|
|
|
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
kanazawayaの日記 [全265件]
『フセさん、呼吸法っていいらしいのよ!』 と、ある日久子さん(店長のお母さんだ。)が言いました。 何かあると、すぐバテてしまうフセを心配してくれたのでした。 『ゆっくり息を吸って、その倍くらい時間をかけて、ゆっくり吐くんですって』 『ゆっくり息を吐くとね・・・』 と、『これこれこうこう』と、説明してくれましたので、聞きながらやってみました。 すう~~~、ほ~~~~。 ![]() 『ちょっと、聞いてるの!?』 ・・・あくびしてると思われたらしい。 ![]() 早くて浅い息は、興奮状態とか、攻撃態勢の呼吸だそうです。 ウソかまことか、心拍数まで早くなるそうです。 それなので、落ち着きたい時は、深~い呼吸をするとよいようです。 旅先で眠れない晩などは、フセは、半うつ伏せ寝の状態で、 なが息(と言うのかな?)をしてみます。 身体をまげて半うつ伏せ寝をすると、深いところから息が吐けるようです。 (仰向けだと、スジがのびきった『気をつけ』の姿勢になってしまい、緊張がとけにくく、 深い息がしにくいようです) ![]() できるだけ長~く吸って、できるだけ長~く吐いて・・・ 一日あった色んなことが頭の中に蘇っても、とりあえず深~い呼吸に集中してみます。 自分の息の音に耳をすませていると、なれない場所でも眠りに入りやすくなります。 ちょっと寝れないな~、という晩があったら、試してみてくださいネ。 金澤屋@眠りへの入り方も色々! 最終更新日時 May 19, 2012 7:21:10 PM
金澤屋は、ただ今求人募集中です! 前々回をご覧になった方の中には『あれ??』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 うん、今雇われているスタッフはわたしフセとイシイのみで、 繁忙期をまえに、ともに働いてくれる方を求めています。 若い時分て、いろいろありますよね・・・ ***************************** 『習う』という漢字があります。 『習』という字は、鳥のひなが羽ばたいている姿だということです。 白いおなかを見せ、何度も羽をばたつかせ、羽ばたく練習をしているのです。 わたしも若かりし日、何度もなんども他人に迷惑をかけながら失敗をかさね、 大人になってまいりました。 鳥は、羽ばたかなければ生きてゆけないし(ニワトリとかは別で)、 人も、働かなければ生きて食べてゆくことができません。 何度くじけても、何度でも羽をばたつかせ、自分の飛び方で羽ばたいてほしいものです。 ![]() ***************************** そんなことを言う、やさしい先輩のいる職場でともに働く同志を求めております! 詳しくは、金澤屋HPをご覧下さ~い! 金澤屋は会いウォンチュー。 最終更新日時 April 23, 2012 7:13:26 PM
綿布団は、『打返し』ができます。 綿布団は、何年も使っていると、中の綿が体の重みで、圧縮されて、 のされてきます。 そこで、綿を取り出し、ケンザンのような機械にかけてほぐし、新しい側生地に入れて仕立て直すわけです。 これが『打返し』。 ただ正直なところ、『打返し』は永遠にできるわけではありません。 長年使っていると、綿のパワーも落ちてしまっていたりします。 また、綿は、羊毛に比べ湿気を放出する力が弱いため、冬は冷たく重く、夏は湿気をこもらせてしまったり・・・ということも、あったりするので、新品の羊毛100%の敷布団のほうが、機能面を考えれば、その方がよかったりもします。 でもでも、打ち返しって、それだけじゃないなあと、よく思います。 『お母さんが嫁入りのときに作ってくれたものだから・・・』 『就職のときに用意してくれたもので・・・』 と、お持ちになる方が多いです。 かくいう私も、かつて上京するとき、母が嫁入りの時に携えてきた敷き布団を、私の好きな文様の生地を選んで打返し、持たせてくれました。 ですから布団自体は、もう40年以上前のものです。 今は私は金澤屋で自分で買った馬毛入りの敷布団で寝ています。 