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備えるを考える☆防災・防犯・保険

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2011/08/21
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カテゴリ:保険
韓国では、過去に死者を伴う地震がほとんど起きていないそうです。

韓国での大地震は、新羅時代の779年に南東部の慶州一帯で起き、100人以上が死亡したとされる地震以外にはほとんどありません。

そうしたことから、地震を対象にした災害保険はありませんでした。

韓国の大手保険会社が取り扱う災害保険は「風水害保険」と呼ばれ、洪水、強風、豪雪など7種類の災害について被害を補償し、地震は対象外とされていました。

ところが、日本の東日本大震災によって防災意識が変化したそう。

大手の現代海上火災保険は、6月から同国初の地震災害保険「成功時代」の販売を開始しています。

この「成功時代」では、地震による建物の崩壊や火災の被害を補償します。

そして、なんとなんと、自家製キムチの損害なども保険の対象としているそうです。韓国らしいですね。

韓国の国民には「地震国ではない」との意識が強く、建物が耐震設計でないケースも多いそう。

一方、韓国気象庁によると、同国で観測されたマグニチュード2.5以上の地震は、2000年の29回から09年は60回に増加。昨年も42回を記録したそうです。

今年は6月までにM2以上の地震が30回を数えるとのこと。 
同庁は強い震度の地震が起きる可能性は低いとしつつも、7月からツイッターで地震情報の提供を開始しています。

保険の担当者は「最近、地震が増加傾向にあるため、関連商品を開発した」と話します。

国内では「地震安全国ではない」として災害への備えを強化するよう求める声も強まっているそうです。

韓国政府も「地震や津波を対象にした保険が必要」(金融監督院)として、保険業界を後押しています。現代海上火災だけでなく、業界全体に地震関連商品を販売する動きが広がり始めているそうです。





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Last updated  2011/08/21 07:37:14 PM
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