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2009年05月12日
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カテゴリ:アニメ
―ご機嫌はゐかが、やよゐ。
―とてもよろしくてよ、加奈子。

「そう、それはよかったわ」
「又、面白い本を読みましたのよ」
「まあ!それは何という本かしら?」
「それは…タイトルを忘れてしまったわ」
「どんな御話か聞かせて下さる?」
「ええ!よろしくてよ」

それは殿方と殿方の愛と友情の物語
信頼する友人と共に戦う男と男の熱き心の交流
彼等は立ちはだかりし幾度もの障害を乗り越え
正義と信念とめくるめく愛を胸に
互いに肉体をぶつけ合い見る者を陶酔の世界へと誘う

「まあ!なんて心ときめくお話でしょう」
「その若きミッドフィールダーには決まった口癖があるの」
「なあに?聞かせて!」
「ボールは友達!コン!!」


OP(5回目の夏の恋は五番街に連れてって~「夏の嵐篇」)


私には皆に隠している事がある
他人にとっては如何でもいい様な事だろうけど
今更明かす事の出来ない自分だけの秘密

鳩時計が9時を示し飛び起きる潤

「おはようございます」方舟に駆け込む潤
「遅いぞ、潤」
「すいません!直ぐ支度します」
男子更衣室で着替える潤
光が…現れるあらしと一
「あらしさん。今度から気をつけて下さいよ」
「ごめんね!一ちゃん。どうしても日の本が気になっちゃって」
「あ!よう、上賀茂。今出勤か?」
上半身裸の潤、真っ赤になり、胸を隠す様に…
「き!」
「き?」一
「き!」
「き?」あらし
「キャアー!」
一を平手打ちにする潤

方舟の制服のカヤ
「いらっしゃいませ!どうぞ、お好きな席へお座り下さい」
「カヤ。その衣装似合うね」あらし
「そうかしら?」
「うん!綺麗だよ」
「変わってないわねえ、ここ」

メニューに
鯨料理フェア

鯨の竜田揚げ
鯨の大和煮
鯨ステーキ
鯨ベーコン
鯨豆腐
くじらもち
くじらようかん

「うん。ここは空襲に遭わなかったからね。だから私ずっとこの辺りにいたの」

「あらしさんも綺麗だけど、カヤさんも異国情緒があってイイよなあ」一
「ふん!相変わらず不純な奴」ムッとしたまま皿を拭く潤
「まだ怒ってんのか?男の癖に着替え見られた位で騒ぐなよ!」
「お前が無神経過ぎるんだよ!」
「おめえが大袈裟過ぎるんだよ!上賀茂!ホントはおめえ女なんじゃないのかあ?」とくねくね一
「な!?何を根拠にそんな」
「男ならもう少し鍛えろよなあ。胸なんかがりっがりだったじゃねえか」
真っ赤になり一の足を踏む潤
飛びあがる一

「2番テーブル、アイスコーヒーを1つお願いします」カヤ
「はーい」
コーヒーを淹れに行く潤
「本当に無神経な奴!…あれ?」
コーヒーが出ない?
「それ何か調子悪いんだよねえ」マスター
叩いても…
「やーっぱ拾ってきたんじゃしょうがないかあ」

キャンディを1つ口に放り込む潤

「塩ください」

ミルクを取りに冷蔵庫を開けようとする潤だが扉に…
「如何した?上賀茂」一
取っ手に近づく…

「塩ください」

涙が滲んでくる潤
「ったく!男の癖にだらしないなあ…知ってるか?ゴキブリって洗剤かけると死ぬんだぜ」ニヤリと台所用洗剤を手にする一
「ひっ!…」
声にならない潤
狙いをつけ
「おし!行くぞ。3、2、1、0!せえの!用意発射。フン!」
膨らむ泡が弾け…「あ…」

「あの、塩」

その間に潤の手に…Gが…溢れる涙
叫び!
へたりこみ調理台にぶつかる潤にミルクポットが倒れ…ミルクを被り…皿が割れ…

笑って謝る一
「悪い!洗剤切れてたわ」
「八坂!」

制服を洗濯しシャワーを浴びる潤
「何であいつはあんなにバカなんだ!神経を疑うよ!ホントガキだ!考える事もやる事も子どもなんだ」
「着替えここに置いとくよ~」マスター
「ハイ!すいません」
タオルで頭を拭き
「男は皆ガキだって分かるけど八坂の場合は酷過ぎる!もっと人の事も考えろってんだ!」
「おーい!潤。客がいっぱいだ。急げよ!」
「ハイ!今行きます」