でもでも、母が持たせてくれた敷き布団は今でも宝物なのです。 機能ではなく、理屈ではなく、打ち返しは大切な思いを、ふっくらよみがえらせる仕事な気がします。 ![]() 大切にされていた布団て、見ればなんとなくわかります。 『押入れがいっぱいなんだけど捨てられない~』 という方もいらっしゃいます。 そんな場合は長座布団や座布団に作り直すこともできます。 大切な記憶のやどるものだから、でも機能面を考えたり、 それぞれのおうちの事情があったり、どのような形でよみがえらせるのがいちばんなのか・・・ じつは、打ち返しの承りって、瞬時に一生懸命かんがえます。 打返しができる布団屋も、もう少なくなってきているので、注文自体は多いです。 押入れに眠っている布団をよみがらせたい場合は、よければ一度ご相談くださ~い。 金澤屋@布団屋魂! 最終更新日時 April 01, 2012 6:59:32 PM
お正月にご来店頂いたお客様の中には、お気づきの方もいらっしゃたようです。 初売りの店内で、見慣れぬ女の子が『見習い』の札をつけて仕事をしておりました。 『あの子、誰!?』 『あ~、これはイシイさんが嫁に行くか、 フセさんが独立して出てくんだと思った!』 フフフ色々憶測をよんだようです。 (ちなみにフセが嫁に行くという選択肢は初めからないようです) おかげさまで、単純に忙しいので、スタッフが増えるのです。 去年のクリスマスツリーにイシイさんと 『手下がほしいです』とサンタさん宛ての願をかけたからでしょうか。 サンタさん、かなえてくれたようです。 なんと新卒のぴちぴちです。 ええ・・・?ウチでほんとにいいの??と、老婆心ながら心配しておりますが・・・ イヤ働きやすいところではありますけれど・・・ その、新人さん『イマイさん』がお正月に手伝いに来てくれたとき、2階のスタッフルーム(というか台所?というか番頭の京さんの居住空間??)で、お昼を食べ、帰って来ました。 そして午後、働きながら言うではありませんか 『あの、もうひとりの番頭さんは?』 イシイさんと顔を見合わせました。 もうひとりの番頭さん?_? 『カッチャンて呼ばれてた人が2階でご飯食べてたんですけど・・・』 ああ、あの人は・・・ ![]() これしきでびっくりしてたら、金澤屋のスタッフはつとまらないゾ。 ありえないことが日常の店。それが金澤屋だ。 イシイさんは後で、『見えちゃいけない人が見えてたのかとドキドキしちゃいました・・・』 それも面白い・・・ ちなみに、タイトルになぜ『3』がつくかというと、数年前イシイさんが来る前、 このタイトルで新人さん募集をし、夢破れ、イシイさんが来たときに改めて『2』を(確か)作ったからです。 イマイさん、4月3日から登場の予定です。 みなさん、よろしくお願いしま~す! 金澤屋@『4』や『5』もそのうち書けるとといいナ! 最終更新日時 March 30, 2012 7:04:23 PM
7時を過ぎて、後片付けをしながら『もののけ姫』のうたを 口ずさんでいたら、店長が言いました。 『なんでみんな歌うんだあ!!』 ・・・いいじゃないスか。べつに。 そういえば、うちの店の人はよく歌っています。 ゆう子さんは第九合唱団に入ってるくらい歌好きだし、 久子さんもよく歌ってる。 京さんなんか、自分でメロディ作ってうたってる。 (イシイさんは、そういえば歌ってない) ![]() 『就業時間過ぎたんだから、好きにさせてもらいますよ』 『就業時間中だって歌ってるじゃねーか』 ああ、それは・・・労働歌ですね。 花に鳴くうぐひす 水に住むかはづの声を聞けば 生きとし生けるもの いづれか歌をよまざりける(古今和歌集・序) そうそう、日本人て、きっとそういうものだ。 宿命と観念してください。 金澤屋@歌う布団屋! 最終更新日時 March 17, 2012 6:49:06 PM
