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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

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2017年01月30日
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カテゴリ:サッシの性能
おはようございます、
紙太材木店の田原です。


週末は恵那市で鎌田先生と前先生の講習会
内容もかなりのレベルでしたから
大阪からも新住協の会員が前泊したり
当日新幹線で来たりと
住宅の性能に関する意識の高い工務店が数多く来ていました。

そんな中で休息中に私の後ろから聞こえてきた声が
「家中、ポリエチレンの気密シートを張るのは嫌だね」
「そこまでは無理」
などとこそこそ話しています。
建築士の定期講習でも
今や必須となった住宅省エネルギー技術者講習でも
気密シートの重要性や換気のメカニズムを解説してますが
未だにそんなことを言ってる実務者がいるのは驚きですが
実はこんな実務者は巨万といます。
社長から講習会に出ろと言われて来ているだけの3人組
日本の住宅性能レベル向上の道はまだまだ長そうです。


さて、昨日は加茂野の家にお邪魔して
新しい会社案内作成のためのインタビュー
(詳細は後日)

前先生が出張先や講演先で
夜密かに街の通りを徘徊して住宅の性能レベルを調査していると聞いて
私も二番煎じとマネをしてみました。

調査は簡単で外からサーモカメラで家を写すだけ。
すると暖房された家から熱が漏れてるのがわかります。
つまり、断熱性が低かったり
サッシの性能が悪いと一目でわかるということになります。

ということで、
加茂野の家のサッシの写真



サッシの枠やガラスと外壁の色がほぼ同じなのがわかります。
どんよりした曇り空で日射はありません。
サッシはAPW430、室内は常時エアコンが稼働していて
家中20度以上をキープしてます。

さて、こちらは紙太材木店の事務所



薪ストーブで暖房してますし
ガラスは一枚の単板ガラス。
何と言いますか真冬の放熱器と化した事務所と言っていいかもしれません。
劣悪な温熱環境を薪ストーブで力尽くで抑え込んでいます。

さて、こちらは昨年建った某大手HMの家
フラットな屋根には太陽光パネルが一面載ってますから
おそらくZEH対応の家ですが




紙太材木店の事務所と同じように窓がピンク
事務所とは違って厚手のドレープカーテンがしてあります。
今時アルミのシングルサッシは考えられませんからペアガラスなんでしょうが
ペアガラスと言ってもピンからキリまであることを知らなければなりません。
最小のコストで最大の利益を得るのは上場企業としては当然ですけど・・

遠景なのでちょっとピンボケ
横に回って写したのがこちら



骨組みである構造体は熱橋になりますから
室内の熱が構造体を通して逃げているのがわかります。
2階の天井近くも全体的に薄くピンク色をしています。
勝手口はペアガラスでアルミ製で下半分は樹脂パネル
9時を回った遅い時間でしたからキッチンは使ってないと思われます。

国は国の方針としてCO削減を国際公約しています。
ですから家庭から出るCO2を削減するには
そのエネルギー消費を抑えるのが近道
ということでZEH(ゼロエネルギーハウス)なんですが
これには太陽光パネルの設置が必須
そこの家に住む人の暮らし易さや、快適性、健康性は
二の次、三の次と言ったら言い過ぎでしょうか。

上の大手HMの家に限らず
太陽光パネルを載せてZEH対応住宅にする前に
するべきことがたくさんあるのが今の日本の住宅です。






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Last updated  2018年03月21日 17時28分14秒
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