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テーマ:アニメあれこれ(26109)
カテゴリ:アニメ
「街へ行った?こんな朝っぱらから?」随分お茶目な格好のオスカーおじさん
「ええ。何でもオズ君が街でレイブンの大事な帽子を失くしたとかで」新聞を読みながらブレイク 「探して来る!」とオズとアリスを抱え出て行ったレイブン 「…と三人で仲良く出て行きましたよ」 「何だよ!せ格10年ぶりにスキンシップが出来ると思ったのになあ」 「あら?ではブレイクと一緒に行かれては如何ですか?」お茶を飲みながらシャロン 「私も後ほど街へ向かう予定なんですよ」 「な、今度は何企んでる?ザークシーズ」ブレイクの頭に凭れるオスカー 「アハハハハ!酷いなあ。ただ良い感じに獲物が餌に喰いついたものですから食い逃げされない様に見張りに行くんですよ」 鈴の音のころころした音 Welcome to Labyrinth 鏡の国 机を挟みボキボキと指を鳴らす男とギルの帽子を被った男 反対側で腰に手を当てすっくと立つオズと頭痛そうなギル 指くわえてるアリス 「あのな、オズ。何でこんな事になっちまったんだ?」 「え?…だから、ギルの帽子を探して街中散々歩きまわってやっと酒場で見つけたんだけど… 「これは彼女からのプレゼントだ」酒場でギルの帽子を被った男 「いーや!俺の帽子だ…返せ!」ギル 「否返せない!」男 「返せ!」 「絶対返せない!」 でもめにもめちゃって、そこへ颯爽と現れた正義の味方(オズ)が腕相撲で勝った方が帽子を取るって事で話をまとめたからじゃないか! どうやら3対3で対決の様子。紙芝居風に。最後はアリスと手を振っているシャロンが並んだ絵でつづく 「誰が正義の味方だ?誰が」 「まあいいじゃん!暴力で解決ってのは俺の趣味じゃないしこれはこれで楽しそうだし」 「だけどなもし負けらた俺の帽子があいつに!」 「う~ん。その時は諦めて新しい帽子買えば?」 「俺はあの帽子が良いんだ」 「心配いらないさ、ギル。俺とお前が勝って2対1。それで終わりだ」 「お丈ちゃんも勝負に参加するのか?」 「だったらこの肉食べてがんばりな!」骨付き肉を出す店主 「おおー!」 ラウンド1のラウンドガールはシャロン 「手加減しねえからな。覚悟しな!ガキ」帽子を被った男 「お手柔らかにお願いしますぅ。僕見た目通りのか弱~い少年なんで!」とくねくねオズ 「セット!」 「あ!それはそうとお兄さん、知ってます?」 「何だ!?」 「ここだけの話なんだけど、あなた…」 手を組んだままぼそぼそと相手の男に囁き続けるオズ だんだん汗かいて蒼白になっていく男 「レディー!ファイッ!」 勝負開始の途端、トン!と男の腕を倒すオズ 勝者はオズ 思わぬ勝負に歓声があがる オズに負けてよろよろの男 「おい!?一体如何したんだ?」仲間の男 「何をやった?」ギル 「うん?別に~!」 ラウンド2はエコー 「ま、俺の相手は女。負ける筈が…」 「この私にど~んと任せておきなさい!お嬢さん。このオスカーおじさんが美女のピンチを華麗に救って差し上げましょう!」 頬にキスマークをつけギルの相手の女を抱きよせ薔薇背負ってるオスカーが笑う 「え?…どした?2人とも」 オスカーの登場に驚いて固まってるオズと頭を机に打ち付けるギル 「お、オスカーおじさん!?」 途端に背を向けて走り出すギル 「ま~た逃げる気だな?ギルめ。だが甘いぞ」 突然男二人に腕を抱えられるギル 「やだ!離せ!離せ!」 テーブルに着くオスカーとギル 「久し振りだな?ギル」 「俺はベザリウス家を裏切ったんです。だからあなたの前にいる資格など…」 「ったくお前は!その事は俺も認めたのに…そう言ってこの10年間俺を見るなり逃げ出すんだからよお。本当に大きくなったなあ?ギル。俺は嬉しいよ」キラキラオスカー 「も、勿体ないお言葉…」ウルウル感動するギル 「ファイト!」 「ほれ!」 あっさり勝つオスカー 勝鬨を上げるオスカーの顔に増えてるキスマーク 真っ白になってどんより沈んでいるギルの後姿 「ギル…」 「あーはっはっは!やはり貴様の力はその程度だったか!ワカメ頭。だが安心しろ!下僕の不始末は私が肩をつけてくれるわ」アリス 「ど、如何しよう?