17日、営業終了後に『ジョウモウ大学』の授業が金澤屋でおこなわれました。 『ジョウモウ大学』には、キャンパスがありません。 時にはお寺、時には神社、街のショップやカフェ、公民館、駅・・・ と、街のいたるところに『学び舎』が出現し、教えたい人・教わりたい人が 集まる場なのだそうです。 今回は、『眠室(ねむろ)のある老舗寝具店で、眠りについて考える』! 16名の定員に対し2倍の応募があったそうです。 ありがたいことです。 ![]() おひなさまが見守ります。 ![]() 熱く語っています。 ひとはなぜ眠るのか?? 寝具店である、われわれの使命とは何か?? われわれは世間一般の考える『布団屋』ではない、 『ナントカ屋』をめざしたい みなさん授業が終わってうちが『ナニ屋』であると感じたか、 感想をお聞かせ下さい・・・ ![]() 生徒さんは、二組に分かれ、うち1組は 1階でまず羽毛の吹き込みを体験していただきました。 うちの羽毛はイシイさんが吹き込んでるんですよ。 どのマスにどれだけ入れるか・・・ イシイさんならではの考えで工夫しています。 生徒さんの指導も、工場長、さすがです。 ![]() ちなみにここではクッションを作っていただいてます。 羽毛がついちゃうので、生徒さんには 金澤屋オリジナルジャンパーを着てもらっています。(フセ手書き) ![]() 吹き込まれる羽毛です。 ![]() さらに、羽毛布団は中身も大切なんですが、 どんな生地を使っているかによって、天地ほどの差がでるんですよ・・・ とイシイさんの説明です。 そう、羽毛布団はゴワっとした生地のものをよく見かけますが、 羽毛が吹き出さないようプレスし樹脂をかけたりして、 通気性が犠牲になってしまっているので、 かけて湿気がこもり、暑くなってしまったり汗で体をぬらしたり・・・ 肌ぞいが悪く中々暖まらなかったり・・・ 思い当たる方は、金澤屋までお越し下さい。 ![]() 2階ではわたくし・フセ。 何をしているかと言えば、敷き布団など、体の下に敷く部分がどんなに大切か、実感してもらうため とりあえず板の間に寝てもらいました。 やっぱり痛いですよね。冷たいし。 みなさん、この感覚、覚えておいてください。 ![]() これは木のマットレス。 スノコ状になっていて、その下を天然ゴムクッションで支えています。 ![]() 寝てみると、床と同じく素材は木なのに、痛さを感じません。 体のラインの頂点の、一点一点に体重が集中してくれば、それは痛いですけど、 体全体を、点ではなく広い『面』で包み込むように支えれば、寝ているあいだの体は グンと楽になるのです。 ![]() さらに、ひとりひとりの体に合わせた受け止め方を、作っていきます。 これをみなさんにやってもらいました。 そしてベース部分を作り、その人その人の好きな感触や、体質、生活スタイルにあった トップマットレスを考えてゆきます・・・ これは代表的なものなのですけど、お客様からご相談を受けるとき、 『何が本当に必要なのか??』を私は考えます。 『予算が・・・』という場合、あまり高いものをおすすめするのもナンですし、 『冷えがひどい』『起きて疲れる』『スペースを重視したい』『ホコリがだめ!』『睡眠が不規則』 『体が大きくて足がはみ出る』『子どもと寝るのには』・・・相談内容は無限です。 聞き取れるだけ、聞き取り、感じ取れるだけ感じ、 どのマットレス・・・片付けられるもの・そうでないもの、どの敷き布団、どんなわた、どんな生地?? 汗をどのように吸うもの?? 肌に直接触れるシーツは、どんな織り、どんな素材、どんな糸?? その方が毎日暮らす中で、何がほんとうに『一番』か?? 一生懸命考えて、その方にとって一番の体と心を休める場所を作れたら、 それはほんと楽しいし、うれしいのです。 *************************************** 私もつい熱くなりました。 さて、一階ではゆう子さんがフル稼働。 ![]() クッションの口縫いです。羽毛が詰められたそばから入れ口を閉じてゆきます。 時間に限りがある中で、何個も縫ってゆくのは汗かきます。 ![]() 最後は宴。 店長、宴が好きです。 お酒が好きです。 初めていらした方が多いのに、たくさんの方に遅くまで残って、語り合っていただきました。 フセは電車がなくなってしまうので先に失礼させていただいたのですが、 最後の方は店長とともに2時半までいらしたそうで、、、 今回の授業はジョウモウ大学さんの企画ですが、 わたくし金澤屋スタッフ・フセ個人としても 『授業』という形でどのようにお伝えするか?? など、色々学ばせていただき、多く気づくこともあり、 よい機会をいただいたと思います。 ありがとうございます。 金澤屋での授業はこんな感じです。 さて、みなさまウチは『ナニ屋』とお感じになったでしょうか?? よければご意見お聞かせくださいませ。 金澤屋@毎日が勉強で~す 最終更新日時 March 04, 2012 6:49:25 PM
