【CD】ニューヨークマラソン/守ってあげたい/少年メリケンサック/ねらわれた学園
DVD 少年メリケンサック は、こんな感じ
最近はこういうおじさん主役の映画が多いですね(笑)。宮藤監督ということで、面白そうなので観てきました。宮藤官九郎の作品はドラマでも弾けてて新鮮です。
本作はパンクバンドが25年ぶりに発掘されて、再結成するというもので、42歳から50歳のおじさんが主役です。とんがり頭をした佐藤浩市が格好いいかどうかは・・・ともかくとして(爆)、やっぱりおじさんに元気を与える映画でした。
あたしはバンドなどやったことはないのですが、昔情熱を傾けていたものをまた爆発させるというのは、おじさんにとっての最高の夢ですからね。今じゃあ丸くなって大人しいおじさんを舐めるなよといったところでしょうか(笑)。
ただ、おじさんパワー全開かというとそうでもなく、ちょっと寂しさや諦め感のようなものも漂っていて、完全燃焼とまではいきません。
ストーリーの組み立ては宮藤ワールド全開なのですが、進行そのもののはやや複雑で、一進一退を繰り返すようなもどかしさがあります。あたし個人的にはもっとすっきりとストレートにしてくれた方が面白かったのですが、それじゃあ余りに捻りがなさすぎるということなのでしょうか。
主役の宮崎あおいさんは、今まであまり興味なかったんですが、かわいいですねえ。おどけた表情が実にいい。ちょっと惚れました(笑)。おじさんバンドメンバーもなかなか個性的でよかったんですが、木村祐一だけはちょっと違うかなあという印象でした。ちょっといい子ぶっている感じがして、もっと壊れていてくれた方が面白かったかな。
あと、注文をつけるとすれば、おじさんバンド少年メリケンサックに起きるアクシデント的シーンが今一歩深みに欠けたかな。もっと視聴者に泡をふかせるぐらいのインパクトがあったほうが盛り上がったような。駄目バンドが復活するきかっけ付けもいま一つ良く分からず。したがって、ラストシーンに向けてちょっとだらだらした感じは否めず、ラストのオチも落ち具合が浅かったです。
まあ、単純に楽しめたので良しとしましょうか。★★★★です。