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ここのところ画料の格差を考えて油絵で具象絵画を描いていたけれど、昨日は久しぶりに抽象画2点を描きました。それは紫色三連作にしようと思った事もあったけど、結果的に連なっている線は無い抽象画です。
具象には具象の描く喜びがあり、抽象には抽象の描く喜び、面白みがあるもので、私なりに例えるなら・・・、 まず抽象はミステリーで謎めいている。 解る人は答えが解るけど、説明しないと解らないし、説明しても「え?!そんな!」と鑑賞者の方で納得や受け入れが出来ない事もある。 描いて発表している方は、なぞなぞを出して皆の不思議そうな顔を見るのが、ちょっとした「いたずら心」をくすぐって面白い訳だ。 具象はホームドラマとか恋愛ドラマみたいに現実に似た事があるような無いような?現実と微妙に違うこと、有り得ないことも含まれていたり、有るものが省略されてたり。 風景なら、美観を画家によって整えられて、余分な電柱とか木の枝とか移動されて構図がなされて、花を描くにしても実際買ってきて花瓶に刺した本数より見栄え良く多めに花瓶に入っているように描くとか、そんな風に実際と少し違う。 さらに写実になるとリアルだからドキュメンタリー・ノンフィクションに似ているかと。 謎解きや解説する必要はありません。「こうだったんです。」と再現するような感じに似ているかもしれません。プロジェクトX的な感動を呼ぶ。かなりの技術力・習熟が必要な分野。 画材による画料は、洋画の場合は油絵が一番ゴージャスって言われてます。 水彩画、スケッチは油絵に描く前の段階であることも関係してか、確かに同じ画家の同じモチーフの絵で比べると、パステル画・水彩画・スケッチの方が安くなっています。 もっとも水溶性絵具を使うからと言って、日本画は岩絵具や金箔・銀箔など画材が高価ですから、作品価格も高く成らざるを得ません。 それと、余談ですが、よく「こちらで有名な日本画家も世界では知られてないじゃないか」と批判される事がありますが、これは一部の人の見方によると、 「日本の芸術文化であるから、日本の画商が国内での流通と値段の底上げを支えて奮闘しているからだ。株式会社の買収劇見ていても解るように、海外資本やら他社に乗っ取られないように。」とか・・・。 逆に日本人現代美術家の作品(アメリカンアート・ポップアート)が、日本国内では、いつまでも安く見られなければならない理由が、そこら辺にあるのかもしれない、と思うのでした。 (経済学を専門的に学んだ事がない私なので、良く解りませんが。) あと、技巧を凝らしたり、手間隙かかっていそうな品物には価値を高く認める傾向があるかもしれませんね。 [絵画/制作について]カテゴリの最新記事│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |