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2007年07月02日
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カテゴリ:戦争映画
ビデオ2002 タイ  監督:チャーレム・ウォンピム
出演者:ポンパット・ワチラバンジョン、ポンサック・ポンスワン、トサポール・シリウィワットほか
112分 カラー HEAVEN'S SEVEN


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 作品解説でベトナム戦争末期のタイとあったので、てっきり戦争映画かと思って視聴したが、思い切りコメディだった(笑)。タイトルからしてわかるが「七人の侍(1954日)」「荒野の七人(1960米)」のタイ版のようなもの。タイ的おちゃらけムードはやはり香港映画系のノリとなっており、非現実的でふざけた表現はとても戦争映画とは言えないが、まあそういうもんだと思ってみれば楽しめる。
 登場する人物は二丁拳銃の赤パン、殺人キックの鬼ムエタイ、ジェームス・ディーンみたいな男の子ジミー、ドツボ・ギャンブラーのイカサマ、失恋番長のロマンス、直撃マグナム弾の鉄拳、禁欲エロ坊主の和尚の7名に、ちょっと抜けた隊長、金の亡者社長タノン、その娘ムアイ、赤パンの娘サンゴアを加えた豪華版。物語の設定やシチュエーションはかなりいい加減だが、個性豊かな俳優の演技はなかなか楽しい。赤パンを除けば決して強い奴らではないし、悲喜こもごものそれぞれの人生背景もしっかりと描かれている。映画としては物語の展開もほどよくスピーディーで、無駄なシーンも少なく完成度は悪くない。
 敵役は何故かアメリカで、枯れ葉剤を使用とする悪玉アメリカに、反米デモのシーンも取り込まれており、タイにおける米軍の位置づけがなかなか難しいものであることがわかる。日本で言えば、沖縄のような感情なのだろうか。そのアメリカ軍の兵士の軍装や兵器はかなり変。変と言えば、タイ軍兵士の軍装もなんだか違和感があるのだが、このあたりは突っ込んではいけないのだろう。突っ込みたくなるけど(笑)。
 登場する兵器類としては、ヘリコプターではイロコイとチヌーク。どちらも実機が登場しており、タイ軍の所有機なのだろうか。戦車も一台登場し、よく覚えていないのだがM-41ウォーカー・ブルドッグだったような気がする。タイ王国陸軍のM-41は2006年のクーデター時にも活躍していたので記憶に新しい。

興奮度★★
沈痛度★
爽快度★★★
感涙度★


!(以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧下さい)
 二丁拳銃の赤パン、殺人キックの鬼ムエタイ、ジェームス・ディーンみたいな男の子ジミー、ドツボ・ギャンブラーのイカサマ、失恋番長のロマンス、直撃マグナム弾の鉄拳、禁欲エロ坊主の和尚の7名はかつての戦友であった。除隊後のベトナム戦争末期、イカサマは飲食店経営の社長タノンとの賭けでムエタイの戦いを行うが、かつての戦友ムエタイが勝ってしまったことから社長に半殺しされそうになる。しかし、タノンの娘ムアイはイカサマに熱を上げており、その計らいで命は助けて貰うが、アメリカ軍が密かに秘宝を国境に運んでいるとの情報を得たタノンはイカサマにその秘宝を奪ってくるよう命じる。
 イカサマはかつての戦友らを招集。個性豊かな連中にタノンはたじたじとなり、当初は秘宝の2割という約束が5割にまで引き上げられてしまう。そこで、タノンは7人を殺すよう6人組の殺し屋を雇う。
 アメリカ軍の輸送車を襲撃するにあたり、彼らはかつての隊長と出会う。隊長は秘密任務でアメリカ軍がナパーム弾を隠しているとの情報を調べていた。しかし、それを無視して進み、トラックを乗っ取ることに成功する。トラックを奪った見返りに金を要求するイカサマ達であったが、タノンは殺し屋に七人を殺すよう指示してあった。ちょっと間の抜けた殺し屋たちは銃を乱射して岩を崩し、トラックは洞窟の中に閉じこめられてしまう。洞窟の中で脱出法を探る七人だったが、そこにトラックの枯れ葉剤を奪還するために米軍の精鋭部隊がやってくる。殺し屋達は殺され、七人にも米軍が迫る。赤パンは米兵と一騎打ちで谷底に落下。残りの六人は隊長の助けもあってトラックで脱出に成功する。
 赤パンの娘サンゴアは父の死に涙しているが、そこにムアイが助けを求めにやってくる。父タノンが米軍に捕まり、街の人々を殺すと脅されているのだ。イカサマたちは米軍と戦うことを決意する。ムアイやサンゴアの助けを借り、米軍との激しい銃撃戦を繰り広げるが、劣勢になった六人のもとに赤パンが古めかしい大砲を持って現れる。赤パンは不死身だったのだ。さらに、トラックを吊ったヘリコプター上でも激しい格闘戦ののち戦いに勝利する。


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最終更新日  2007年07月02日 14時33分14秒
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