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テーマ:アニメあれこれ(26079)
カテゴリ:アニメ
三週間後、月が落ちてくると知った市民は怒りの矛先をシモンに向ける。
かつての螺旋王に対してのように。 螺旋王を倒しさえしなければこんなことは起こらなかった、シモンに責任を取らせろと市民の声。 庇いきれなくなったとロシウ。カミナ像を倒す市民。 今は法治国家、戦争責任は法廷で裁くと話すロシウ。前は神の掟、今は法に縛られていることを皮肉るシモン。 「僕たちはいつも誰かを犠牲にして前に進んできた。僕の母さんも、カミナさんも。 カミナさんの死んで僕らは強くなった。あの戦いに勝てたのはカミナさんが死んだお陰だ」 「死んで良かったというのか?」シモンの疑問に「結果的には・・・」と答えるロシウ。 「言って良いことと悪いことがある!」詰め寄るシモンはすぐに抑えつけられてしまう。 「本気でそう思っているのか?」 「あなたはカミナさんと同じだ。彼の死から何も学ばなかったのか?成長というものがまるでない。 コアドリルを預かります。皮肉なものですね。あなたの力の源は人類の災厄の種だったわけだ」 「ロシウ、今のお前に兄貴の気持ちは分からない。彼の死が俺たちに何をくれたのかもな。 ふん、お前の眼、あん時のアダイ村の司祭の目と同じ目をしているぜ」 「あなたこそ、何も分かっていない。7年間何も変わろうとしなかった。あなたこそね」 シモン逮捕に驚くキヤル。ロシウの言うことも一理あるし、考えがあるのかもしれないとなだめるダヤッカ。 ロシウは正しいけど冷たい、ロシウが良いキノンの気がしれないとキヤル。だいたいアンネの顔も見に来ないなんて… 大声で怒るキヤルに外では言うなよとくぎを刺すダヤッカ。外には今にも暴動につながりそうな市民の列が続く。 シモンを糾弾する声。政府への要望。歩く人々の目が男女人種の区別なく骸骨の眼窩のように黒く恐ろしげ。 一方、ムガン対抗策を練るリーロンたち。障壁はグレンラガンのギガドリルで突破できるが、問題はムガン本体の爆発を如何に食い止めるか。 グラパールよりプロトタイプのグレンラガンの方が強いことに不満なギミー。 「あ~ら、ナマ言うじゃない。その口如何すれば塞がるのかしらね」とすごい勢いでソフトクリームを舐め回すリーロンさん。 (ガキの時からこの人だけは苦手だ)と逃げるギミー。否、すごく好かれていると思うけど・・・ ここでも話題になるシモン逮捕。何か考えがあってのことだと思うけどとリーロンさん。 対抗策が出来るまでは寝る間もないようですね。 アーテンボローにロシウへレポートを回すよう指示するリーロンですが、思い切り叩いたボタンはリーロンがを回す。 手足が縺れ、えらいことになってますが何かヒントを得たリーロン。 人間を地下都市に避難させようと考えているロシウ。 地下千メートル以上で月衝突の衝撃に耐えられると考えられる残存地下都市に約64万人の収容が可能。 それだけの文明を残した先住人類に感謝しつつもアンチスパイラルには叶わなかったことを話すロシウと部下。 「それでも僕たちは生き残るんだ。どんな手段を使ってもな」 後36万人をどこに避難させるか?特にカミナシティの住民を… その時生体コンピューター・ロージェノムの深層データベールからある情報を得るロシウ達。 カミナシティの議事堂直下の地中?一体何が…地下エレベーターで降りるロシウら3人。 「流石は螺旋王。こんなカードを隠していたとは」 シモンの裁判。 「判決を述べる。被告シモンは死刑とする」宣告するロシウ。 待ったをかけるキタン。 マリンボーが弁護士、検事がギンブレー(腰巾着)、ロシウが裁判官。 「まともな裁判する気は無えんだろうが!」 「誰かが責任(犠牲)を取らなければ民衆は納得しない。シモン総司令以外に誰がその責任を担えるというのか?」 何も死刑にしなくてもと食い下がるキタン。 仮に暴動は治まっても月の落下をどうするのか? 避難計画を進めているとロシウ。今はあのバカな騒ぎを止めさせて冷静で迅速な行動を促さなければ… 「ロシウ補佐官、否、ロシウ新総司令を中心にね」とロシウの腰巾着。 クーデターか?ロシウと傍聴席とで言いあいの中、一人降り注ぐ光に顔を上向けるシモン。 (兄貴。兄貴ならこんな時どうする?) 突然シモンの眼前に現れるニア。宙に浮いている。 「アンチスパイラルが欲しているのは絶対的絶望。螺旋の命に生きる希望はない」ニア 「何を言っているんだ、ニア?絶対的絶望って何だ?何故お前がこんなことをするんだ?」問うシモン。 シモンの両頬を両手で包むニア。 「後2週間。生への執着を抱え苦しみながら最後の時を迎えなさい」その左薬指にはシモンが贈った指輪が光る。 光のキューブが現れニアを包むとそこから消えるニア。 そこに警報。シェルター予定地であるリットナー地区に大型のムガン反応が… たくさんのムガンが傘のようなものに吊られてリットナー上空に現れた。シェルターが持たない…無線が報じる激しい攻撃。 助けを呼ぶ声を無視するようにムガンがカミナシティに向かって移動開始したと伝える腰巾着ギンブレー。 リットナーを案じるダヤッカ。 作戦室に戻ろうとするロシウを止めるシモン。「俺をグレンラガンに乗せてくれ」 英雄的行為で汚名返上かと腰巾着。逃亡の可能性を理由に断るロシウですが、なら爆弾でも何でも乗せろとシモン。「俺が逃げたら爆破したらいいだろ!」 