「お待たせしました」歩きにくそうに現れる潤
「お前…その恰好」驚く一
「え?何?」自分で見て驚く潤
「だははははは!何だそれ?」一
「潤君可愛い!」あらし
「な!?何ですか!これは」
「見りゃ分かるだろう?ここの制服だよ」
「これ、女性用じゃないですか!?」 
「着替える時に気づけよ」
「考え事してたんだよ!」
「男用の予備が無いんだ。今日はそれで働いてくれ」
「私服に着替えてきます」
「だ~め!店の雰囲気ってもんがあるでしょう?」
「女装は店の趣旨と違うでしょう?」
「バレなきゃ大丈夫だ」
「そんな…」
電卓を出すマスター
「ええと八坂が賭けに負けた分に加えて今朝の遅刻の分にさっき割った皿の代金、風呂の水道代に片付けに掛った時間を時給で割って、他には?」
「零したミルク」一
「おっと忘れてた…こんなもんか?…そんじゃよろしく!」

オーダーを取りに行きナンパされる潤
「きみ可愛いね!」
「ありがとうございます」
「新しく入った子なのか?」
「ええ…まあ」
「メアドを交換しないか?」
「すいません!お店の決まりで」
「ねえ君!次はこっちもオーダーね」
「はい!お待ちください」

その様子をにまにまと見ているマスターと一
「おお!結構もてるな。こりゃいい客引きになるかも」
「確かに!女としての魅力はマスターに勝ってますなあ」
「ナヌ!?」

「潤、ちょっといいかしら?」
「何ですか?カヤさん」
「衣紋を抜いた方はいいわよ」
「衣紋を抜く?」
「着物を着る時は衿を拳一つ分後ろに下げて首筋を出すの。はい!この方が見た目が良いわ」
「あ!ありがとうございます」
「着物の着付けは女性の嗜みですよ」
「はい!って俺は男です!」

「5番テーブル、アイミティー1つです」あらし
「ハイ!」
アイミティーを淹れに行く潤だが…機械の調子は悪いまま
「全く…もう!」

「塩ください」

冷蔵庫に向かう潤だが…今度はガンバ!?がチューチューと…
「何だ、又かよ」
「大丈夫!今度は新品だ」
台所洗剤を構える一
「よーし!行くぞ。3、2、1」
鼠向かって迸る洗剤

「あの!塩…」

台所のドアから潤の手を伝って登ってくる鼠
叫び!
再びへたりこんで…ミルクを被り、皿が割れ…

「何だ!鼠には効かねえのか」
「やーさーかーっ!」

着物の制服も干し、再びシャワー
「信じらんない!信じらんない!信じらんない!!やっぱりあいつは本物のバカだ!鼠に洗剤掛けたってタダのシャンプーだろ!そんな事も分かんないのか!?」
「オーイ潤!まだか?」
「今行きまーす」

「お待たせしました!」
現れた潤に驚く一達
「え?何?」
メイド服!?の潤
「うわー!」
愕然とする一
「うわあ!潤ちゃん可愛い!」あらし
「何ですか!?これは」
「見りゃ分かるだろう?メイド服だよ」マスター
「男が着る物じゃないでしょう!」
「だから…着てる時に気づけよ!」一
「だから!考え事してたんだってば」
「もう予備が無いからここの制服選ぶ時の候補だった奴を引っ張り出したんだ」
「候補?」

メニューにはロコ料理フェア

「そうだったんだ!てっきりマスターの私物かと思ってた」
「私物だけどね」
「はあ?」
「私服に着替えさせてください!」
「ええっと…さっきの分に今度の分で利息が複利が雪だるまっと…そんじゃあ、よろしくね!」
がっくりくる潤
一の視線に「何だよ?」
「お前、それで胸があったらホントに女だな」
不穏な空気
「ま、まさか…」
一の眼に写る殴りかかる潤の姿
砕け散るレンズ…
拍手するあらしとカヤ
床に叩きつけられる一と眼鏡


 OP 2009年5月13日発売!
ムード歌謡風でねっとりしたOP
あらし役の白石涼子、カヤ役の名塚香織もコーラスとして参加
第1話オープニングのフルサイズを収録。





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最終更新日  2009年05月12日 17時35分48秒
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