2/13(日)にこの映画を観に行った時は、すでに1日1回の上映だったこともあり満席。立ち見で鑑賞しました。
予告から気になってましたが、クリスティン・スコット・トーマスの何気ない演技がとにかく冴えてて素晴らしかったし、妹役のエルザ・ジルベルスタインの、姉を慕って愛してきた気持ちがあふれつつ、戸惑いながらも何とか小さな頃の仲良かった時を取り戻したい!って想いが伝わってきました。反面、どうしてこんなことに・・って姉に対する不信感も、表現されてましたね。
ラストも、全てが収まったわけではないが、希望のある終わり方でした。
1ヶ月以上前のレビューを書くのは難しい。でも、この映画はすぐに書く事は出来なかったです。
自分の子供を手にかける母親・・自分の中で考えて咀嚼するのは難しいし、私にとってはどうだったろう・・と想わずには居られなかったから。 どうしても、ずるい映画だな・・って気持ちが生まれてしまいます。同じく・・病気で亡くした息子がいた自分の環境を思い出ださずにはいられない。その息子の、輝いたままの時間を心に刻むのか、何としてでも救おうと手を尽くしきるのか・・実際にこういうことに遭遇したからと言って、彼女のようにはできないでしょうしね。
罪を当然のこととして受け入れつつ、生きていく意味があるのか・・。そんな無常感の中で、どうやって生きていくのか・・本当に難しいことだけど、家族である妹の想いや、その子供の無邪気さの中で、ほんの少しずつ再生していく愛情を、静かに淡々と、描いてました。淡々としてるけど、見知らぬ男とベッドを共にしたり、保護監察官的な警官が自殺するなど、ずっと目が離せない映画でした。
温泉プールみたいなところで、姉妹が淡々と語り合ったり、周りの人の噂話をしてみたり、また妹の同僚の優しい眼差しに助けられて、彼女はきっと生きることに何か少しでも、前向きになっていくんだな・・そんな感じで終わりました。
でも、こういう映画はやっぱり難しく、辛いです。それでも観に行かずにはいられないのだけど。。
解説: 2009年英国アカデミー賞外国語映画賞受賞ほか世界各地で絶賛された、わが子を殺害した過去を持つ女性の愛と再生の物語。長い空白の後、初めて向き合うことになった姉と妹それぞれの心理と、二人を取り巻く人間模様を繊細に描き出す。監督は小説「灰色の魂」などで知られる作家で、刑務所で教員をしていた経験を持つフィリップ・クローデル。深い闇を抱えるヒロインの孤独な心情を体現した、主演のクリスティン・スコット・トーマスの熱演が光る。
あらすじ: わが子を殺害した理由を語ることなく15年の刑期を終えたジュリエット(クリスティン・スコット・トーマス)は、歳の離れた妹レア(エルザ・ジルベルスタイン)の家に身を寄せる。長い空白期間を経て再会した姉妹はぎこちなく、彼女はレアの夫や娘たちとも距離を置く。孤独の中に閉じこもるジュリエットだったが、献身的な妹や無邪気な姪と過ごすうちに自分の居場所を見いだしてゆく。
解説等はYahoo!からのコピペでした。