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2009年05月12日
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カテゴリ:アニメ
眩く光る夏の日
大倉山高等女学校であらしを待つ学生達
「あらしちゃん遅いなあ」男子学生1
「気が変わったんじゃないよな」男子学生2
「あんた達、ちゃんと頼んだの?」メガネの女子学生
「お!来た」
駆けてくるピンクのフリフリスカートの…
「おはようございま~す!…本当はこういうの事務所に止められてて、すっごい迷ったんだけど、このサークルなら大丈夫かなあと思って…」
マスター!?
「あ、いや…あなたじゃなくって…」
「だって!絶対出来る人だって感じたの!私も女優としてイイステップになるんじゃないかと思って」
「ストレートパーマまで当ててくるとは…なんつう気合いの入れようじゃ!?」呆れる一
「おい!いいのか?」学生1
「あの女が帰ったらあらしちゃんまで帰っちゃうかもしれねえだろう?」学生2
「仕方ないわね…脚本いじるから待ってて」メガネの女子学生
マスターにメイクを…
「何じゃ!こりゃ」老婆メイク
「主人公に辛くあたる婆やの…」
揉めるマスターと学生
「結局妖怪役になるんだな」
そこに
「あらしさん、入りま~す!」
矢羽根模様の着物に袴、可愛い日傘をさしたあらし登場
ぽおーっと見惚れる一
学生達からも歓声が!
ハッとする潤
「似合う?」
「バッチリっす!」
「ま…まあまあね」マスター

撮影開始

廊下に立つ一と潤
「本気で志願するつもりなのか?君が行ってしまったら残されたお姉さんは?」潤
「だが兄も志願しこの国を立ち男として勇敢に戦った。僕だけ残って燻っている事なんて出来やしない!」大根な一
「それも全て大切な人を守るためだろう?だったら!今一番近くにいる人を君が守らずに如何するんだ?」真剣な表情で一の肩を掴む潤
「へ?あ…うん」
「カーット!」
「OK!」
溜息が洩れる
「やるなあ!上賀茂。お前に演技の才能があるとはなあ」感心する一
「凄いなあ君は!本格的にウチでやらないか?」学生1
「いえ…それは…事務所が…」
「?」

次はあらしの場面
「あらしちゃん、準備イイ?」
「はーい!」

S.15 C.003
偲ぶ少女

「シーン15、カット3。戦地に赴く恋人を偲ぶ少女」
「何じゃ?そりゃ…」
「用意」
「まわった!3.2」
「アクション!」

階段の踊り場から外を見るあらしが振り向く
少し悲しげな微笑みを湛えて…
ハッとする潤
ポットなる一
皆そのまま動きが止まる
「何時まで撮ってんのよ?」突っ込むマスター
慌ててカットと学生
じっと見上げたままの潤に
「如何した?上賀茂」
「あ、否、何でも…」


「お疲れ様でした~!」
あらしを探す学生達
「ちゃんと飲みに誘ったか?」
「それが用事があるんだって」
「私が行ってやるよ!勿論おごりでな」
マスターの言葉に焦る学生

あらしが立っていた踊り場に立つ潤
手にはあらしとあらしの友人の写真

先のあらしと同じ表情で振り向く潤

そこに
「上賀茂!ここにいたのか?」一
「帰るわよ~潤君!」あらし
「あらしさん」
「ん?」
「俺、信じるよ」
「潤…お前」
「何て言うかな…俺の直感?さっきの演技って言うか、仕草を見てさ、それが一番自分の中で納得いくんだ!」
「潤…」
「あれ、演技じゃないでしょ。あれがあなたの本当の姿。あなたは…本当に60年前の人なんだ」
微笑むあらし

方舟
「製作中止?」一
昨日撮影した映画にずっとノイズが入っていて全部使えないらしいとマスター
「ノイズ?」潤
「あらしのカットなんて何も見えないんだってさあ。やっぱ心霊現象じゃないかって。幽霊って本当にいるんだなあ…」
「私の所為かな?」
「写真にはちゃんと写るのにな」潤
「それ、まだ生きてた頃だから…」
「この隣の人は友達ですか?」潤
「カヤって言って親友だったんだ!とっても綺麗で大人しい子だったのよ」
「外国の方ですよね?」一
「ドイツ人よ!透き通るような白い肌なの。よく遊んでたなあ…今どうしてるかな?」
「分からないんですか?」
「空襲のごたごたでお互いバラバラなまま。きっと今でも何処かで静かに暮らしていて、きっと可愛くて素敵なおばあちゃんになっているわ。きっと…懐かしいなあ。なんだか会いたくなってきちゃった!」
「じゃあ、会いに行きましょうよ!」一
目を見開くあらし
「探せばきっと見つかりますよ!例えドイツでも。俺も手伝います…あらしさん?」
「そっか…探せばいいんだ…探せばいいんだ!何で今までそんな簡単な事に気付かなかったんだろう?」
「…あらしさん」
「やだなあ!一人ぼっちに慣れちゃいけないね」
微笑む一と潤
「ありがと!」
とドアが開き客が入ってくる
「いらっしゃいま…」止まる潤
それはあらしの横に写っていた…
驚く一と潤
振り返るあらし
「写真の人…」潤
「如何して?」一
「久しぶりね、あらし」
「カヤ…」
微笑むカヤ


