介護ヘルパーになったきっかけ
私がヘルパーになったのは、2000年の11月です。今からちょうど9年前になります。2000年と言うのは、介護保険法が施行された年でもあります。それまでは、学校を出てから事務職一筋で事務職以外は考えた事がなく当時も契約社員として校正の仕事をしていました。契約が切れる頃新しい仕事探しに職安へ行こうかと思っていた矢先同じ契約社員仲間の一人があっさりと次の仕事が決まったんです。当時は、今ほど不景気ではなかったもののそれでも40才に近い年齢では簡単に仕事が決まるような状況でもなく彼女にどうやって仕事を決めたのと聞くと「職安に行って申し込んで来たら、翌日に先方から連絡があった」との事。で、新たな勤務先が病院だと言うのです。病院と言う意外な言葉に?と思うと彼女は「ヘルパーと医療事務の資格」を持っていたのでした。医療事務は、若い頃に通信教育で勉強して挫折した経験があり名前は知っていたのですがヘルパーと言う名前は、生まれて初めて聞く名前でした。彼女が私より遥かに年下ならば「へえっっ」で終わっていたのかもしれません。ほとんど同年齢であっさりと仕事が決まった事で私は、資格があると言う事とヘルパーと言う仕事に関心を持つようになりました。家に帰り、早速ネットでいろいろ調べました。私が知らなかっただけで当時、介護保険法が施行されると言う事でヘルパーと言う名前もかなり世間には浸透していたんです。■ヘルパーとは、どういう仕事か■どこで、その資格が取れるのか■資格を取得した後は、仕事はあるのかいろいろ調べた結果自宅から通える距離範囲の中にその資格が取れるニ〇イ学館の支店がある事を知りそこでヘルパー講座を受講できる事が判りました。決め手となった理由は■自宅から通える範囲であること■資格取得後に、そこにヘルパーとして働ける職場があること■医療事務講座としての実績がある会社だから、つぶれる心配がないと考えたこと(私の家の近所の医療関係の学校が倒産して、裁判になっていたからです)しかし当時の私は、ずっと事務職だったことで事務職以外で仕事ができるのかどうかと言うすごい不安がありました。やはり慣れた事務職の方がいいのではないか?求人広告を見ると私の年齢(当時、41才でした)でもまだ事務の仕事はありました。でも、事務として特別なスキルがあるならともかく一般的な事務しかできないのならこの先辛い年齢だとも考えました。もし、事務を希望するならパソコンのスキルアップをしなければならない。そして将来性を考えると41才と言う年齢を考えると事務としては、どう考えても若くはない。。だけどヘルパーとしてなら若くはないけど年寄りでもない。そしてこの先の日本の高齢化社会を考えるとヘルパーと言う仕事は先細りがする仕事ではないだろうと考えました。どんなに美人でもどんなに金持ちでも生きている限り、一度は、年寄りになるのだから。それに生身の人間相手の仕事と言うのは大変だろうけど、やりがい、張り合い、生きがいがあるのではないかと。あーでもないこーでもないと考えた挙句ヘルパー講座の門を叩いたのです。とんとん。。。とんとん。。。。。ママはホームヘルパー