骨髄バンク私達夫婦は、平成13年に骨髄バンクに骨髄提供希望者として登録をしました。 いつ、「登録をしよう」と思ったのかはイマイチ覚えてません。 昔テレビの特集やドラマで見たものが心に残っていたのか、 ふと目に入ったポスターが忘れられなかったのか・・・・ とにかく、いつの間にか「骨髄バンクに登録しなくちゃ」と思うようになってました。 元来が怖がりな私は、脳死の時に臓器を提供する、とかって すっごく怖いし、死んでから体を切られるのって家族も悲しむかもしれない、 とか考えちゃって、今もそちらの決心はなかなかつかないんですが、 骨髄液って、献血なんかと同じように 自分が元気な時に必要な人に分けてあげられる、数少ないもの、って思うんです。 ちょっと痛い思いをするかもしれません。 でも、そのちょっとの痛い思いで、助かる命があるかもしれない。 そういう痛さだったら我慢できるかなー、って思いました。 現在、約2000人強の患者さんが 自分に合う型の骨髄液を待っておられます。 一方、提供希望登録者(ドナー)は約16万5千人余りいらっしゃいますが このHLA型が一致する確率は、 兄弟姉妹間で4人に1人、 他人(非血縁者)間では数百人から数万人に1人とまれなため、 骨髄移植を受けられない患者さんが少なくないそうです。 私も2年前に登録はしましたが、今のところ型が合ったという連絡はきません。 いかにHLA型が合うことが難しいことなのかが分かります。 一人でも多くの人が骨髄バンクに登録することによって 助かる命もまた多くなるでしょう。 もし少しでも興味を持たれた方は、 是非「日本骨髄バンク」のページをのぞいてみてください。 K吉の体験談はこちらへ |