1661931 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

からまつそう

からまつそう

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

サイド自由欄

日記/記事の投稿

コメント新着

mkd5569@ Re:春生まれのアゲハ(07/04) おはようございます。 11月のご挨拶 ア…
わに庭@ Re:春生まれのアゲハ(07/04) すっかりご無沙汰してますが、お元気です…
mkd5569@ Re:ニキビ治療で皮膚科に通う娘のために…(03/21) おはようございます。 マスクをしていると…
yamahusa@ Re[1]:アゲハ蛹(09/23) 藍麦。さん いえいえ、お気になさらず。 …
藍麦。@ Re:アゲハ蛹(09/23) あららごめんなさい。 >小さいのでも…

お気に入りブログ

2024 株主総会 ピー… mkd5569さん

旧:無菌室育ち 入り江わにさん
おぼろ二次元日記 おぼろ.さん
よろず屋の猫 ☆mamさん
◆◇黒衣の貴婦人の徒… なぎさ美緒さん

バックナンバー

2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

2007年07月02日
XML
カテゴリ:アニメ
土俵の上の足跡を辿る者。「生きていた」雄たけびを上げるその者。

祭りの篝火の後片付けをするチャグム。燃え残りは竈へと指示するバルサもまた水撒き。

そこへ駆け込むがき大将。手紙を武人から預かったと渡します。
武人?と広げるバルサ。手紙を読んで、ガバと顔を上げるバルサ。

昨日のルチャを見ていた奴からの挑戦状か?
尋ねるがき大将にそんなところだとバルサ。
出かける用事が出来たとチャグムに支度をさせます。

タンダを訪ねるバルサ。どうやらチャグムを預けに来たようです。
手紙の文言から見て話して分る相手とは思えないとタンダ。

その相手とはカルボ、バルサの商売敵。
三年前に人買いから依頼人を救い出した時、敵側にいた用心棒。

タンダはタンダの家に隠れていることを提案しますがトロガイ師が戻るまでは水車小屋にいたいとバルサ。
バルサが行かねば宮にバラすと書かれた手紙。
ここで見つかっては元も子もない。素性を知ってしまった奴をそのままには出来ない。
チャグムのことがばれていないとも限らない・・・
「殺さずの誓いをたてた身。何とか殺生を避ける。チャグムを頼む」
と凛々しい笑顔で出かけるバルサ。

祭りに行ったばかりに・・・とうなだれるチャグム。
気にするな、遅かれ早かれこういうことになった、バルサだって承知の上とタンダ。
あまり慰めになってないですね。

向かう先に待つカルボ。
「昨夜、死人がルチャをやっていたのは幻ではなかったようだな」とカルボ。
「ヨゴ刀はどうした?」と尋ねるバルサ
「捨てた。あれ以来ずっとこいつでお前を切ると決めていた」と短槍の柄を地面に突き刺す。
「済まないが、私と会ったことは忘れてくれ」
「あの時の屈辱を晴らすのが目的だ。嫌でも付き合ってもらうぞ」腕に力を込めるカルボ。
「この日をずっと待っていた。お前を切ることだけを夢想し山狩隊にも加わった。
あの時奇襲を掛けられたとはいえ不様に負けた俺をお前は何故切らずに去った?」
「さあな」そっぽを向くバルサ。
「あの連れ子。第二皇子だな?」言われた途端目を見開き、ぎらつかせるバルサ。
「いいぞ、その眼だ。明朝トナン街道の関門の前に立て」
「しつこいね。私は・・・」
「来る来ないはお前の自由だ。ただし日が昇って最初に行く旅人を一人、切る!
お前が来るまで毎日それが続くことになる。
止めさせたければ俺を切る以外ない。他人のために振るった剣に己のための剣が負けた屈辱。
お前を切って過去を清算する。そうしないとどれだけ修業を積んでも心が前へ進まんのだ。
生きていたことに感謝する!」
言うことだけ言って立ち去るカルボ。

関門に立つバルサ。少年(タンドル)が引く馬に乗った女(セーナ)が通り過ぎていく。しばらくして馬の嘶きが!
駆け出したバルサの前には暴れる馬と馬を御しきれない少年。
手綱を短槍に絡ませ馬を止めるバルサ。
「先生!」駆け出す少年。お礼を言う馬上の女。ああなってしまったら素人には難しいとバルサ。流石!用心棒だけあります!
普段はおとなしい馬。いぶかる少年はそれでもお礼を言って手綱を受け取る。
バルサが馬の尻を見ると刺さっている円錐を二つ合わせたような武器。
(礫者を雇ったね。あの時と同じか)と岩の上に鋭い視線を向けるバルサ。その視線の先にいる男二人。
バルサの様子を不審に感じる少年。

