カテゴリ:日常生活
朝日新聞の“ひととき”欄に 「母のイサン分け」 と題する愉快なエッセーを紹介します。 103歳で旅立った母の葬儀の後 弟が遺産分けをするという。 7人の子育てと農業に追われる日々 母に遺産などあるはずがないと思いつつ 親族が集まったところで 弟は居間に広げた『胃酸』を前に 「好きなだけ持って帰って」と笑った。 常備薬の胃酸が手元にたくさん ないと不安がる母のために 弟が買い込んでおいたものだという。 概略、こんな内容でした。 投稿したのは77歳のご婦人 うまいエッセーだと感心した。 お母さんの面倒を十分に看た弟さんの満足感 そのゆとりからくるユーモアのセンス 103歳での大往生はほとんど目出度い そして何よりも遺産の無いことの潔さ ないと知りつつ、一瞬でも期待した心の動き そんなことが行間にあふれる楽しい文章でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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