|
テーマ:PDAの選び方(421)
カテゴリ:モバイル
Kapperです。
先回のNetwalkerのオーバークロックカーネルの ネタの続きですが、「主にコンピューターについて」さんのブログにて 早急にカーネルにドライバ組み込み対応頂きましたので 早速テストしてみました。 対応、公開頂き誠に大変感謝です。 ●オーバークロックカーネル、変化点他 今回公開頂いたカーネルは前回のに無線LAN、VFATの モジュールをカーネルに組み込んで頂いたものとの事です。 これでカーネル組み込んだだけで同じ様に使えます。 やっぱりカーネルモジュールだったんですね。 VFATのからみがあったので気づきませんでしたw 導入方法は下記です。前回同様です。 $ wget -O zImage http://www3.ocn.ne.jp/~koxudaxi/zImage_902_05.bin $ sudo /usr/sbin/flash_eraseall /dev/mtd3 $ sudo /usr/sbin/nandwrite -p /dev/mtd3 zImage $ sync $ sync $ sync その後再起動してください。 本体の裏側がしっとり熱を持つ様になり、 ほかほか感を感じられる様になればOKですw x86程熱くなりませんのでそこはご愛嬌w もちろん自己責任で。 ●BOINCベンチマーク結果 BOINCのベンチマーク機能を使って測ってみました。 これはKapperの頭の中のベンチ値がBOINC一色の為ですw 以前の結果と比較してみます。 性能的に約13%のUPですね。 ・今回のオーバークロックカーネル測定データ BOINC Client Ver 6.2.18 arm Ubuntu Linux 9.0.4 ARM版 Number of CPUs: 1 92 floating point MIPS (Whetstone) per CPU 1422 integer MIPS (Dhrystone) per CPU ・以前に測ったノーマルカーネル測定データ。 BOINC Client Ver 6.2.18 arm Ubuntu Linux 9.0.4 ARM版 Number of CPUs: 1 80 floating point MIPS (Whetstone) per CPU 1258 integer MIPS (Dhrystone) per CPU 参考までにBOINC公開測定データが下です。 上のサイトより近いスペックの数字を拾ってきます。 大体整数演算がCeleron 2.2GHzとTM8800 1.6GHZの間でしょうか。 後もうちょっと性能がUPすればATOM N270に届く、、、 のは贅沢言い過ぎですね。現状で精一杯ですw ・CPU名、コア数、少数演算、整数演算 Atom330 @1.6GHz定格 on ubuntu 1 631 1878 Atom N270 2 682 1694 Intel AtomN270(1.6GHz) 2 662 1146 Efficeon TM8000 1.6GHz 1 1052 1470 Pentium4@1.8Ghz 1 593 949 Celeron(R) 2.2GHz 1 760 1361 AMD モバイルDuron 850MHz 1 830 1251 Celeron@1.80GHz 1 761 1183 pentium pro 180Mhz 1 104 164 ちなみに最初LucidやMaverickのBOINCを使った際に 数字が3割増しになっちゃいましたw ええ、BOINCのバージョンが上がって計算性能が 良くなっただけで本体は決して変化はありませんw 色々入れ替えると効果が読めないのでリカバリしましたw ●まとめ これで誰にでも使える様になりました。 早急なご対応、カーネルの公開誠に感謝です。 各個体差があるかと思いますので それぞれ是非試してみましょう。 それでは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 23, 2010 10:44:15 AM
コメント(0) | コメントを書く
[モバイル] カテゴリの最新記事
|