その後も少し離れて馬に乗った女と少年の後に続くバルサ。
バルサの行動を不審に思う少年ですが南への道は一本道だと女。
「でも、あの岩の上の武人と同じ短槍を持っているのが気になりましてね」と少年。
一息入れましょうと女。井戸で足を止めます。
二人に近づくバルサ。「どちらに行かれるんですか?」と尋ねる女。
反対に女たちの行き先を尋ね、同じですと答えるバルサ。

井戸の蓋を開けると蠅。ネズミの死骸が放り込まれている。
「誰がこんなことを?」
物影から視線を感じるバルサ。諦めて出発する女たち。と折悪く雨も降ってくる。

小屋の竈に火を焚き暖を取る女。
上には上がらず腰かけているバルサに火のそばに来るよう近寄る様勧めるが、慣れているからと断る。
何をしに南の漁村に行くのか尋ねる女。「ちょっと野暮用で」とバルサ。
女は南の漁村に読み書きを教えにいくことになった先生。バルサに仕事を尋ねます。
詳しくはないが見た所カンバルの武人かと尋ねる女先生。武人と言うほど大したものではない、用心棒だとバルサ。
用心棒といえど武人は武人。ヨゴに伝わる虎になった武人の話を聞かせる女先生。

生涯剣の腕を上げることだけに費やした武人の寓話。
その武人は強さに拘るあまり虎のようになりたいと虎の皮を纏って戦い続けていた。
その甲斐あって武人の敵はどこにもいなくなった。
しかしある時、自分が本当の虎になったことに気付いた。
言葉を失った武人は最後には家族も友人も失い一人寂しく竹林の中で生涯を送った。

バルサに素人にさえ分る殺気が感じられたため話したと女先生。
「そうですか。まだまだ修行が足りなかったと見えます。失礼します」と雨の中立ち去るバルサ。
バルサを恐ろしく感じていた少年は女先生がバルサを怒らせず追い出したことを褒めそやしますが、女先生は何故あれほどの殺気を醸し出していたのか尋ねるつもりだった。

大木の下で雨をしのぐバルサ。
頬を掠めるように何かがぶつけられる。
礫者に、ネズミの死骸。今度は眠らせないつもりか?とバルサ。
嘗てバルサが仕掛けたのと同じ方法で攻めるカルボ。
このまま付き合うしかないかと覚悟を決めるバルサ。

腹が据わっているバルサ。「顔を掠めても瞬き一つしない」と雇われた礫者(ギョプサル)。
一発額にでもと礫者。余計なことをするなとカルボ。
「奴は唯一俺が切り損ねた相手だ。そうでなくては困る」
時折礫も混ぜ、一睡もさせるな、小屋に入ったら小屋の屋根や壁にぶつけろ、ただし、攻めて来たらすぐ逃げろ、間違っても殺してはならん!と命じるカルボ。あくまでも自分で切るつもりのようです。

