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2009年05月29日
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カテゴリ:アニメ
CM

(刻印の針が一周した時、契約者はアヴィスの最下層へ落とされる)
ドアを開け出てくるギル
「オズ?如何かしたのか?」
ギルに肩をポンと叩かれ思い出すオズ

「契約を解くにはお前が死ねばいい」
アリスに向かってギルは言った

ハッとするオズだが笑顔になり
「何でもないよ」
「オズ!何だこれは?」花束を拾い上げるアリス
「ああ、それ」
花束からパサリと手紙が落ちる
「青い服を着た可愛い女の子が持って来たけど」
手紙を拾い差出人を見るギル
「ヴィンセント…」
開けてみるギル
花束を物珍しげに見るアリス
「何?誰から?」
中を見てハッとするギルだが
「何でもない」
訝しげな顔をするオズ
「それよりも腹が減っただろう?」
花束をもしゃもしゃ食べているアリス
「晩飯の材料でも買いに行くか」
顔が歪み…花を吐き出すアリス。うえ~…

街を歩く三人
「俺達が見たアリスの記憶についてはブレイクが今調べてくれている、筈だ。だから取り敢えず今は自宅待機だな」
「うん」
足を止めるアリスに気づかす歩くギルとオズ
「俺もお前に話しそびれている事が色々あるし」
頷くオズ
走ってくるアリス
「おい!オズ見たか?あっちに旨そうな肉があったぞ」
「肉?」にらむギル
「何々?食べたいの?」
「うむ…食べたい…ぞ」急に大人しくなりオズの服を引きじっと見つめるアリス
「だめだ」取り合わないギル
「何でだ!?」
「出来あいを買うより材料の方が安い。常識だろう」
「この腰抜け共め。もういい!自分で取ってくる!!」指をバキバキ鳴らし向かうアリス
「待て!分かった!買ってやるから」
慌てて戻るギル、オズをちらと見るが
「俺はいいよ。ここで待ってる」と傍にあった樽に腰掛けるオズ
オズの肩に手を置き
「ブレイクに言われた事気にするなよ。あいつの行動のほとんどは無意味な嫌がらせだ。俺だってこの10年間どれだけ…」思い出し拳を握るギルだが
「ギル、俺は大丈夫だから!早く行って」
その間にも聞こえてくるアリスと店主が言い合う声
心配そうにオズを見つめるギル
突然聞こえてくる叫び声
「やれやれ!直ぐに戻る」とオズに帽子を被せるギル「おい待て!バカウサギ」と走って行く
(俺が、ブレイクの言葉を気にしてる?)

「君は一体何処にいるんだい?私のこの濁った眼には君の姿が全く映ってないのだがねえ」

目を閉じるオズ

「何が君をそこまで歪ませたのか」

映像がテレビを消した様にぷつりと消える
あらわれるオズの後姿

(歪み?…そんなもの、俺にはないよ。だってあの時、ちゃんと乗り越えた筈…なんだから)

「オズに聞いたぞ」
食べ物を抱え肉にかぶりつくアリス
店主に金を払い振り向くギル
「お前も記憶がないそうだな。やはりあれか?親の事も覚えてないのか?」
「何故そんな事を聞く?」
「別に…ただ、親とは如何いうものかと気になっただけだ」
ハッとするギル
アリスを追う
アリス、立ち止まって振り向かず
「なあ、命を産み出すのが親だと言うなら、存在理由を作るのも又親か?」
「さあな」
舌打ちするアリス
「お前に聞いた私がばかだった。もういい!後でオズに答えさせ…」
「止めろ!」
ギルの声に周囲の人が振り返る
アリスを連れ物影で話すギル
「オズの前で両親の話をするな!」
「何故?」
「何でもだ!このバカウサギ。オズにとってデリケートな問題なんだよ!」
「は?」
「お前には…チェインには分かる筈のない事だ!」
一瞬ハッとするアリスだがニヤリと笑い
「オズが、デリケートだと?…アヴィスに落ちても暢気にクッキー食ってるような奴だぞ!寧ろ頭の螺子が5、6本抜けてるとしか思えん!」
にらみつけるギルだが
「お前にしてもそうだ!何であんなへらへらしたガキに従おうと思うのか?」
バンと壁を叩くギル
食べ物を袋ごと落とすアリス
「何も知らないくせに…俺のマスターを侮辱するな!」ギル
「ふん!ならば仕方ない。話してみろ!」腕組みするアリス
「はあ?」
「つまり今のは知った上なら存分にバカにして良いという事だろ?」
「はあ?」
ぎょっとするギル
積み上げた箱の上に座りギルを見下ろし
「私は下僕の昔話等に興味はないがでもお前がどうしてもと言うなら聞いてやらん事もないぞ!」
怒りに震えるギル
「それに今聞いておけばオズに聞く手間も省けるしな」
「こんのお!糞うさぎーっ!」怒鳴るギル

