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2009年08月25日
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カテゴリ:アニメ
「どうやらおとなしくはお仕置きさせてくれないようですね」カストル
口からツーっと血を垂らしながらにっこり笑うクロユリ
「やっぱり死にたいみたいだね」
対峙する二人
互いに駆けよりぶつかり放たれる光
クロユリの大剣がカストルの胴を薙ぐ
笑うクロユリだが
「やれやれ…成長しない御仁ですね」
ハッとし振り返るクロユリの前に蜘蛛の巣の様に張り巡らせた糸の上に立つカストルの姿が…
床を転がり離れようとするクロユリだが直ぐに距離を詰められる
構え直した大剣が払い除けられ床に!
「鬼ごっこはお終いです」


OP

賑やかな町の様子
髪を後ろで一つに結んだ受験生が走る
「リアム?何してんだ、早く来いよ!」
立ち止り後ろから駆けてくる薄紫の髪の年少の少年を待つ
「待ってよ!ウィーダ兄ちゃん…疲れたよ。ちょっと休もうよ」息を切らせ膝に手をつく
「何言ってんだ?大司教様のミサが始まっちまうぞ。大司教様のお話から試験問題が出るって噂があるんだぞ」
「…ホント?兄ちゃん。じゃ急がなきゃ!」
再び走り始める兄弟


Kapitel.19
まじわらぬ愛、されど消えぬ愛の行く末は…


鐘の音
沢山の人が行き交う教会へと続く橋の上、走る兄弟
ラゼットのオルガンと歌声
祈りを捧げる人々
司教やシスター、受験生達も…
間にあった兄弟も…

「じゃあ次の問題。バルスブルグ経典第5巻34章」
噴水の縁に腰掛け質問する兄
「えっと…闇より生まれし…闇より生まれし…悪しき者?…あ!ヤギ?」
噴水の中のラゼットに聞く弟
「ううん」首を振るラゼット
「あ!ウシ?」
「ううん」すいーっと泳いで行き羊の顔で戻ってくるラゼット
「あ!子羊!に耳を傾ける事勿れ」
にっこり微笑むラゼット
「正解。リアム、フェストの像を見に行こうか?」
「フェストの像?」

巨大な像の前に立つ二人
「お兄ちゃん、これがフェストの像?」兄に問う弟
「そうだよ。魂と魂を結ぶ神様なんだ」兄
「もうすぐ俺達」「結ばれるのね」
手を取り合う恋人
「エリザベス」「アルバート」…
人目を憚らぬ恋人達につい目がいってしまう弟
「…君がゲットできます様に!」
「エドワード様は私のモノよ!」
「30歳までに結婚するわ!!」
殺気立つ程真剣に願掛けする娘達が燃え上がる
「何かすごいね」
「目を合わせるなよ…さ、俺達も試験に向けて祈ろう。受験者は二人一組で戦わなければいけない。二人の絆が問われるからな」
「お参りしなくたって僕はお兄ちゃんが大好きだよ!」
「分かってるよ、リアム。だからこそその俺達の絆が解けませんようにってお祈りするんだ」
「うん」
見上げる兄弟
鎌を突き俯く像は見守っているかのよう

像と重なる様にカストル
「やっとお会い出来ましたね?」
「又貴様に、邪魔されるとはな、フェスト」アヤナミ

「解析不可能なノイズを確認!」
「この船に反応してます!アヤナミ様」
報告するも反応のないアヤナミ
「アヤタンねえ、今ちょっとお仕事中なの。少し待ってくれる?」ヒュウガ
「は?はあ…」
痛みを堪え胸に刺さるカストルの指を抜こうとするクロユリだが
「この子は渡しませんよ」カストル
「それは如何かな?」アヤナミ
放射線上に張られた糸の中心に捕えられたクロユリ
「やはりこの子を捕まえて良かった。貴方の魂を掴んだのも同然ですので」
ズブリとクロユリの胸に入るカストル手
アヤナミの口元から血がツーっと流れる
クロユリの口元にも…
「アヤナミ様、僕の魂をお離し下さい。このままではあなたまで…」痛みを堪え訴えるクロユリ
「この子の魂の半分は貴方の物なら貴方がそれを手放すまで一生僕。当たりかな?でも僕の受けるダメージは貴方にリンクしているから大変ですね」
「クロユリ。お前を犬死などさせぬ」アヤナミ
「はっ…アヤナミ様」
「あなた、本当は魂の全てを支配しその人間を意のままに操る事が出来るのでしょう?その能力の持ち主は嘗て二人いましたよ」
セブンゴーストの姿が…
「それとも今は半分しか操れない?一応聞いておきましょう」
忌々しげに睨むアヤナミ
口から滴る血が増えている
「あなたは、どちらですか?」
「愚問だな、フェスト」

