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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:アニメ
京四郎と永遠の空 脳内王子様への独り言が多すぎるヒロインと、超ブラコンのイケメン女たらしに感情移入できないまま、何とか観続けている本作。今回、京四郎の行動理念が明らかにされた訳だが正直「京四郎ってひどい奴だな」という感想しか抱けなかった。涙を流し、「何て悲しい人なの!きっと心に傷を負っているんだ!せめて私が傍にいてあげなきゃ!」と、良い方向に解釈してしまう空の心理は理解不能だった。要するに恋は盲目ということでしょうか。とにかくメインキャラに感情移入できないため、出来の悪い人形劇を一歩引いた所から観ているような疎外感と、言い様の無い気持ち悪さを感じる。ホモ臭がプンプンする京四郎の人物描写もそれに拍車をかけている。やっぱり視聴対象に男は入っていないのかもな。 「京四郎のような酷い男に次々とひっかかって利用される女達、それを見て見限る空」というストーリーにするつもりなのだとしたら、今の所その試みは成功していると言える(笑)。一貫して京四郎を嫌いになるような描写ばかりしているからなぁ。はっ!ひょっとしてそれが介錯の狙いなのか!?「そんなひどい男さえ空の包容力で包み込んでしまう」という展開にするつもりなのかもしれない。それとも世の女性視聴者は「クールで冷徹で頑なで兄ラブな所が可愛い!京四郎萌え!」とか思っていたりするのだろうか。…思っていそうだなぁ。 前回たるろっての襲撃により地下深く落下していった京四郎と空。とりあえずどこを打ったのかも分からない怪我人を引きずるのはまずいんじゃないか(笑)。どうやら腕の傷が開いてしまったようで、大量に出血している京四郎。自らのスカートを破いて応急処置に努める空は良い娘だ。割と冷静だし、自分で言っているほどダメな娘ではないな。しかし、観ている方は空の太股が気になって気になって仕方が無いのであった(笑)。 目を覚ます京四郎。空に兄のことを聞かれて眉を潜めるが、やがて自分が何のために戦っているのかを語り始めるのだった。この辺の空は、ひたすら電波な発言をしていて、もの凄く痛かった。自分の妄想と現実を混同して話すなよ(笑)。多分京四郎は引いていたと思うぞ。 十年前の実験が失敗して大爆発、の絵がまんまエヴァンゲリオンで爆笑した。あの「光の羽」はやばいだろう。パロディのつもりなのか。 空の元に現れたソウジロウ。何と彼は京四郎の兄であった。うーむ、似てない(笑)。名前に数字を入れる場合普通は生まれた順に入れるものだから、長男・一也、次男・総二郎、四男・京四郎で、間にもう一人兄がいるのかな。姉の可能性もあるけど。てか、公式HPみたらワルキューのパートナーがそれっぽい。髪、赤いし。 ソウジロウと対立する京四郎。京四郎は、カズヤが死んだ原因となった絶対天使が許せないと言う。また、その存在に懸念を表していた兄の遺志を継ぎ、全ての絶対天使を滅ぼすことを宣言する。つまりせつなは都合が良いから利用しているだけなんだね。自分に対する恋心を最大限活用して。何て酷い奴だ。そして空は人が良過ぎ。 京四郎のキャラクターが中途半端に「女性の理想像」なので、どうにも乗り切れない。「目的の為なら手段を選ばない」キャラにしたいのなら「奏光のストレイン」のラルフ兄さんを見習って欲しい。絶対天使を滅ぼすためにミカの愛人を全員虐殺、ヒミコを人質に取ってかおんを殺す…とか(あるいはヒミコを得意の寝技で篭絡)。 あと、京四郎だって男なんだから、露になった空の太股を凝視してしまうとか、赤面して目を逸らす位の描写はして欲しかった。堂々と上半身裸でいるのもちょっと変。あれじゃ、そもそも女に興味がないか、空を女とは見ていないことになるぞ。女慣れしているから平気なんだ、という解釈もできるけど、それでも視線が行ってしまうのが普通だと思う。女性の夢を壊して悪いけど男はどんなイケメンでもエロいのです(笑)。胸とお尻と太股が大好きなのです。男同士で喋ってる時は下ネタ連発なのです。京四郎だってエロ本とエロビデオは持っているはずなのです(笑)。いくらモテてるとしても、それらは別次元の問題だからね。 とりあえず、たるろってとソウジロウが無事結ばれるまでは観てみようと思う艦長セリオでした。 <<以下のblogの感想を読みました&トラックバックを送信しました>>
>兄への思いが,いまは怒りに変わっている京四郎. こういう文章が書けるようになりたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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