お前が負けるとは思わなかったからアリスについては何も考えてないよー!」焦るオズ 倒れるギル ずしんずしん音を鳴らし近づく男 「言っとくが俺は女子どもでも容赦しねえぞ」 「好きにしろ。貴様こそ命乞いするなら今のうちだぞ?このタコ!」 「だ、誰がタコだ?ええ?」 「タコが気に食わなければゴリラ。カバ。泥道歩いた靴の裏。好きなのを選べ。遠慮はいらん」 傍にいる審判の男が蒼白になっていく 「て、手前!」 「おい!やたら挑発してるぞ。何か策でもあるのか?」オズを揺するギル 「そうだ!アリスの事だからきっと」 ファイナルラウンドはエミリー 怒りで頭に筋を立てる男 平然ととしたアリス 「レディー!ファイト!」 「この私に当たった不幸を呪うんだな!靴底~!」 自信満々のアリスに期待に満ちた顔になるギルとオズ、そして街の人々 「うーん!んー!」(は!?しまった!力を封印されていたのだった…) 「「だー!やっぱノープランか~!?」」 「ヘヘヘ。さっきの威勢は如何した?容赦しねえって言ったよな?腕が折れても文句は無しだぜ!」 男が雄叫びをあげると袖が破れ盛り上がった腕が現れる 「待って!」「俺の帽子が!」 オズの額にギルの手が偶然… 「フヘヘヘ」嗤う男 呻るアリスの眼が赤く…爆発する力が腕に籠められる 腕を机に叩きつけられる男 そのまま体も引っくり返る 「舐めるなー!」 驚く帽子の男と女と勝負の隙に別の少女の花を差し出していたオスカーも…観戦していた皆が… 「ウイナー!」 「やったー!」 アリスの勝利に盛り上がる街の人々 「おい、ギル?」オズの額に当たったギルの手は偶然では無かった… 「何も言うな…帽子を取り戻すためだ」 「オズ!今の見たか?」 「うん!」 「勝った!私はちゃんと勝ったぞ!」えらい喜びようのアリス 帽子を置いてそそくさと逃げる男と女 「オスカー、おじさん」 「やっと会えたな?オズ。生きてて良かった!本当に」 オズの頭を撫でるオズカー 「あの…ごめんなさい。俺の所為で色々大変だったでしょう?」 「心配はいらん。ベザリウス家の方は俺が何とかやっている」 「俺もすみません。ベザリウス家を裏切るような真似を」 「あのなあお前ら感動の再会なのに何グダグダ言ってるんだ?」 がしっと二人を抱きしめ 「オズもギルも俺にとって大切な息子なんだ。だからちゃんと関わらせてくれ。お前らとこうして今いられる事が俺は何より嬉しいんだよ」 そこにリンゴを抱えたアリスが 「見ろオズ。店の親父が私の勝利を讃えてこんなに貢物を寄越したぞ!」 とアリスの目の前では良かった良かったと笑うオスカーに頭撫でられ笑うオズと畏まってるギルが… ハッとするアリス 「これから又俺達一緒だな」オスカー 「うん!」オズ 三人に背を向け歩き出すアリス (何だ?何故私は逃げる?) 和やかな三人の姿が思い浮かぶ (嫌だ。私はあそこに行きたくない) 人通りが少ない所まで来たアリス (糞!何なんだ?如何して私がこんな…) と鈴の音がころころと聞こえる 「誰だ?」 ゲっとなるアリスの前に片目が覗けるだけ穴のあいたレンガ色の紙で姿を隠して立っている怪しげな人物が… 「あ?ばれちゃいました?…いや~この忍術を見破るとは流石ですね!アリス君?」ブレイク 「出て来なくていい!ペロ。壁と一緒に粉砕してやる!」 「元気そうでなによりですよ」 「寄るな!」 「でもね、もう少し周囲に気を配った方が良かった様だ」 アリスの傍に来るブレイク 再び聞こえる鈴の音を探るアリス 「奴はずっと君の事をつけてましたよ」 突然アリスを抱きしめるブレイク 「何!?」 「私から離れてはいけないよアリス君。でないと、躾のなってない猫に道を迷わされてしまうからね」 「お前は?」 「アリス…アリス…アリス…アリス!…どこへ行っちゃったの?」探すオズ 道の真ん中に紙袋に入ったリンゴとエミリーが… CM OP 2009年7月8日発売!サウンドトラック第一弾! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月29日 11時18分53秒
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