カテゴリ:読書
そんなニュースや記事に触れると 日本人の一人としていい気はしない この本は我々日本人が毎日口にする 米や麦、大豆、トウモロコシ あるいはその加工食品の安全性について 書いている 欧米で禁止になっている除草剤が 日本では野放しに売られている 同じく表示を義務付けられているものが 日本では規制の対象外になっているなど 何故そんなことになっているのかを 詳しく説明してくれる 帯にはこのように書いてある 有機栽培へと向かう世界の潮流に 日本だけが逆行している現状を 直視させられる ボクのような老人は 多少の毒物を食べても どうということはないが しかし若い人たちはそうはいかない 体内に蓄積された成分は子供に伝わり さらに孫へと引き継がれる 影響が出るのは何年か後のことになる かもしれないがそれがわかった時には もう手遅れで取り返しがつかない 「水俣病」や「四日市ぜんそく」 そして「イタイイタイ病」などの 公害がそうであったように! しかし、日本にも問題意識を持って 取り組んでいる人たちがいるという 心強い実態も紹介されている 読んでいて、レイチェル・カーソンの 「沈黙の春」を想起した 子育て中の若い世代の人達に 読んでもらいたい本である お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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