艦長セリオのアニゲーブログ

京四郎と永遠の空
第11話「天使回廊」

作画はともかく、動画が息切れしまくりの本作。最終回前だというのにこんなんでいいのか、介錯。今回は、融合を果たした絶対天使側の事情と、カズヤと京四郎達の戦闘が描かれた。前回の「ひだまりスケッチ」ほどひどくはないのだが、ラスボス戦だというのに殆どが止め絵で進行。しかし、動いていなくてもいかに不自然に見せないか、という涙ぐましい努力の後が垣間見えたので、その点でちょっと感動した（笑）。ストーリーは相変わらずアレなんだけどね。

主人公だというのにヒロインの名前を連呼する位しか台詞が無い京四郎には笑ってしまった。ホント影の薄い主人公だなぁ。空を助けるのに何の役にも立ってないし。

一人一人と対話をしながら自分の中に取り込んでゆくワルテイシア。たるろってがソウジロウへのラブっぷりを全開にしてきたのには胸キュンだった。あーやっぱこの娘には幸せになって欲しい。そしてひたすら健気なせつな。「どこで間違っちゃったんだろう…」という台詞にはちょっとうるっとしてしまった。ワルテイシアの「人の心は足し算や引き算ではない」という台詞は真理だけども、せつなにかけるにはちょっと厳しいお言葉。まあ、その泣き顔も含めてエロ可愛いから良いんだけど。松岡由貴って元気系キャラばかりやっている印象が強かったんだけど、こういう乙女乙女したキャラも上手いですな。特に吐息がエロすぎ。

カズヤ+鋼鉄天使軍団と戦う京四郎達。ソウジロウに罵倒されて大興奮のカズヤには笑った。この人SなだけでなくM属性も持ち合わせていたのか！（笑）そして「ハレルーヤー！！」に大爆笑。この変態兄貴はどこまで笑わせてくれるんだ（笑）。

とにかく空を助けに行こうと螺旋階段を急ぐ京四郎。ここで少年漫画の王道「俺のことはいいから早く先へ行け！」発動。しかし、あんまり動いていないのと、鋼鉄天使の強さがいまいち描写されていないので余り緊迫感が無かった。ひみこの決意はぐっと来たけれど。

絶対天使大暴走。自らを破壊し、カズヤに攻撃を開始する。拒絶されて絶望的なカズヤの表情が面白かった。結局肝心の空が拒否したことで融合は失敗に終わってしまった。さて、来週は遂にカズヤと決着を付けるのか。もう空とかどうでもいいから、かおん×ひみことソウジロウ×たるろってのハッピーエンドを見せて欲しい艦長セリオでした。

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