年金の移管
退職して1年。保留していた年金の処理の書類を提出したので、やっと各種手続きも終わりです。退職金をもらった時も感じたけれど、厚生年金も退職金も定年まで同じ会社に勤め上げるのが大前提。途中で抜けると大幅ダウンです。退職金は定年まで居ないと何故か0.5の係数が掛けられる仕組みで、半額に!勤続13年で結局1か月分のお給料にもならない。 企業年金は「確定給付」「確定拠出」の2本になっていました。「確定拠出」は退職後半年以内に処理の手続きが必要だったのですが、年金として運用(確定拠出・個人型へ移行)は断念して、一時金として受け取るしかありませんでした。運用するには登録金融機関に預かってもらうのですが、手数料が年間6,000円ほど取られるのです。手数料は金額に関係なく一定なようで、私の場合、約20万円の原資でしたので、手数料は年3%にあたります。つまり、運用で年103%以上のパフォーマンスが上げられないとマイナスなのです。今時それは、運用のプロでもキツイでしょ?仕方なく一時金で受け取ったので、個人的に運用するしかありません。 「確定給付」は退職後1年以内に処理の手続きが必要でした。選択は三つ。a.脱退一時金を受給するb.企業年金連合会へ移管 c.確定拠出・個人型へ移行結局、「b.企業年金連合会へ移管」しました。c.は「確定拠出」を「確定拠出・個人型」に移行していたら、そちらに纏められるってことです。企業年金連合会へ移管でも、手数料が引かれてしまいますが、年2.25%の運用で終身年金ですので、一時金を受け取って自分で運用するよりは良いのか?と。調べてみてもどちらがお得かイマイチ判らず、迷う迷う。手続きの期限が到来してしまいましたので、決めました。日本は終身雇用だとかって全体の5%の大企業の話で、今はそれさえも流動的なのに、つくづく、年金の制度って実情に合ってないと感じました。 日記記入率は現在5.1%消費税UP目前で追い抜かれそうです。予告の「瀬戸内海現代アートの旅 in 直島」はまたの機会に。(やっぱり・・・な予定調和)