コアドリル保管庫を開け、グレンに爆弾を積ませるロシウ。 グレンラガンに乗り込むシモン。「グレンラガン出るぞ!」するとグレン側からスタンバイOKとキノンが! キノンのベルトに起爆装置が!後ろから足もとまで爆弾がセットされたキノンの座る操縦席。 「シモン、あなたが少しでも怪しい振舞いをしたら、起爆スイッチを押します」 何故キノンまでとシモン。彼女が乗っていれば必ず生還しなければならなくなるとロシウ。 自分から志願したというキノン。生きて帰れば大丈夫とキノンですが・・・ 「生きて帰ってちゃんと死刑になれというわけか」とシモン。申しけなさそうなキノン。 行くぞ!発信するグレンラガン。キノンの胸も揺れます。 発進を見届け市民に向かってシモンに死刑が下されたことと避難計画を説明るするロシウ。 「いたぞ!奴をカミナシティに向かわせるわけには行かない。何が何でもここで食い止めるぞ!」 世界36か所のシェルターへの避難計画を説明するロシウ。シェルターのないカミナシティ近辺の住人は超弩級スペースダイガンで成層圏内に一時退避。 「これがスペースダイガン・アークグレンです!」テレビに映る巨大な宇宙船にわき上がる歓声。 「新政府を信じて欲しい。アンチスパイラルには負けない。我々は絶対に生き残る!」 ロシウの名を連呼する市民。満足気なロシウ。 ムガンと対峙するグレンラガン。ムガンの爆発。カミナシティに向かっていたものもグレンラガンを追ってくる。 足が遅いムガンを引きつけカミナシティから遠ざかろうとするシモンだが、ビームが止んだと感じたとき、突然スピードをあげグレンラガンを取り囲むムガン。 大きな機体だけ離れているとキノン。もしや…と後ろに下がり包囲を離れ地面にドリルを突き刺すシモン。それを追ってシモンの開けた穴にビームを放つムガン。その後ろについている大きな機体。 掘り進み地面から突然現れるグレンラガン。「もらった!」大きい機体に向かいますが… 目の前にニアの映像が現れ躊躇するシモン。「さようならシモン」 一瞬の隙をつきムガンに囲まれる。 こんなに一度に囲まれたらギガドリル一本では跳ね返せない!キノンの声に応えるシモン。 一本じゃなきゃ返せるさと「ギーガードリル~。マキシマム!」グレンラガン全身を包むほどのドリルを出すシモン。 渾身の力を込めるシモン。無数のレーザーに撃たれながらも跳ね返しムガン爆発。 地面に横たわるグレンラガンはボロボロながらシモンもキノンも無事。 だが、大きな機体が残っていた。カミナシティに向かうムガン。動けないグレンラガン。 とそこへ、 「うわ~!ぎりぎりセーフ。グラパールの力見せてやるぜ!行くぞトルネードフォーメーション」ギミー 「スパイラルボンバー発射!」ダリー 「トルネードシールド展開!」 シールド内で爆発する大きいムガン。 「成功ですよ!ロンさん」 「間に合わせるのが大人ってものよ」リーロンさんの策、成功! 呆けているキノンにすまなかったとシモン。「あれは俺の知ってるニアじゃない」 ロシウにコアドリルを渡すシモン。それを見つめる双子の顔は複雑そう。 グレンラガンは廃棄。死刑までの間刑務所に収監されるシモン。 「もうあなたには頼らない」「わかった」 飛び立つシモンに向かって走るキタンだがあと一歩で間に合わない。 グレンの下に立つパイロットスーツ姿のキノン。ロシウに微笑みかけ、ロシウもまた微笑むが… そこで初めてキノンが爆弾を背負っていたと知るキタン。「お前だけは許さない」ロシウに殴りかかるキタンだが、すべてかわされてしまう。 そしてロシウの盾になるキノンがキタンの頬を打つ。「お兄ちゃんの馬鹿!」 ロシウの役に立ちたかったから自分で志願したキノン。ロシウのことを何も知らないのに・・・ 刑務所。牢の中でシモンを迎えたのは・・・ヴィラル! 次回、第20話「神はどこまで僕らをためす」 ロシウがシモンを排斥するため色々企んできた悪い奴に見えます。ダヤッカ同様これには何か裏があるのだと、悪役を買ってでも皆を助けるための策だと信じたいところです。 シモン、あっさり引いてしまいました。 確かにシモンが裁かれれば暴動も沈静化するでしょうが… グラパール隊が登場してムガンを比較的安全に片付けたとき、世代交代を感じた?ギミーとダニーは若いけどシモンだって年はとってないでしょうに! しかしヴィラルと同じ牢に入ることで再び何かを起こすことになるのでしょうか? キノン、ロシウのためにって無茶ですよ。あんな脅し、シモンが見捨てられるわけないですから卑怯ってもんです。 ロシウも他の取り巻きもシモンの英雄的行為をどうこう言うくらいならキノンの行為も諫めるべきでしょう。まだキノンだけでも脱出できるようになっていれば分からなくもありませんがそもそも誤爆したらどう責任取るのですか? キタンじゃないけど許せませんよ。それを認めてやらせたロシウは当然ですが、キノン本人も自分の命だからって粗末にしてはいけません。それを認めるような男に惚れちゃだめだよ。 それだけにロシウが何を考えているかが判明しそうな次回、見逃せませんね。 ギミーをからかうリーロンさん健在!そしてやっぱり頼りになる大人です。 リーロンさん、ロシウに意見してやってよね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月10日 14時45分09秒
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