ワイン会と料理の報告(更新)/子供について/
今晩は、レ・セレブリテでワイン会でした。グランソムリエのH氏はお話が上手で面白く、いろんなことを教えてくれました。ありがとうございます。また行ってみたいと思わせる料理とサービスでした。料理はまず、穴子とオレンジソースのアミューズから。ワインはさっぱりとニュージーランドのソーヴィニヨン・ブラン(Wither Hills Sauvignon Blanc ’03)で始まりました。その次のワインはアルザスのピノグリ(Pinot Gris Rosenberg de Wettolsheim ’00 Barmes Buecher)です。ちょっと香りも飲み口も甘くて美味しい♪なのに後味はとてもサッパリです。料理は・・あわび、手長海老、帆立、きくらげ、シメジの入ったクリームソース煮、ターメリック風味で、コレはとっても美味しい♪ソースがカレー風でもあり、家庭料理でも応用できるワインの合わせ方だとグランソムリエが言ってました。ピノグリによく合ってましたがプティ・シラーなどのスパイシー系でも合う料理だなぁと思ったりもしました。次のワインがチリのシャルドネ(Rio Azul Chardonnay ’02 Jorge Coderch-Laroche)です。樽は効きすぎず、シャブリを感じさせるような造りです。まぁ万人向けワインですね。それにあわせた料理はキスのフライ(骨も揚げてるのがカリッとして美味)に魚のだしのコクが効いたスープがついてましたがそちらがなかなか美味い♪ 箸やすめにグラニテが出て、私的にはソーダ味がしました。ワインはまず、ボトルから直接注いでもらったモナストレル・・嗅いですぐ「あ、スパニッシュな香りだわ」と思いました。名前は・・Cline Mourvedre Ancient Vines ’02そしてメイン料理は骨付きイベリコ豚のグリル、マスタードソースです。ソースなんて必要なくて・・肉の旨みが甘くて美味しかった~^^だけどもちろん、ソースとアスパラなどの添え物野菜も美味♪この一皿は言うことなしです。モナストレルのワインは次にデキャンタージュした物を注いでもらったら・・!まぁ、なんと香りの華やかなこと!!同じワインでもこういう違いを楽しめるってのが醍醐味ですねっ!!その後のポートワインはロックフォールチーズとともに・・。いちおうクイズとなってて、ポートなんてろくに飲んだことない連れがクイズに正解!ワインオープナーをゲットしてました。そしてデザートにはコーヒーで。 このお皿のあとにワゴンデザートは食べ放題ですが・・少しだけいただいてお腹いっぱいです。あ、でもプチタルトのカスタードクリームは絶品でしたよ。とても楽しい会でその後、もう一杯と言うことになり、ラウンジに行って・・歌舞伎役者の片岡仁左衛門さんがいらっしゃってて・・握手しちゃいました*^^**-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*そういえば・・昨日、晩ご飯食べる前に近所のワイン屋さんワイン焼酎専門店 【Vin's Climats】に寄ってきました。今月HPを立ち上げたようで張り切ってました。そしてワイン、サンコム・プチセップ・シラーを試飲させてもらいました。飲みやすくて880円!!このお店の方は去年、サンコムの畑に訪れており、このワインはネットより安く販売されてる情熱的なお店なのです。 たまに遊びに寄らしてもらってるんですが・・今晩のワイン会を主催してくれてるんです。詳細はまた今晩の更新となりますが、有名ソムリエにサービスしていただけるので楽しみです。*-*-*-*-*-*-*子供が入院(転院)したのは大学病院です。車で直接行くなら30分かからない距離でしたが当時、(今も、ですが)車は親しか乗ってないし、通勤は難しかったのでとにかく移動も苦労しました。当時住んでたうちは最寄り駅から2,3分で、会社には電車1本で行けましたが、病院の最寄り駅はうちからも、会社からも乗り継いでいかなくてはなりませんでした。そして、お父さんの入院先は会社の近くだったので・・やはり帰りに顔出してましたし、お母さんも毎日両方の病院に見舞いに行ってましたから・・大変だったと思います。入院してまず、病気についての説明と、今後の治療についての説明を受けました。子供は「急性骨髄性白血病」ですから、化学療法だけでは治せず、骨髄移植が必要でした。それでもまず、化学療法による寛解導入療法を行って正常の白血球、赤血球、血小板が回復して、血球が正常値になる状態にするんです。この状態を保つために繰り返し、抗白血病剤を使用していかなくてはならず・・移植をしなければ正常の血液細胞が回復しても、体内には白血病細胞が残っているため、再発するのです。そこでまず、私たちのHLA(白血球のたんぱく質の型)を調べることになりました。調べてわかったことは、私と彼のHLAの型が重なったのもあり、子供と私は一つ違い(6つの型をあわせる必要がある)だったのですが、骨髄バンクに登録し、同じ型の人を探すことになりました。もちろん、私の弟や彼のお姉さんのHLA検査もしてもらいました。また・・検査代が高かったりします。で、私以上に会う人はいませんでした・・。そして骨髄バンクの調べは意外と・・というかなかなか見つからないんですね~、時間もかかるし・・。同じ型の人が見つかった時は入院して三ヶ月目でした。そこから2次検査、3次検査経ていざ、移植・・となるとまだまだ時間がかかり、いい状態を保っていられるか・・という不安があって・・さらに私のHLAの遺伝子タイピングを調べることになり、一致したわけです。そこで大きな決断が待ってました。私から移植するなら、子供がいい状態で、予定通りに進められます。でも、バンクの人はまだ検査があり、移植時期が遅くなる・・。他人で一致した人と、がいいのか、母親からがいいのか・・。とりあえず、今日はこの辺で。*-*-*-*-*-*-**-*-では、「レ・セレブリテ」でのワイン会に出かけてきます。 @15:20