予定より3時間くらい遅れて鶴岡駅に到着すると、 その日宿泊をお願いしていた、農家民宿のおじさんが 心配して迎えに来てくれていました。 バスも本数がないし、ほんと助かります! 黒川能は、一般の民家に舞台をしつらえて演じるのだそうで、 広さの問題もあって、よそから見に来る人は抽選でしぼられるのです。 私は抽選落ちしたのですが、あつかましくも 『行ってみたらどうにかなる?』 と、とりあえず見つけた、農家民宿さんに宿泊をお願いしたところ、 『うちに招待状がきているから』と、 運転つきでナビゲートしてくれるとのことです。 なんという幸運。 運転しながらおじさんが言いました。 『黒川に能があるかぎり、黒川の農は滅びないと言われとるのです』 『へ~』?_? 『それにしても、こんな天気めったにねェんだけど』 S村でも、そんな台詞聞いたような・・・ さて、当屋に到着。 舞台を取り囲む巨大なろうそくに灯が点されると、 4~5歳の男の子の舞からはじまります。 『左青龍 右白虎 前朱雀 後玄武の地なり・・・』(ホー、ホー)<←鼓の人の声> なが~く難しい言葉とともに、20分くらいの舞を、たった一人でつとめます。 みんなハラハラ見守り、舞の節目節目で会場中、拍手大喝采です。 まして、その子の、お父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんは、 涙なくして見られないそうです。 それから白い装束の『翁(黒川では『所仏則翁‐ところぶっそくのおきな‐』)』、 『難波』、蓮くんくらいの男の子が、女神の舞を舞います。 ![]() 長い袖がひるがえって、颯爽としていて愛らしくて、本物の天女のようです。 それから、『王仁(わに)』という強い神霊の舞を、若いお兄さんが爽快に舞います。 『素敵ね~』 最初に舞を舞った、4歳くらいの男の子が、うっとりしながらそう言い、 ハッとしました。 この村、子どもが多い・・・ 能なのに、子供がたくさん来ている。 若者も多い。 舞台を見やると、王仁を舞う若者を、地謡(バックコーラス)のおじさんたちが、 心配そうに、頼もしそうに、愛しそうに見守っています 『黒川に能があるかぎり、黒川の農は滅びない』・・・ そういうことか。 お兄さん達がかっこいいから、子どもから『やりたい』って言うのだそうです。 『でも中央に行って能楽師になりたいとは言わない、 ここで能をやりたいって、言うのです』 と、ナビゲーターのおじさんが教えてくれました。 山村など旅すると、まず若い人の姿をみません。 でも、ここには能があった。 農を見守る、神様を祀る、そのための能を受け継いでゆく、 何百年にもわたって先輩から後輩へ、 この地に生きてきた先祖からの宝物を、 誇りとともに伝承したいと思える、 そんなものが、ここにはあったから・・・ 少子化の影響をうけて、神事の形も変わりつつあるとは、聞いていますが、 でも、日本の将来のヒントが、ここにある気がしました。 *************** さて、一転、外は暴風雪。 ジェット機の音かと思っていたら、それは雪の音。 『どんどんひどくなるから、危険だし帰ろう!』 おじさんの言葉に当屋を後にしました。 ![]() 右も左も上も下も、白・白・白・白・・・時々、闇。 30センチ先さえ見えない。 方向の感覚もわからない。 雪って、、、こわいんだ・・・ ここでは、これが日常なのか。 自分の世界の狭さを体で思い知りました。 おじさんいなかったら、遭難してたかも・・・ 翌日は、電車がまったく動かず、高速バスも乗れず、 すいません、 店に帰れませんでした・・・ 関東に帰れば、雪はまったくなく、どっちが現実かわからず、 しばらく放心状態でした。(どっちも現実なんだけど) 腹立つようなことがあっても、 『いいじゃん!雪ないんだから、これくらいのこと!!』 と、感情の基準が雪になり、日常のささいなことにも 寛大になった気がしたフセでした。 金澤屋@春よ、来い! 最終更新日時 February 20, 2012 7:58:49 PM |一覧| |