アーチェリーのようなもので飛ばす礫者。

翌朝、馬を藁でこすってやる少年。雨も上がり武人の女(バルサ)も立ち去った様子にホッ!
女先生を乗せ出発。
昨夜バルサが雨宿りしてた大木にはバルサの形を模るように木の実や礫が撃つけられた跡が残り、地面にも多量の木の実が落ちている。
馬を進めると道の前方にバルサ。
悪いが今日も同行させてもらうよとバルサ。昨夜は一睡もしなかったようです。
何故先に行かないのか?と怒る少年。薄気味悪いとまで言ってます。窘める女先生。
どうしてもあんたらと離れるわけには行かない事情があるとバルサ。
少年は馬方が一緒に乗るのはご法度だがこいつを巻くまでは・・・と馬に飛び乗り走らせます。
待て、私から離れると・・・止める間もなく飛んでくる岩。
落馬して馬に逃げられてしまいます。
先生を守ろうと震えながらも両手を広げる少年。槍の鞘をはずし
「実はあんたらを私の事情に巻き込んじまってね」とマントを脱ぐバルサ。
「関門の上に武人がいただろう。もし私があの時引き返していたらあいつはあんたら二人のうちのどちらかを切り殺すつもりだった。
私はあいつに剣の勝負を申し込まれていた。私が断るとあいつはその日一番に関門を通る人間を一人ずつ切り殺すと言ってきた」
「ではもしあなたがいなかったら?」女先生
「たぶんあんたか馬方が切られたろう」冗談じゃねえと少年。
「それでも私はある事情からもう二度と人を切ることをしないと誓ったから何としても勝負を断り他人を巻き込むことを止めさせようとしたんだ
でもあいつにはそんな道理は通用しないらしい」
切りあいが嫌なら自分が切られろと無茶を言う少年。他人様を巻き込むんじゃねえ!と。確かにそうなんですけど・・・
「その通りだね。だがまだ私も切られるわけにはいかないんだよ。カルボー!そこで聞いてるんだろう!」突然崖上に向かって声を張り上げるバルサ。
崖上から飛び降りて姿を現すカルボ。
「お前がやったように三日三晩眠らせず、散々付け回してから仕掛けようと思ったがお前がその気なら構わない。ここで思いのたけを晴らさせてもらう」鞘を抜くカルボ。
「行きな!あいつはもうあんたらに用はない!」と先を行かせるバルサ。
「あいつらは礫者の駄賃だ」と卑怯なことを言うカルボ。
「いい加減にしろ!」
後を追うバルサに切りかかるカルボ。宙を舞うように交わすバルサ。
「貴様の相手はこの俺だ!俺だけを見ろ」と追うカルボ。槍を繰り出します。
応戦しながらカルボの鼻柱に頭突きをかますバルサ。息を整え
「どうやら虎になるほか無いようだね」と構え直す。「良いぞ!それでこそ切り甲斐がある」
激しく切る結ぶ二人。崖から降りるバルサ。続くカルボ。

一方、逃げる少年と女先生。二人の前に立ちはだかるのは礫者。
「お前らは俺の駄賃だ。身ぐるみ剥ぐとは言わねえ。有り金全部置いて行け!」
袂を探り金を出す少年。お前もだと言われる先生。
先生が取り出す様子を見て、ほっとしたのか少年の金を拾おうとした礫者に隙が。すかさず蹴りつける少年。うつぶせる礫者。少年が頑張ったのか、礫者が情けないのか?
先を促す少年。あの人を止めなければと先生。
勝手に殺し合いさせとけばいい、関係ない者を巻き込みやがってと息巻く少年にあの方は私たちのために黙って用心棒を引き受けてくれていたのだと先生。

「あの方を虎にさせてはなりません!」バルサのもとへ走る先生。

竹林の中、激しく槍を繰り出し走るバルサとカルボ。

「何故あの時お前を切らなかったのか教えてやろう。
私は奪ってしまった命と同じ数だけ人を救おうと誓っていた。
だが命の重さがすべて平等ってことはあの時既に悟っていた。
だから人を助ける度にお前みたいなちっぽけな男を切るのがばかばかしくなったのさ」
「ちっぽけだと?」
「だが私にはまだやらなければならないことがあるんだ。邪魔する奴は」
「ちっぽけだと?俺が、この俺がちっぽけだと?」
「うるあ~!」

バルサを探し走ってきた先生と先生を追ってきた少年が竹林の中で見たものは・・・
男の姿と虎。カルボと虎の如く怒り猛ったバルサ。
「いけない!その人を切ってはいけません!」
が、下から一閃した槍はカルボの胸を切り上げる。倒れるカルボ。
「あなた、何故?」
「うるせえ!私は虎だ!近寄ると食い殺すぞ!」すごい剣幕で立ち去るバルサ。と倒れていたカルボが起き上がる。
「俺は・・・生きている…」自分が生きていることを確かめるカルボ。
その様子は先ほどのぎらつくものとは違い静か。別人のよう。
驚く少年。一体全体?
「わからない。確かにあの女人はこの男を切ったはず…お願いあの人を呼んできて!今あの女人はこの人を切ったと思っている。でも本当は切っていなかった。そのことを伝えてあげなければあの人…」と先生。
そしてカルボに尋ねます。
「あなた、あの女人の名前をご存じ?」
「知らん。いや忘れてしまった」フラフラと立ち去るカルボ。
バルサを追っかける少年。
「お~い!お~い!」聞こえているのかいないのか振り返らず進むバルサ。

次回、第十四話「結び目」
二人の賢者が知った埋もれていた歴史?隠されていた謀り?
久しぶりにトロガイ師とシュガ登場!

 アニメ・精霊の守り人はバルサの物語なのですね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年07月03日 00時52分35秒
コメント(0) | コメントを書く
[アニメ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.