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2005年12月22日
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カテゴリ:戦争映画
1988 アメリカ 監督:シリオ・H・サンチャゴ 
出演者:アンソニー・フィネッティ、ピーター・ネルソンほか
85分 カラー


 ベトナム戦における、ちょっと問題児の小隊長と無理矢理押しつけられた「ならず者部隊」が北ベトナム軍の大佐生け捕り作戦や、看護婦奪還作戦などの難作戦を遂行する、といったありきたりのストーリー。特にベトナム戦の史的背景があるわけでもなく、反戦メッセージが入っているわけでもなく、単なるアクションにちょびっとお色気(ヌード)の入った典型的B級映画の類。監督のサンチャゴは監督作品こそ多いが、見事なまでにB級映画ばかりというB級映画の申し子のような人物。当然の事ながら、役者もB級で知った顔はほとんどない。これぞB級といった醍醐味を楽しんで頂きたい。
 時期や部隊は明確ではないが、上官の付けている肩章はグリーンベレーのものである。小隊長はイタリア系の大尉で、集められた問題児達は二等兵、一等兵、伍長クラスの10数人程度。人種差別や宗教信仰、アウトローなどの問題を抱えながらも結束していくのだが、戦闘シーンや所持する武器などはほとんどいい加減。もちろん部下も死んでいくのだが、アクション映画特有の腰だめ連射で北ベトナム兵がバッタバッタ倒れるのは興ざめ。軍装もアクションも考証はほとんどされていないようだ。冒頭の敵兵器庫の爆破シーンで使うタイマー式爆薬は、本当にカラータイマーがついていて笑った。
 いくつかのミッションをクリアしていくのだが、その合間に売春宿に休暇に行ったり、看護婦との会話などヒューマン的な要素もあるのだが、とにかく人物描写が軽すぎて全くストーリーに重みがない。唯一北ベトナム軍の大佐だけがいい味出していて、恩義を忘れない良い奴だったりする。一番平和的だったのではないだろうか。女性のヌードは白人、ベトナム人共にあり。ただ、女性を絡める意味はほとんどないので、ただヌードを出したかっただけだろう。
 爆薬使用量はそこそこだが、お手軽映画だけあって兵器類は銃器以外はほとんどなし。ヒューイが時折登場するだけ。北ベトナム軍のトラックはそこそこ古そうな感じだったが。
 まあ、そもそも期待してはいけない映画の類。オープニングの草原を見え隠れしながら進軍する怪しい米兵の映像を見た時点で大体はわかりますが・・・・。

興奮度★★
沈痛度★
爽快度★★
感涙度★


(以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧下さい)
 米軍のロゼロ大尉はベトコンの潜む村を強襲し、敵弾薬庫の爆破に成功するも、ベトナム人村民及び米兵にも大きな損害を出す。上官はロゼロが功を焦りすぎていると非難し、もはや面倒を見きれないとし、落ちこぼればかりを集めた特殊部隊の指揮を命じる。
 特殊部隊にはボガード、黒人のジャクソン、クリスチャンのロード、リヒター、スターリン、マン、ホルト、ストラコスキー、ワット、ナバロなどの荒くれものや問題児が揃った。ロゼロ大尉は敵の砲撃からも逃げない強靱な精神力を見せつけ、部下の掌握を図る。
 最初の任務は北ベトナム軍のトラム・ウム・ビー大佐の生け捕り作戦となった。特殊部隊は大佐が定時に通る橋で待ちかまえるが、事前に察知され銃撃戦となる。何とか大佐の生け捕りに成功するが、部下を二人失ったうえ、部下の一人が大佐を刺してしまう。なんとかロゼロ大尉の制止で命は助かったが、大尉はまたしても上官から叱責を受ける。
 度重なる任務で疲労がたまったため、ロゼロ大尉は部下に休暇を与える。売春宿で馬鹿騒ぎをする中、海兵隊員と喧嘩となり、ロゼロ大尉もろともMPに逮捕される。
 北ベトナム軍は大佐を取り戻すために、米軍病院を急襲。大佐とともに米軍看護婦らを拉致してカンボジア国境に逃走する。
 米軍はロゼロ大尉の特殊部隊を追撃させる。途中で看護婦らが次々と殺害され、特殊部隊員にも死者が出る。北ベトナム軍はカンボジア国境を越境。上層部はカンボジア越境を認めないが、ロゼロ大尉は無視して看護婦の救出に向かう。
 先に単身で敵陣地に乗り込んだロゼロ大尉は捕らえられてしまう。北ベトナム軍の大佐は、先に命を助けてもらった恩義で、ロゼロの命を保証する代わりに特殊部隊の攻撃を中止するよう頼む。しかし、ロゼロ大尉は聞き入れず、特殊部隊員が北ベトナム軍陣地に突入する。多数の敵を撃破するも、次々に特殊部隊員が戦死する。ようやく二人の看護婦を連れて二名の隊員が脱出。続いてロゼロ大尉とスターリン伍長も脱出。残ったのはこれだけだった。救出に来たヒューイヘリに駆け込む6人だが、迫り来る北ベトナム軍にスターリン伍長は単身残って戦うのだった。 





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最終更新日  2005年12月22日 14時24分55秒
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