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2006年11月14日
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彰子様、彰子様。
夜明け前に彰子を呼ぶ声。誰?気のせい?
庭で彰子を呼ぶ彰子の遠縁の圭子姫。
圭子の傍に浮かぶ二つの黒い影。几帳が倒れる。
物音に現れる女房たち。と消える圭子。
夜明けが見たかったと女房たちを帰す彰子。不安に思い晴明からもらったお守りの首飾りを見ると勾玉にひびが・・・

清涼殿の建設現場に通りかかった昌浩。そこで行成から最近殿上人の間でささやかれる噂を聞く。
貴船に鬼女が出るらしい。丑の刻参りか?
貴船と聞いてじいさまに置いていかれたことを再び思い出す昌浩。
と、もっくんから晴明に呼び出されていたを指摘される。

晴明は東三条殿からの文を取り出し昌浩に渡す。代わりに言ってくるよう指示される。
文から香る彰子のにおい袋と同じ香り。
晴明の名代として東三条殿を訪れる昌浩。

そこでは彰子が待っていた。几帳と御簾越しでは顔が見えないと取り払おうとする彰子。止める女房の空木。
彰子をなだめようとする昌浩だがつい、彰子と呼び捨てにして空木に無礼者!と怒られてしまう。
しかし彰子は空木を制し、御簾を上げて話し始める。
彰子が見せた首飾り・法具にはひびが入り白くなっている。部屋の結界も弱っている。
以前来た様な異邦の妖でも訪れたのか?
彰子は自分の遠縁の藤原圭子姫が黒くて禍々しい気と庭に現れたことを話す。
圭子に文を書いたが圭子は病の床についていた。
父の許しを得て見舞いに行くと、ふせってやつれた圭子は黒い妖気を纏っていた。
どうしても彰子様と行かなければならないところがある。一緒に参りましょう。今日迎えに参ります。丑の刻に・・・

昌浩に圭子の様子を見てくれるようお願いする彰子。
それなら圭子の家に入れてもらえるよう一筆したためてくれと頼む昌浩。その間に弱った結界を結び直すから。

結界を結び直し、彰子から文を預かる昌浩。
香は破邪退魔の力がある。陰陽師である昌浩がいつも持っていたのでより強い力を持っているからを以前彰子からもらったにおい袋を彰子に渡す昌浩。
いつも持っていたのですかと聞かれ、この香りが気に入っているから、彰子は調香がうまいと照れる昌浩。
彰子は自分のにおい袋ととりかえっこする。またまた照れ固まる昌浩。

圭子姫のところに向かう昌浩ともっくん。
圭子が迎えに来ると言った丑の刻。行成から聞いた貴船の鬼女のうわさ。
貴船にも宮司や禰宜がいるはずだから・・・と
歩いていていきなりどこかに取り込まれる。周囲にいた人々が一人もいない。
邪魔をするの?今ならまだ許してあげる。と現れたのは圭子の生霊?
下がれ昌浩!と紅蓮登場。
いいこと、邪魔立ては許さないわ。圭子が消えもとの路に戻る。

油断して結界に取り込まれるなんて・・・と昌浩。それは俺もだと紅蓮。

圭子の家に到着する昌浩。圭子の周囲を取り巻く妖気。
圭子の母に事情を聞くと、半月ほど前、結婚を約束した公達に裏切られてしまったらしい。
どこかの我儘な姫があの人でないと・・・と。
加持祈祷を勧める昌浩。

晴明の元を訪れ彰子と圭子のことを話す昌浩。
公達に裏切られ、病に臥せったところを異邦の妖につけれられたのでしょうと昌浩。
多分とは何だ!自分の見立てに自信も持てんのか・・・情けない・・・と晴明のからかい。
多分とつけたことは謝りますでも、圭子ついた妖を自分で祓うと宣言して部屋に戻っていった昌浩。
また荒れるともっくん。鬱屈が溜まらないようにしてやっているのだともっともらしいじいさん。

もっくんが部屋に戻ると昌浩の怒り、狸じじいめ、絶対に超えてやる!今すぐにな。

出かけの支度をする昌浩。彰子からのにおい袋を手にするととたんにからかうもっくん。
まだ何も言ってないのに・・・一人照れる昌浩。
破邪退魔の香り。中には伽羅が入っている。ともっくんにも香りをつけてやる。
伽羅の他にも入っていると指摘される昌浩。これくらい嗅ぎ分けできないと・・・

圭子の家に向かう昌浩。と影から現れる彰子。お供もつけずに夜盗にでもあったら・・・と叱る昌浩。
自分のお邸にもどれ、彰子は妖が見えるだけで自分の身も守れないんだから足手まといだ。
とそこでもっくんが昌浩、言いすぎ!と突っ込み。
そこで帰ろう・・・と彰子に手を出す昌浩。ごめんなさいと彰子。俺の方こそ・・・
妖気。
あらあら、彰子様。こんなところまで・・・と圭子。
これが方士か、このような小童が立て付くとは・・・引き渡せ!我らが主のために・・・と妖鳥・ガクとシュン。
彰子を渡せば私の願いが叶う・・・

こわっぱめ!と攻撃。紅蓮顕現。戦う二人。
昌浩はいつもこんな激しい戦いをしていたの?と彰子。が彰子の首に絡む髪。圭子に連れられて囚われてしまった彰子。
彰子を離せ!
生意気な目をした子ども、そいつを引きずり出してやる!と目を狙う妖鳥。
しかし彰子からのにおい袋から立ち上る香りが邪魔で近づけない妖鳥。
約束したのに・・・俺が守るって言ったのに・・・彰子~!昌浩の叫び。

次回、第八話「貴船に響く怨嗟を止めろ」


今回は紅蓮さん以外の十二神将は登場しませんでした。(気が付かないところにいたかもしれませんが・・・)
彰子のにおい袋は昌浩お気に入り。におい袋が出てくるたび、照れまくる昌浩が可愛かったです。
彰子姫、心配の余り夜の路に一人出てきてしまうとは大胆ですね。それに対して昌浩のデリカシーの無い言葉。もちろん彰子が心配だから当然なのですが・・・
その点、さすがもっくんは気が利きますね。

とうとう彰子が囚われの身に。圭子は人間だし彰子の遠縁だし手出しが難しそうです。
昌浩は彰子を無事救出できるのか?圭子は元に戻るのか?
来週も楽しみです。

  DVD第一巻豪華版





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最終更新日  2006年11月15日 04時12分06秒
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