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Sep 22, 2005
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カテゴリ:その他
  全学連が活躍した60年安保闘争以来、急遽採られた「愚民化政策」はここ
まで教育を退廃させていた。  ある文部官僚はこう嘯いたという「充分教育をつける必要のある層は我々中央にあって国を指揮する者、それに社会の上層部の子弟だけで充分、それは特別教育で補完すればいい」と!!!...
 
幼稚な教科書がバカを作る 恐るべき教育の現状を ある塾の教師は訴える

http://moura.jp/scoop-e/mgendai/back/200507/index.html
35年で学習内容は「半減」した!!

 日本の義務教育はすでに危機を通り越し、もはや壊滅的状況にあります。ことに、子どもたちの算数(数学)や理科に対する理解力=「理数力」の低下は目を覆うばかりです。それはなぜか。「ゆとり教育」という文部科学省(旧文部省)の誤った政策によって、本来子どもたちに教えるべきことが、教科書から次々と削除されてしまったからに他なりません。

 昭和42年当時の中学2~3年生が学んでいた化学反応式は全部で53ありました。それが、平成10年度の教科書では12に、さらに平成14年度の教科書ではわずか6つにまで減っているのです。


 昭和 52年の「ゆとり教育」への転換告示以来、平成元年、そして平成10年と、文科省は都合3度にわたる学習指導要領の改訂によって、理数系のみならずあらゆる教科の学習内容を削減、平易化してしまいました。平成14年からの教科書改訂の際に、いわゆる「教育内容の3割削減」という言葉が頻繁に用いられましたが、厳密にいえば、平成4年時の教科書改訂でも、それ以前の内容から3割程度が削減されています。このことは、ほとんど誰も知りません。つまり、学習する内容がもっとも多かった昭和45年ごろと比較すると、現在の教科書の学習内容は3割減どころか、平均で半分程度になってしまっているのです。

 平成4~5年以降に義務教育を受けた世代はピーク時の昭和 45年と比較して「約3割減」の内容の教科書、そして平成14年以降に義務教育を受けている世代は「約5割減」の教科書で学んでいることになり、さらに学力低下が進むと私は考えています。

 昭和 43年の教科書を100とした場合ですが、とくに思考力、記述力の養成に重要な文章問題、図形問題、証明問題が7~8割以上も削減されてしまっています。これはもはや「ゆとり」に名を借りた教育改悪です。

 中学校の地理(社会科の地理的分野)で学ぶ世界の国はわずか3ヵ国。アジアとヨーロッパから1ヵ国ずつとアメリカを学んで終わりです。英語も悲惨です。昔は中学3年間でだいたい500語の必須英単語を学習しましたが、現在ではわずか100語程度です。

 これだけ学力低下に直面した教育施策を長年続けながら、小・中学校の学力低下を否定してきた文部科学省の行政こそ、問題の根源なのです。

 私が資料として保存している昭和 33年の中学生数学の教科書には、複利法など、金利の計算法についての詳しい記述があります。それだけではありません。生命保険や所得税の計算、手形の解説から国家予算の内訳など、昔の中学生は数学の時間にこういった“生きた数字”についてしっかりと勉強していました。私はこういったことを教えることこそが、子どもたちの「生きる力」を涵養かんようしていくのではないかと思います

学力低下をより深刻に受け止め、学力向上に向け、教科書の内容充実、授業時間の確保、学力の客観的評価、教師の指導力向上など、あらゆる手段を同時進行で実行しなければ日本の将来はないと思います。


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上記 [森田実」 「阿修羅」を是非ご照覧あれ!!







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Last updated  Sep 22, 2005 06:55:33 AM


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