|
カテゴリ:アニメ
咎落ちになったスーマンに捕らわれていた少女をリナリーに託し、代わりに取り込まれるアレン。
体全体を貫くように流れ込むスーマンの感情。 仲間を、イノセンスを裏切り自ら咎落ちとなったスーマン。 今、イノセンスはスーマンを取り込み、殺そうとしている。 しかしそれでも、仲間を殺すなとイノセンスに力をぶつけるアレン。 「神も、使途も、何もかも、呪われてしまえ!すべて壊れてしまえ!!」 山間の村に近づくスーマン。これ以上近づけば村を壊してしまうだろう。 「呪われろ、呪われろ、呪われろ…」 どれだけ暴言を吐かれても、制止し、あなたを助けると呼びかけるアレンですが、スーマンが渾身の力を込めて右手に食いつき、その歯が貫通したとき肩から白い光を発して墜落する。 その時の衝撃で湖に落下するアレン。 再び村に向かって動き始めたスーマン。今度は白い光で人や家を薙ぎ払いながら… あまりの所業にアクマ達に「あいつのほうがアクマみたい」と言わしめるほど。村を襲い終わってからスーマンを襲うことにしたようです。 アレンはイノセンスのついた左腕を発動最大限解放する。雄叫びと共に巨大な手となってスーマンを止める。 「行かせるもんか!死なせるもんか!必ず助ける!」 コムイと電話で話すリナリー。 「何ですって。助けられない?」 「そうだ咎落ちになったらけして助からない。スーマンは、死ぬんだ」 「うそよ…」 チェスをするスーマン。 その相手は科学班のジョニー、以前助けた少女、最愛の娘。 「助けて、助けてくれ」 スーマンは命乞いをした。ティキに。 「咎落ちになったらだれ一人助からない。命尽きるまで破壊行為を続ける。 アクマから殺されるかするまでは… 咎落ちになった人間を生きて助けだすことは不可能」 コムイは淡々とリナリーに言い聞かせる。 「取り込まれた人体は約24時間で破壊される。咎落ちは一部の人間しか知らない密事」 ジョニーに説明するリーバー班長。あいつは淋しかったんだと涙と鼻水を流すジョニー。 「咎落ちが終わればスーマンのイノセンスは正常化して元に戻る。リナリー、アクマに奪われる前にイノセンスを回収するんだ」 スーマンを見殺しにするのかと怒るリナリーですが 「イノセンスを回収しなさい。これは教団の命令だ。もしスーマンのイノセンスがハートだったらどうなる?そんなことも分からないのか?」 「仲間なのよ」 「スーマンはもうそう思ってないかもしれない」 「どういうこと?」 「これはまだ極秘だったがスーマンは教団を裏切った可能性がある」 「憶えているだろうリナリー?我々黒の教団が僅かな期間に百名以上の殉職者をだした時のことを」 その直前あるエクソシストから現在のエクソシストと配置されているファインダーの情報を問い合わせる通信が通信班に入っていた。 仲間の動向を尋ねるのはよくある事、指令室を通さずに情報を話した。 使用されたのはスーマンのゴーレム、そして通話したのもスーマン本人。 直後、仲間たちが襲撃された。最新の配置を知りえたのはスーマンだけ。証拠はない。 だが今回の咎落ち。スーマンは神を裏切ったのだ。 淡々と説明し、回収を命じるコムイの声が何時になく堅かったです。 泣き伏すリナリー。 救うことができないなどとは露知らず、アレンは説得を続ける。 「止まってください、スーマン。イノセンスに囚われないで!」 その度に白い光が肩から放射され周囲のものを見境なく破壊する。 「スーマン、あなたにはあれほど会いたいと思う人がいたじゃないですか!」 ハッとするスーマン。思い浮かぶ娘の顔。教団に行く直前、最後に見た娘の顔。 難病の娘の治療費のために行きたくなかった教団に行くことになったスーマン。 目前で仲間を殺され、ティキに命乞いをしたスーマン。 「…死にたくない。ホームへ、帰りたい」 誇りを捨て、仲間を売って、イノセンスを、神を裏切った。 生きて、最後の別れを告げたはずの家族との再会を願って。 このままではスーマンがイノセンスに殺されると考えたアレンはイノセンスのある右腕を切り離して開放することを考える。 「行くぞ!イノセンス」 しかしアレンのイノセンスは応えてくれなかった。 突然襲った激しい痛み。「痛い…誰か…」あまりの痛みに叫ぶアレン。 次回、「叫び」 次回タイトルよりも今回のタイトルを「叫び」にした方が良いと思うほど今回はアレン君が叫んでおりました。 スーマンの感情に突き刺され耐えきれず、スーマンを止めるため、イノセンスを発動するため、そして痛みに耐えきれず。 声の人の喉が潰れないのかと心配になってしまうほど。そこはさすがプロと言うこと? 対して、コムイがリナリーに淡々と言い聞かせる時の表情と声が堅くて、スーマンにどんな結末が来ようとも感情を振り切らねばならない厳しさが出ていたと思いました。 リナリーにとっては教団がホームでスーマンも家族の一員。 しかしスーマンは本当の家族に恋い焦がれた。スーマンにとってもホームはその本当の家族がいる所だけ。 あれだけ村がすごいことになっていても気がつかないリナリー。 スーマンから離れていて攻撃が当たってないから?それとも村が広いのかな? コムイとの電話はショックだったでしょうが、教団内で起こった咎落ちの結末も薄々感じていたのではないかと思うけど… 次回も咎落ち編。 スーマンがここまで描かれるとは思いませんでしたが咎落ちになった理由は本誌で読んだ時よりわかりやすかったです。 DVD D.Gray-man 10 (11/7 発売予定) ジャンプの感想 師匠が弟子から「リナリーに触るな」(アレンの気持ち?コムイの代弁?それとも師匠の手癖の悪さに警戒?)と言われてむしろギュッとするところがらしくって良かった。 ピアノの楽譜がオルゴールの楽譜(円盤型)のように見えたけどむしろ曼荼羅か?目で見てわかるものなんだろうとは思うけど…どうやって読んだのか知りたいな。 皆復活のようですね。ルル・ベル登場には驚いたけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アニメ] カテゴリの最新記事
|