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カテゴリ:映画・VIDEO
タイトルにまで付けちゃいましたが、正直言ってストーン監督のことを“腑抜け”に思ってしまいました。10/10に観に行った、WTCの感想です。
内容は・・yahooの映画の紹介からコピペ。 9.11同時多発テロの標的となったワールド・トレード・センターを舞台に、大惨事から奇跡的に生還した男の姿を描く実話を基にした感動ドラマ。監督は『アレキサンダー』のオリバー・ストーン。『ナショナル・トレジャー』のニコラス・ケイジと『クラッシュ』のマイケル・ペーニャが、ワールド・トレード・センターに閉じ込められた警官を演じる。生粋のニューヨーカーであるストーン監督がリアリティにこだわって撮り上げた迫力の映像と人間ドラマが見どころ。 人間ドラマが見どころ?!そうですか。まぁそう言われたらN・ケイジの家族ではなく、M・ぺーニャの奥さん、マギー・ギレンホールは悪くなかったし、その家族のドタバタは見ごたえあったかもしれません。 こういう、実話を基に作った映画なら、別にO・ストーン監督じゃなくても良かったでしょうし、もっと感動的な作品に撮れる監督がいるでしょう、きっと。 悪い映画だとは思いませんが、わざわざ9.11を扱っておきながら単なる救出劇に終わってしまっては、心に残らないんじゃないかって気になります。 しかも、救出が遅れたN・ケイジが「もうダメかも?!」って時に見る幻覚的な夢?が奥さんとキリストとダブるなんて、ちょっと“ザッツ・アメリカ”過ぎませんか?!え?どっちだっけ?ペーニャの幻覚? だけど、この事件(だなんて言葉が適当とは思いませんが)を風化させないために、こういう映画を作ったことは悪くないし、多くの人間ドラマがあってしかるべきなんだと思います。 それを、ワールド・トレード・センターというタイトルにしておきながら、ごく一部の家族だけのストーリーで終わっちゃっていいのかな、なんて思いました。一事が万事、こういう救出ではなかっただろうし、そこで仕事をしていた人たち、家族が奪われてしまった人たち・・WTCには、もっともっと多くの思いが詰まっていて、タイトルとしても適切ではなかったなぁ~と思います。 捻くれた見方かもしれませんが、どうも納得いかない、ありふれた感動作品・・でした。 ですが、ここで亡くなった方々のご冥福をお祈りしたいと思います。多くの人が、一瞬にして命を奪われたこの事件を、私は忘れないと思います。この事件のとき、私は一つの命を守ろうと必死だったのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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