「兄ちゃん!あっちの塔にも行ってイイ?」
「いや。ダメだリアム。何人たりともあの塔に近づく事は禁じられているんだ」
「どうして?」

「一つ言える事は、どちらも神に背いた反逆者だ」
ニヤリと笑うクロユリ
「この世に神などいない」
カストルの糸が伸びクロユリの体を締め付ける
「暴れると苦しくなるだけですよ」残忍な笑みを浮かべるカストル
「いるのは…愚かな人間だけだ…」
クロユリに巻きつく糸はクロユリを通してアヤナミにも伸び周囲を取り巻くが…
「ふっ…小賢しい!」
ニヤリと笑うアヤナミとクロユリが重なる
突然胸に刺していた手を掴まれカストルの顔が歪む
大剣で糸を薙ぎ拘束を解くクロユリ
「どうやらおとなしくお仕置きさせてはくれないようですね」
にっこりと笑うクロユリ
「やっぱり死にたいみたいだね」
大剣を構えるクロユリ
右腕を構えるカストル
対峙する二人が同時に駆け寄る
カストルから放たれた糸をカストルの胴ごと薙ぐクロユリが嗤う
「やれやれ…成長しない御仁ですね」
振り向くと蜘蛛の巣の様に張れらた糸の上に立つカストル
クロユリ目がけ降りるカストル
転がるクロユリ
近づくカストルに立ちあがって剣を向けるが
払い除けられ床に突き刺さる大剣
「鬼ごっこはお終いです」
睨み逃げるクロユリ
「逃がしませんよ」
カクリ…とカストルの体が傾く
クロユリの向かうドアの前に立つカストル人形達
とクロユリの体を捕える一体
「ほら捕まえた」
「こっちもね」不敵に微笑み見上げる
カストルがハッとすると金色の光が広がり…爆発!
飛ばされるカストル
飛ばされながらもニヤリとするクロユリ
ツタが伸びカストルを捕える
クロユリを抱きとめるハルセ
「カストル!」駆けよるラブラドール
「クロユリ様!」
ハルセの体には棘の生えたツタから光る翼の様な花が…
「ハルセ…」
頷きクロユリを抱いたまま姿を消すハルセ
「カストル…」
「逃げられてしまいましたか…でも助かりましたよ、ラブラドール。…またお会いできるのを楽しみにしてますよ。アヤナミ様」
ホッと息をつくラブラドール
壊れた人形のパーツを糸で回収するカストル
涎垂らして眠るフラウを抱えるラブラドール
「カストルが作った人形達は時々本当に生きてるみたいだね」感心するラブラドール
笑いながら
「私の魂と繋がっているからですよ」

「アヤタン。誰とお話してたの?」ヒュウガ
「ふっ…」
「悪い子?」顔を寄せて尋ねるヒュウガ
「そうだ」

黄色い太陽が空も世界も夕焼けの赤に染める
棘の生えたツタが生えるハルセを茫然と見上げるクロユリ
「…僕の所為だ…僕の読みが甘すぎた!アヤナミ様に何てことを!?」
「大丈夫です、クロユリ様。予定が少しずれただけ。作戦はまだ進行中です」
ハルセが話すのに反応するかのようにぴくりと動く光る翼の様な花
「ハルセ、その花、闇の力を食べ尽くすんだ」
「はい。でもまだ貴方を守る力はあります。十分です」胸に手を置き微笑む
「ハルセ…」
ハルセを見上げていたクロユリが一瞬俯き再び顔を上げる
きっと睨み食いしばる…再び口角を血が伝う
「クロユリ様!?」
「さあ、僕の血を飲んで。帰るまで持たせるから…」
ハルセの頬を撫でるクロユリ
「クロユリ様…」
つま先立ちになるクロユリ

停まる事無く進行するアヤナミが率いる艦隊
アヤナミの横に並ぶヒュウガ、コナツ
「時が満のも近い」


CM









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最終更新日  2009年08月25日 22時03分22秒
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