顔を上げるオズ
「ん?…二人とも遅いなあ」
そこに聞こえてくる子どもの声
「止めろ!返せよー」
「見ろよこいつ!母ちゃんの写真なんか持ち歩いてやがるぜ!」
ペンダントを手に笑う少年
ペンダントを取り上げられた少年が他の少年に羽交い締めにされている
「貴族のおぼちゃまがいい様だよなあ!知ってるか?こいつの親父借金待ってもらうためにこの前道で土下座してたんだぜ!」
「ハハハ!だっせえ貴族!」
「お父さんをバカにするな!」
振り切ってペンダントを取り戻そうとする飛びかかるが取り上げていた少年の手からすっぽ抜け…
「あ!」
他の者の手に…
転ぶ少年
「へえ!面白そうな事してるね。お兄さんも混ぜてくんない?」オズ
「何だ?お前」
「にしても君達、いじめの仕方がなってないねえ」
「はあ?」
「やるならもっと徹底的に。そんな幼稚なのじゃなくてさ…これで腕を落とすくらいやっちまえよ!」オズの手には斧
「ええ!?」怯えるペンダントの少年
「腕を!?」いじめていた少年も…
「今お手本を見せてやるぜ!イイ声で鳴いてくれよ!」
「やめてー!」「こらー!俺を置いて行くな!」
逃げ出す少年達
涙を浮かべ動けずに叫ぶペンダントの少年だが…
ペンダントを差し出すオズ
「な~んてな!」にっこりオズ


「へえ!お前の母さん綺麗な人だな」写真を見せて貰うオズ
「うん!もう死んじゃったけどすごく優しくてあったかいんだよ」
ペンダントを返すオズ
「寂しいか?」
「ううん!だって僕にはお父さんがいるもん…僕の家ね、お金無くなって大きなお邸に住んでられなくなっちゃったんだって。お家は狭くなって使用人もいなくなっちゃったけど、でも!前よりもお父さんが傍にいてくれるんだよ!」
嬉しそうな少年の言葉にハッとするオズ
「だから!僕は寂しくないんだ」
へへへと笑う少年
「そっか…この!」と少年の頭をくしゃくしゃするオズ
「ねえねえ!お兄ちゃんは?」
「え?」
「お兄ちゃんのお父さんとお母さんはどんな人なの?」
詰まるオズ
白い自分の後姿が浮かぶ
俯くオズ
「お母さんが、君と同じで、もう、いないよ。父親は…そうだな」
ブレイクの帽子を被るオズ
「うん…顔も覚えてないや…」

オズの心を映したかのように不気味に赤い夕焼けに染まる空
屋上から街を見下ろす青いドレスの少女


ED


知ってしまうのが怖いんだ……!
張りつめた緊張の糸が切れた時―
オズの心はどうなってしまうのだろうかと
あんな子供、
生まれてこなければよかったのだ
最初からそういう事だったんだよ
すべて受け入れてしまえばいい……
ワカメ頭、私の力を解放しろ!

次回、「呪いの言葉」


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最終更新日  2009年05月29日 16時13分21秒
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