小学生バレー「にわつかBVSSに見た」ビジネスとスポーツは同じ
ひさしぶりにバレーボールのことを書きます。小学生バレーボール能代交流大会が3/25・3/26と開催されました。ローカルな大会ですが、今年は県内外29チームの参加です。なかでも、私の目をひいたのが、福島県から参加の「にわつかバレーボールスポーツ少年団」ほぼ4年生主体、平均身長がまだまだ低い小さな小さなチームでしたが試合中、試合前後の指導者、子供達のあり方は大きな存在でした。はじめて見るチームでも、会場に朝入って、チームの練習をみていると、だいたいそのチームが分かります。私はステージ上でなにげに眺めていたのですが・・・「ん?・・・ここはちがう」と直感しました。結果も4年生ながらなんと1部リーグ、3位の立派な成績。来年は間違いなく全国出場レベルに達することが容易に想像されます。細かいことを言うとたくさんあるので何が違うのか?言いたいことにしぼってお話します。子供達がプレーや試合の流れを無意識レベルでイメージできているのです。練習時からそれは一貫しています。私もそのチームの主審を務めましたが、実に気持ちがいい。監督さんやコーチにひどく叱られながらもノルアドレナリンが異常に分泌してない。。。むしろドーパミン状態なのが分かります。よほど普段の生活から指導者ともにトレーニングしてないとこうはなりません。偶然では起こり得ないのです。子供たち一人一人が、その子たち独自にコート内でイメージした動きをしようとしています。もちろん、これは4年生レベルなので、ふだんの指導のなせる技ですがそれでも無意識にそうなれているチームはなかなかいそうでいないものです。先回の記事にも書きましたが、人間は、自分のイメージできないことはまったく実現できないのです。逆にイメージできるということは、限りなくそのイメージを実現する可能性が高まるのです。簡単なことでも、それが出来ないから人はみな成功できないと嘆いています。ビジネスの世界でもそうでないでしょうか?ビジョンとはイメージをカラーで描けるかどうか?に関わってきます。イメージできないのに、今何をするべきかなど見えてくるはずもありません。逆にイメージできれば、逆算してビジョンと現実をどう戦略・戦術を練ったらよいのかが見えてきます。だから、限りなくイメージは無限の可能性をうむ原動力といっていいと思います。スポーツではフィジカルトレーナーはいても営業でも、マナーやスキルを教えようとする人はいてもなかなかイメージトレーニングを具体的にしてくれるメンタルトレーナーさんはいません。その中で、にわつかチームの指導者と子供達に、それを実践している現実をみました。「にわつかバレーボール少年団」の指導者、子供達全員に心から、感動をありがとう!!