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過去の説教などは、こちら
 
2009.11.15
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カテゴリ:礼拝説教

 
復讐したいと思ったときに

「あなたの右の頬を打つような者には、左の頬も向けなさい。」
  (聖書 マタイの福音書 5章39節)

 1.復讐に関する旧約聖書の教え
 
    「目には目、歯には歯」 (38節)

 この 「目には目を、歯には歯を」 という言葉には、2通りの意味があります。

1つは加害者に対する償いの戒めです。
つまり相手の目を傷つけてしまったのなら、
自分の目を差し出すぐらいの、それぐらいの誠意を持って償いなさい
ということです。

そしてもう1つの意味は、被害者に対する復讐に関する戒めです。
被害に遭った人が加害者に復讐する、報復するということが昔は認められていました。しかし、1発殴られただけなのに、相手に何発も殴って半殺しにするとか、そういうこともあったようです。そこで過度に報復をすることがないように、自制を促すために自分が受けた被害以上のダメージを相手に与えてはいけないという決まりができたのです。

 つまりこれは、復讐を奨励した律法ではなく、
1発やられたから、相手に1発返すだけで我慢(自制)するという、
復讐を制限する律法なのです。


  2.復讐に関するイエスの教え

  「あなたの右の頬を打つような者には、左の頬も向けなさい。」
 
私たちはこういう御言葉を読みますと
こんなこと、とてもじゃないけど、自分には出来ない」 と思うでしょう。

しかし、これは自分で復讐することをやめて、神様に復讐をお任せするということです。
(復讐は神がなすことであり、私たちが自分で行なうべきことではない。)

これは、自分の心が復讐心や怒りに支配されてしまっているということにまず気付かされ、神様に祈り、聖霊に私たちの心を支配していただくのです。
そうするとき、復讐をも神様にお任せすることができるようになります。

神様にお任せすることができたとき、
自分自身は復讐心や 「どうして私がこんな目にあわなければならないのか?」 という怒り からも解放され、心が平安になるのです。

そこからさらに発展して、私たちの心が聖霊に満たされるとき、
単に我慢するだけで終わらず、
自分に危害を与えた人のことを赦し、
さらに積極的にそんな相手をも愛することができるようになってきます。

自分に対して理不尽なことを行なう相手でさえも、神様は変えてくださることができる。
いつか神様が変えてくださると、そう信じて行くのです。
私たちは、そのときに、右の頬を打つ者に対して、
左の頬を差し出すことができるのです。

そしてそうしていくことは、相手にも、精神的な大きな衝撃を与えるのです。
それは愛の衝撃です。
相手も自分が行なったことに気づかされることでしょう。

(2009年 11月15日 上山田教会での礼拝説教より)
 

過去の説教は、こちら






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最終更新日  2009.11.17 22:50:58


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