カテゴリ:基本メンテ!
お待ちかね?のメンテナンス基本編第4弾 今回はボリュームいっぱいの駆動系メンテナンスしちゃいますっ! こちらのブログではCK44の特性上何度も駆動系の分解写真が出ていますが、「分解したことある人が分かる」と言うのを前提に話を進めていたため結構端折っている部分もあるかなーと思いました。そこで、自分がやっていることよりももっと一般的なウェイトローラの交換やドライブベルトの交換も盛り込んだほうがいいのかなと思いました。 ということで、思い立ったらやっちゃいますか! 今回はツバメの親子さんの車両をモデルにしてベルト交換やウェイトローラーの交換を紹介したいと思います。ツバメさん毎度の協力サンクス!
では 作戦開始! レシピ~用意する工具等~
白丸印→+ネジ 赤丸印→クリップです 印のついている部分を全て外します。 なお、クリップは真ん中を先のとがったもので押し込むと引っ込むので、引っ込んだら-ドライバ等でめくるように取り出します。
アンダーカウルを外すにあたり2箇所の爪を外します。
アンダーカウルが外れましたらプーリーケースのボルトを外していきます。
次はケースの大きなカバーを外します。印の2箇所です。
次は金属カバーを外すのですが、その前にスピードセンサーの配線を固定するタイラップを外します。 タイラップは赤丸の3箇所あります。
ケースの下側につかむ所がありますので手を引っ掛けながらプラハン等でコンコンと叩いていくとケースの外側が外れます。
御開帳~ケースを開けると良く見る写真になります(笑 前側も後ろ側も24ミリのナットで留まっています。
クラッチ側もホルダーで取り外せます。
クラッチのハウジングを外した状態です。クラッチAssyを外すにはスズキの特殊工具または54ミリのソケットが必要です。 ツバメさんのクラッチはいい感じであたりが出ているようです。これで走行距離は約3000km。私のクラッチと比べてもシューが良く食いつき出足が鋭いです。ウラヤマシス
プーリーのウェイトローラーを交換します。
ランププレートを外すとウェイトローラーが出てきます。 今回はH設計さんのプーリーを入れたので、25g*4 23g*4の設定にしています。
戻しの作業に入ります。クラッチ側にある程度ベルトを納めておかないといけないのでクラッチを広げてベルトを納めます。
ケースにクラッチ・プーリーを収めた所です。それぞれプーリーフェイス・クラッチハウジングを入れてネジを締めこんでいくのですが、ベルトを噛み込んでナットを締めないよう気をつけながら収めてください。
ナットを締めこんでいきます。プーリー側から締めこんで行きます。
ナットを締め込んでいる様子です。 押しこむ8上方向に力をかける2くらいの感じです。
クラッチ側も同様に垂直にソケットが当たる様手を添えて締め込みます。 最後にカバーを閉じる前にベルトの噛み込みがないか確認するためにエンジンを掛け、ベルトがクラッチの最外周に出てくるまで確認しましょう。
最後の難関ケース入れです。金属製のガスケットのため落ち着きが無くすぐ外れて落ちてしまいます。 この後樹脂のケースを収めサイドカウルを収めてゴムのフロアボードを入れて終了です。
ここでプチ裏技♪ シリコンスプレーはホームセンター等で¥300程度で売っていますし、比較的入手しやすいと思います。
作業は慣れれば30分程度で終わりますが、最初は確実にミスしないように確認しながらゆっくり行えば良いと思います。(2時間くらいを目安に) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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