再生をお考えの方は再生のプロにご相談ください。
サイディングの家ばかりでは
あまりに淋しい街並みと感じるのは
私だけではないと思います。

藤岡さんにお聞きしたところ
降旗さん、元気で先日大阪へ来られたとか
90近い年齢だと思いますがまだ現役のようです。





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Last updated  2018年03月21日 18時13分41秒
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