からまつそう

こちらは感想です（内容）


伊佐木を亡くし屍姫から屍になり殺されたミナイ。

景世が亡くなる直前に契約譲渡され、オーリの屍姫として今も戦い続けるマキナ。

私を屍姫に…オーリに願った春日。


春日望の完全な死…報告を受けオーリはショックを受けていました。
オーリの屍姫になる事を望んでいたのに屍化する事無く亡くなった春日。
生きたいと漏らした春日を助けられなかったオーリはせめてもう一つの望み、屍姫に出来るのならと願ったのかもしれませんが…
屍姫になってオーリと過ごす時間が続いたとしても春日の望んでいるような時間を過ごせたかどうか…



マキナは北斗を覚醒させるための道具として連れてこられた様です。
目覚めたマキナは何故止めを刺さなかったのか?と問いますが、狭間には狭間の事情が、そしてそれは七星を倒したい｢殺したい!｣と願うマキナにとっても好都合であろうと…
呪いを発動させた時の様に凄絶な笑みを浮かべるマキナ
北斗に向かうマキナですが…

北斗の戦い方って…後ろ向くために首折っている様に見えますが…いくら死んでるからって…
北斗の眼にはマキナは白く熱い光に写る様です。
というかよくは見えてないのか?目に映っても認識できないのか?
一旦水の中に落ち見えなくなったマキナが現れた時のあの喜び様が…

狭間は北斗を屍姫にしようと考え赤紗に経典を解読させていたようですが…
年を経た屍を屍姫にする方法は書かれていなかったようです。

屍姫を光言宗と共に葬り去るのが目的であるのに何故?
北斗は屍を越えた存在なのに今更屍姫にする事で何が得られる?

北斗は年を経ている…屍になってから何年も経ってしまっているという事？

狭間は北斗を覚醒させるために星村の娘、マキナを…

北斗を殺そうとするマキナ
マキナを知ろうとする(結果、殺そうとする)北斗

ただの屍姫と戦わせて…と訝しげな赤紗に

｢星村の血は黒く濁っているぞ。素晴らしく｣

星村家には一体？血が黒く濁っているとは何を示している?
その所為でマキナをいつも星村の娘と呼ぶのだと分かりましたが…

それにしても赤紗は何故マキナが北斗の敵として供される事が気になるの？
北斗が気になって仕方ないと言っていましたが…
赤紗が北斗についつい近づいてしまうのは確かだけど…
赤紗はどうしたいの？
棺を満たすために散々若者に殺し合いさせて、契約僧も殺してきたのに…



北斗と戦うマキナに呼応するように倒れるオーリ
カミカ相手に本山で修行中だったのか?取り調べ中だったのか?
紫央、高峰、本多の前では紫斑もその意味も隠す事が出来ず…

仕方なく正直に自分の屍姫が呪いを使ったと話すオーリ
それはオーリとマキナがまだ繋がっている事も示している
何処かで戦っているマキナを助けに行きたいと訴えるオーリですが…



屍の子は屍?

屍って異形と呼ぶほどだから肉体的に人間とは異なるんじゃ?
心臓は動いてなかった筈だよね。温かみも…
オーリがこれまで成長してきたというのはオーリ自身の肉体は問題なく人間だったのでは?
心臓も動いているみたいだし。
第一本当に屍なら殺されてしまっただろうし。



出産した後に母が亡くなって屍化
赫編第3話「夜の声」で登場した産婦人科で匿われていた子どもを育てる母の屍の様に。


妊婦だった母が亡くなって屍化した後、出産
出産前に妊婦が亡くなった場合でも胎児が生きていれば帝王切開で取り出します。
妊婦だった母が屍になってから出産するのは胎児が生きていれば可能だと思う。


屍になってから妊娠？…は難しそうだけど…


屍に育てられていること自体が屍の子？
自分の子なら当然、拾ってきた子でも気に入られて育てられてとかはありそうな…


いずれにしてもオーリが肉体的に人間である以上、「殺しておけば…」と思っても口に出すのは憚られるように思うけど…


また傍にいるだけで屍の子だと証明するのは難しいと思う。
オーリがその屍から生前死後問わず生まれた事を、屍であってもその子を育てている事を誰かが知っていなければ…


どのように育てたか？
オーリの前では普通に母の姿？それとも…
歪質が言う様にオーリ以外の子どもが亡くなっていたとしたらそれが何か関係があるのか？


権大僧正には逆らえないとはいえ高峰がなあ…


オーリとマキナの縁切りの用意が…
このような辛い役目は何時も莉花とサキ。
そして立会として呼ばれていた崇柾と異月でしたが…

オーリを逃がす崇柾と異月。
紫央の前で厳しくオーリを引っ立てたのは演技。
異月、監察官を殴ってしまって大丈夫？

崇柾も異月も互いに未練たっぷりだったのね…
答えを見つけられるかも…オーリに期待する二人

しかしオーリを屍と疑い縁切りさせる上の判断に憤っていたサキにしてみれば、縁切りはオーリを光言宗から解放し普通の生活に戻すのに必要、その方が幸せなのだと気持ちに整理をつけたばかりだろうから納得いかない。
景世はオーリが光言宗に近づく事を望んでいなかったと自分とサキを納得させた莉花も。

追うサキを止める異月
揉める二人を巨大手裏剣で止める？…フレッシュ。

本山で屍姫同士を戦わせるなんて…と崇柾を窘める梅原と…こちらは大僧正ですか!

オーリは数に入っていない些事。

今の内に芽を摘んでおきたい紫央
些事と放置する神生

七星討伐の勅令で崇柾らは召集
オーリは見逃してもらえたようです。


自分が何者であるか？

それを知らなければ…と景世の部屋を探すオーリ

泥棒かと思った理子さん剣道の心得が？
つい腹が立ってオーリと分かってても…
ずっと心配していたのですからオーリが打たれても仕方ないです。

オーリが引き取られた頃に子どもの失踪事件があったと思いだす理子
当時はその関連かと思ったが…それならば元の親御さんの所に帰る筈…

その時、雛が浚われたと牛乳・翔太が!

黒猫に先導され河原へ
泣く子ども達の真中に歪質が…

歪質は失踪事件の時の被害児
同じ状況を作ればオーリが思い出すかと…
屍の子だったオーリ以外皆殺された…
歪質は青年に見えますが屍になってからも成長したの？それとも？



　2009年3月11日発売！　屍姫 赫 第三巻 CD付限定版　第8～10話収録

特典
CD「ZENBU NOSE CD Vol.3」
ブックレット「屍姫赫拾遺秘抄其の参」封入

貞方希久子描き下ろしイラストパッケージ


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