食べ物を探すグラサン
探せば色々って…調味料ばっか!?並べた挙句卓袱台返し

「ええ!?何で?カヤは可愛くて素敵なお婆ちゃんになって何処かで静かに暮らしてるんじゃなかったの?」
「それはこっちのセリフよ」
「60年前の人が2人も?」潤
「あらしさん!こいつはどえらいこってすぜ。一体如何して?…あらしさん!」
考え込むあらし
「…ま、いっか!」
扱ける一「ええ!?いいんですか?」
「だって!私もどうしてだか分からないんだもん。それより今はこうして又会えた事を喜ぼうかねえ。お久!カヤ」
「変わらないわね。そう言う軽い所」

「懐かしい写真ね。良く今まで持っていたわね」カヤ
「友情の証だもん。当り前でしょう?」あらし
「嘘。図書室の本に栞代わりに挟んだまま忘れてんでしょう?」
凹むあらし
「あなたのその物を失くす癖、60年もあったらいい加減直ったのかしら?」
「勿論!もう失くす物は無くなったから平気よ!」
「それ直った事になってないっす」
「この子大切な交換日記も無くしてしまったのよ」
「違うもん!あれはちゃんと机の上に置いておいたもん!」
「もんじゃないでしょ?イイ大人が。この60年であなたが覚えた事は嘘と浅知恵で取り繕う事?」
「60年だと良い大人じゃ無くて…もう老人っすね」
殴る音
背後から絞める様に抱えられる一
「女性に年の事は云わない」
「あなたは読まなかっただろうけどあの日記には大切な事も書いておいたのよ」
「大切な事って?」
「今更ばかばかしくて言えないわ」
「ええ!?気になる~」
「失くしたあなたが悪いのよ」
「いいわ。そんなに言うなら取ってくるから。一ちゃんも手伝って!」
「飛ぶんですか?」
ハッとするカヤ
「あらし、もしかしてあなた…」
「そ!私達通じたの」

学校を訪れるあらし達
「じゃあ行ってくるね!準備はイイ?一ちゃん」
「合点!」
手を繋ぎ走り出すあらしと一
方舟の制服がセーラー服に!
60年前の大倉山高等女学校へ…セピア色の風景

モンペ姿の女学生
戦意高揚のポスター

疎開した妹の手紙が検閲で墨が入っていた事を嘆く女学生
戦争が終われば…戦地に赴いた兄も帰ってくるのに…

手をつないだまま校内に入る二人
迷子になったら元の時代に戻れないから…

「一寸!嵐山さん…そんな恰好でいると怒られるわよ」
「うん!」

櫻組教室

「あった!カヤとの交換日記」
机の上に置かれた日記帳を読み
「うん、成程ね。返事も書いておこうっと!」と書き加える

カヤと潤が待つ前に
「ただいま!」
と戻ってくるあらし達
「ほらちゃんとあったわよ!失くしてなんかないんだから」
「相変わらずそそっかしいわね」
気付く一
「如何したの?一ちゃん」
「何で日記帳が失くなってたのかわかった」
ハッとするあらし
「この時代に持ってきちゃったからだ」潤
微笑むカヤ
「それで日記に書いた大事な事って何だったんですか?」
日記を見せるあらし

なにかあって
はなればなれに
なったときは
方舟でお互ひ
おちあひませう

あいよ!
お待たせ!

「約束、果たせたわね」
「うん!」



―ご機嫌はゐかが、やよゐ。
―とてもよろしくてよ、加奈子。

「そう、それはよかったわ」
「又、面白い本を読みましたのよ」
「まあ!それは何という本かしら?」
「それは…タイトルを忘れてしまったわ」
「どんな御話か聞かせて下さる?」
「ええ!よろしくてよ」

それは絶望が支配し世界
象の如き巨人達が悪魔の装束に身を包み
殺戮と荒廃を持って大地を穢す
信じる友に裏切られ
失意に暮れし彼は
その類稀なる力を持って復讐を誓う
愛する女性を失い
無数なる痛みを刻みし彼は
その悲しみを糧に人々を救い戦う
彼は終末に現れしメシアのレジェンド

「まあ!なんて壮絶なお話でしょう」
「その豪傑なる救世主には決まった口癖があるの」
「なあに?聞かせて!」
「う…アタタタタタ…お前はもう死んで…」


「夏と言うと…」カヤ
「水泳ですよね?」潤
「私、泳ぐの得意よ」
「クロールですか?それとも平泳ぎ?」
「シン・ギョウ・ソウ」
「それって…古式泳法?」
「明日も元気に早起き!」


次回、「秘密の花園」


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最終更新日  2009年05月12日 17時35分25秒
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