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2007.02.15
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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:奏光のストレイン

奏光のストレイン
第13話「ラスト・ワルツ」(最終回)

時間と空間を又に駆けた、兄妹による死闘を描いた本作も遂に最終回。リベルタッドの仲間が見守る中、ラルフとセーラは最後の決着をつけるために激突する。初めの戦闘シーンは、宇宙空間らしく三次元な戦いが多くて良かったが、肝心のセーラとラルフのシーンが、正面から斬りあうという二次元的な描写ばかりだったのが残念。まあ、亜高速機動を行うストレイン同士の戦闘において、飛び道具は意味をなさないということなんだろうけれど。銃やアンカーで牽制してから斬り込むシーンは格好良かったので、もう少し縦横無尽に動いて欲しかった。

冒頭、幼い頃のセーラが可愛すぎる。雪の中、頬を紅潮させながら兄の帰りを待つセーラの息遣いがエロっぽくて、思わず悶えそうになった(笑)。川澄の破壊力は凄いぜ!

戦闘を繰り広げるリベルタッド。ギャンビー隊も生き残っていて良かった良かった。例のいじめっ娘も生きているみたいだし。マーサとアーミィが危機に陥るも、パーツを強引に切り離すことで何とか有爆を回避。あとは引き継ぐから動ける内に帰還しろ、というジェッシィが頼もしいなぁ。さすがナンバー2ということか。セーラとラルフもひとまず仕切り直し。溢れたマーキュリオンを補充するため、一時帰還することとなった。

ロッティを初め、マーサ・アーミィ・ディコンもセーラに対する気持ちは吹っ切れたようで、暖かい言葉をかけてくれる。いやしかし、ディコンと話すシーンはもの凄くハラハラしてしまった。問題は、最後の最後でどうでもいいキャラ扱いになってしまったラヴィニア!あんなにセーラに迫ってたのに!セーラが最終決着に赴く前に激励する面々だけど、この局面でラヴィニアはまだ戦闘中だよ!投げキッスで送り出すのは実に彼女らしくて良かったけれど。

サンドイッチを作ってセーラを待っていたロッティ。焦りまくって妙な自己完結をしているのが可愛らしい。しかし、随分慎重に皿を置いていたけれど、お前は皿の設置位置を試行錯誤していたのか?(笑)そのサンドイッチを食べてみると、何と激マズ!(笑)顔を真っ赤にしてカタカタ震えるセーラが可愛いなぁ。SEもコミカルだし、まさかストレインでこういう表現がみられるとは思わなかったよ。さすがエミリィは宇宙人らしく、地球人とは味覚が全く違うんだね。

二人の出会いを振り返るロッティとセーラ。エミリィを起こさないように小声で言い合うのが面白かった。にしても、タイミングといいテンポといい、今回はゆかなの喋りが絶妙だったなぁ。「死んでも、生きろ根性女」という言葉に「はい。女王様」と返すセーラの声が胸に響いた。セーラの静かで優しげな声音から、「二人の心がやっと通じ合った」というのが感じ取れてちょっと感動してしまったよ。

再度激突するセーラとラルフ。二人の主張はどこまでもすれ違う。もうラルフは今更引き返そうにも引き返せないんだよなぁ。あまりにも人を殺しすぎた。ここにきてセディやコリンの名前が出たことに感動。ちゃんと忘れていなかったよ、スタッフ(笑)。仲間を巻き込まないようにするため、亜高速空間に突入するセーラ。こ、これはまさか「トップをねらえ!」のオカエリナサイオチか!?と思い、切なくなった。「ごめんキミコ!もう会えない!」というノリコの台詞はいま思い出しても涙が出そうになるしなぁ。

最後の最後で正気を取り戻したラルフ。突き刺す瞬間無音になり、過去の映像がフラッシュバックする演出が素晴らしかった。そういえばラルフとセーラが持っていた、対になるペンダントなんてあったなぁ。セーラのはイジメで捨てられたんだっけ。こういう重要なアイテムを最後まできちんとフォロー出来ていなかったのが残念だ。私自身、ラルフのペンダントが何故アップになるのかしばらく分からなかったし。あと、「ダンス」も重要なファクターだったと思うんだが、結局カリスとの関係で使われただけなんだよなぁ。折角ラストのサブタイトルに持ってきたのに勿体無い。もう一つはセーラの「絵」という趣味。ラルフが人類への復讐を誓った後も、常に持ち続けていたセーラの絵。これが燃える映像が、ラルフの決別を意味していたのは良かったけれど。あとあと、ラルフが何で血を吐いていたのか最後まで不明だったのも引っかかる。病に冒されていることに何か意味があったのか。いや、メドロックが逃げる助けにはなったけど(笑)。

惑星に落ちたセーラ。海上を飛び石のように跳ねて滑走する描写が上手い。しかし、まさかここからエンディングの映像に繋がるとは!やっとエンディングの意味が分かったよ。一昔前のアニメEDとか思ってゴメンナサイ(笑)。

亜高速飛行を続けたため、客観時間にして百年ほど経ってしまった。ああ、もうロッティ達には会えないのか…と切なくなっていたので、迎えに来た時はびっくりしてしまった。よく考えたら向こうだって亜高速飛行出来るんだから追跡も可能なのか。てっきりラストでエミリィのバクスターゲート解放→帰還とかなるのかと思っていた。あるいは、落ちた所がエミリィ星だった、とか(笑)。とりあえず、ショートにしてビシッと決めているジェッシィが胸キュンだった。

<<総評>>

これほどワクワクしながら毎週見られたアニメも久しぶりであった。キャラデザの垢抜けない感じが気になったものの、息をつかせぬ展開と予想外の方向に転がっていくストーリー、エンターテイメント性溢れる設定、躊躇無くキャラクターを殺していく思い切りの良さと多少の萌え、と全話通して飽きずに見続けられた良作。特にエミリィ関係の謎が開示される辺りは、伏線が効いていたこともあり、快感ですらあった。巷に溢れるロボット物ではあるが、この作品は、リアルロボットアニメの代名詞・ガンダムの後継者になれる素養を持った作品であると言える(SEEDとかはもはやガンダムとは違う道を歩んでいて、後継者であるとは言えない)。是非また同じスタッフでロボット物を作って欲しい。次こそは二クールで。今度こそガンダムを越えられると思うから。

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Last updated  2007.02.15 16:42:08
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